【前編】乳酸菌・納豆菌・酵母菌の菌体培養液の手作り・増やし方
酵母 生物学的位置づけ
酵母とカビについて
2023年7月8日 木村 凡
●生物学的位置づけ
酵母、真菌、およびキノコは、進化の観点から見ると、共通の祖先から分岐した生物群である。
いずれも、細胞内に核を持つ真核生物として、原核生物の細菌よりも複雑な細胞構造を持つ。真核生物は細菌のような原核生物がモザイク状に組み合わさってできたと考えられているので、サイズ的にも原核生物よりは大きい。
https://foodmicrob.com/yeasts-moulds/
人類の夢「不老長寿」大解明、東大・小林武彦氏が日本発展は「シニア」が鍵と語るワケ
2023年12月20日 Yahoo!ニュース
──(大隅基礎科学創成財団 理事 野間 彰氏)寿命を延ばす遺伝子として話題になった「SIR2(サーチュイン)」遺伝子のメカニズムを解明されました。これはどのように見つけたのでしょうか。
小林武彦氏(以下、小林氏):もともと私は、酵母菌を使った老化の研究をやっていました。マウスの寿命は2~3年なのですが、酵母菌は3日間できっちりと死ぬので、研究しやすく昔から寿命研究の対象になっていたのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08766c8eb52785a5f1ea7dfdcc5ef665297a0563
『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』
うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行
カフェインなのにプリン!? 1902
糖とプリン(体)の合成 エミール・フィッシャー(ドイツ 1852-1919)
1880年代、フィッシャーは糖類の構造を世界で初めて明らかにし、合成にも成功する。
さらには、カフェインや尿酸などが共通の化学構造を持つことを発見し、それらを「プリン(体)」と命名。
彼の一連の研究は、化学反応や生物化学などの研究に大きく貢献した。
砂糖を入れておいたら大発見! 1907
生化学的研究と無細胞発酵の発見 エドゥアルト・ブフナー(ドイツ 1860-1917)
19世紀、アルコールやパンづくりに必要な「発酵」は、現象自体は知られていたが仕組みは未解明だった。
多くの科学者たちが説を出し論争をする中、ブフナーは1897年、薬の研究のために酵母をすり潰し死滅させ、防腐用に砂糖をいれて放置しておいた。するとぶくぶくと気体が発生、つまり発酵が起きていた。
これは「酵母そのものではなく、酵母がつくる物質が発酵を起こす」という偶然の大発見となり、科学者たちの論争を終結させることとなった。
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どうでもいい、じじぃの日記。
うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「生化学的研究と無細胞発酵の発見」という項目があった。
南カリフォルニア大学の研究チームが、酵母菌(イースト)の寿命延長記録を樹立した。
特定の遺伝子の働きを阻害することで、酵母菌を通常の10倍も長生きさせることができる。
酵母の長寿関連遺伝子から老化機構の解明して、飢餓に強く、寿命が長い変異体を見つけ出そうという研究も進んでいる。