じじぃの「王女のなぞ・人生の知恵者・こびとのおじいさん!昔ばなしとは何か」

10 Things You Didn't Know About Your Favorite Fairy Tales

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AklPueRaKrY&feature=emb_title

The Gruesome Origins of Classic Fairy Tales

●Snow White
Walt Disney's 1937 animated film Snow White and the Seven Dwarves closely resembles early versions by Giambattista Basile and the Grimm Brothers, but just a few small tweaks turn this tale from charming to gruesome.
https://www.abebooks.com/books/the-gruesome-origins-of-classic-fairy-tales/index.shtml

なぞなぞ (グリム童話)

ウィキペディアWikipedia) より
なぞなぞ(Das Ratsel, KHM 22)は、『グリム童話集』に収録されている作品である。
【あらすじ】
ある国の王女が、自分に解けない謎を出した者と結婚すると布告していた。その代わり、王女がその謎を解いたら求婚者は首をはねられる。
10人目の求婚者である王子は王女に「ある人が、1人も殺さずに12人殺した」とは何か、という謎を出す。この謎は王子が王女のもとへ来るまでに体験した出来事を下敷きにしている。
この王子は旅の道中にある宿屋の老婆から毒の入った飲み物を渡されたが、その飲み物のかかった馬が落命する。この馬を食べたカラスを人殺しの悪党12人が食べて死んでしまった。これらの出来事が謎の正体である。
謎の解けない王女はコートを着込み、身分を隠して王子を訪れる。王子から答えを聞き出すが、コートは奪われてしまう。その翌朝、王女は謎を答えるが、王子が奪ったコートから策略を用いたことが発覚する。
最終的に王女はこの王子と結婚する。

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『昔ばなしとは何か』

小澤俊夫/著 福武書店 1990年発行

「王女のなぞ」

昔むかし、あるところにひとりの王さまがいました。その王さまには美しいひとり娘がいましたが、とても高慢な娘でした。わがままで、結婚しなければならない年齢になってもだれとも結婚しようとしませんでした。球根しに来る王子たちにはだれかまわず何か難くせをつけました。そしてとうとう王子たちをおどかすために、こんなお触れを出しました。「私に求婚しようと思うひとは、なぞを解かなければならない。もしなぞが解けなければ牢屋に入れられ、二度と釈放されないものとする」。けれど、どの王子もそのなぞを解くことはできません。次々に王子が牢屋に入れられるので、王女はすっかり喜んでしまいました。
しまいにはひとりも王子は来なくなりました。そこで王女はお楽しみを絶やさないために、こんなお触れを出したのです。「王子でなくてこよろしい。来たい者は誰でも来てなぞ解きをしてよろしい。なぞが解けた者と結婚するであろう」。
ところでそのころ、3人の息子をもった農夫がいました。上の2人の息子は賢くて仕事もよくできました。だが末の息子、これはハンスという名まえでしたが、この末の息子はばかだと思われていました。
    ・
「おまえにこの杖(つえ)をやるから、柳の木を探して、しなやかな良い杖を1本切って笛を作れ。作り方はわかるだろうな。笛を作るときにこの枝でたえず柳の皮をたたいて、おまえの知っているあの詩を唱えるんだ。そうやって笛ができあがったら、安心して王の城へ行きなさい。そうすればもう危いことは全然ないからな」。
そう言うとこびとの姿は見えなくなってしまいました。ハンスはさっそく笛作りを始めました。すべすべした、しなやかな柳の杖を笛にちょうどいいような長さに切り、笛の穴を通し、8個の小穴をあけました。つまり親指を除いた4本ずつの指で押さえるように、それからこんどはあの年とったこびとからもらった杖でその柳の枝をたたきました。こんなぐあいに唱えながら。
  「コッツン、コッツン、柳の木、
   犬のくそは白(はく)ぼくだ
   猫はこっそりやってきて
   笛の作り方を教えてくれる」。
    ・
ある日のこと、王女を乗せた馬車がそこを通りかかりました。王女には豚のおどっているのが見えました。そんなものは一度も見たことがなかったのですぐに、あんなおもちゃが欲しいと思いました。
つぎの日、王女は百姓娘に変装してハンスのところにやってきました。けれどハンスは、今までに何度も王女が散歩しているのを見たことがあるので、すぐに王女だと気づきました。変装した王女はハンスが腰をおろしている森のへりに来て、こんなじょうずにおどれる子豚なんて見たことがない、1頭くれないかとたずねました。ハンスはききました。「豚をやったら何をくれる? お金はいらないよ、食うものも飲むものも持ってるからな。それに給料だってもらえるんだから」。「そうなの? じゃ何が欲しい?」と百姓娘に変装した王女はききました。ハンスはある考えを思いつきました。「そうさね。スカートをひざのところまでたくしあげたら、おどりのじょうずな豚を1頭やるとしよう」。
王女はそんなことをするのはいやでした。それでくるりとうしろを向いて歩きだしました。だがそれからちょっと考えて、すぐにもどってきました。王女はこう考えたのです。「こんな森のなかだもの、誰も見てないわ。このばかな豚飼いだけなんだから」。王女はスカートをひざまでたくしあげました。そして子豚をもらって喜んで歩き出しました。
    ・
またまた百姓娘に変装した王女がもう一度子豚が欲しいと言うと、ハンスはこう答えました。「いいよ、もうひとつやろう。だがスカートをおなかの上までたくしあげてくれ」。そんなことはとてもできません。けれど王女はおどり続けている子豚たちを見ているうちに、けっきょく言われるとおりにして子豚をもらいました。今度は王女も用心して子豚をしっかりと腕に抱きました。そして無事に白の中庭まで着きました。ところがそこで子豚をおろした瞬間に、子豚はハンスの笛の音を聞きとって城壁にそって走りだしました。そして穴をひとつ見つけるとその穴をくぐり抜けてハンスのところへもどりました。ハンスは喜んで子豚たちをみんなおどらせました。みんなしまいには疲れはててしまいました。
そのとき、突然またあの年とったこびとがハンスのまえに現れてこう言いました。「ハンス、いよいよチャンスがきたぞ。豚の番をやめて全部小屋へ追い返しなさい。それがすんだらまたここへおいで」。ハンスはこのこびとのお年寄りの言うとおりにしました。そして森のへりにもどってきてみると、こびとのお年寄りはハンスのために、とても上等な服を用意していてくれました。ハンスはそれを着ると、まるでこの世でいちばんすばらしい王子のように見えました。それからこびとは言いました。「さあ、お城へあがって、なぞを解きたく存じますと申し出るがいい。だがおまえさんと会うのも今日が最後だぞ」。
さてハンスはそのつぎの日、お城に行き、王女のなぞを解きたいと申し込みました。誰もハンスのことを知っている者はいません。それになぞを解いて求婚しようという者も、このところずっと現れたことがなかったので、城の女官たちや召し使いたちは寄り集まって「ひどい目に会うのも知らないで、また物好きがひとりやってきたよ」と話合っていました。
王と王妃と王女はハンスを呼び入れました。王女が問題を出しました。「私だけが持っていて、この地球上誰もほかの人が持っていないものは何?」するとハンスはすぐに答えました。
「王女さまはおなかに3本の金髪を持っておられます」。

                  • -

どうでもいい、じじぃの日記。
童話の話には、人生についての重要なヒントが隠されているのだとか。
この「王女のなぞ」に、こびとのおじいさんというのが登場する。
昔ばなしのなかでは親が教えるという形で現れることがなく、第三者として現れる。
人が一生を歩む間に、知らず知らずのうちに他人からの忠告や援助を受ける。
行きずりに出会った知らない人の、ちょっとした言葉が、物語に出てくる若者に大きな影響を与える。
童話に、こんなに深いことが含まれているとは知らなかった。

「王女さまはおなかに3本の金髪を持っておられます」

私も、王女さまのおなかの3本の金髪を見てみたいです。 (^^;;

じじぃの「歴史・思想_462_サピエンスの未来・人類進化の歴史」

Australopithecus Evolution

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JtEkyk8vZ6E

世界史演習③(世界史学習の方法と人類の誕生)

山武の世界史
https://yamatake19.exblog.jp/18638795/

『サピエンスの未来 伝説の東大講義』

立花隆/著 講談社現代新書 2021年発行

はじめに より

この本で言わんとしていることを一言で要約するなら、「すべてを進化の相の下に見よ」ということである。「進化の相の下に見る」とはどういうことかについては、本文で詳しく説明しているが、最初に簡単に解説を付け加えておこう。
世界のすべては進化の過程にある。
    ・
我々はいま確かに進化の産物としてここにいる。そして、我々の未来も進化論的に展開していくのである。
我々がどこから来てどこに行こうとしているのかは、進化論的にしか語ることができない。もちろん、それが具体的にどのようなものになろうとしているのかなどといったことは、まだ語るべくもないが、どのような語りがありうるのかといったら、進化論的に語るしかない。
そして、人類の進化論的未来を語るなら、たかだか数年で世代交代を繰り返している産業社会の企業の未来や商品の未来などとちがって、少なくとも数万年の未来を視野において語らなければならない。人類の歴史を過去にたどるとき、ホモ属という属のレベルの歴史をたどるなら、100万年以上過去にさかのばらねばならない。
    ・
本書では、ジュリアン・ハックスレーやテイヤール・ド・シャルダンといったユニークな思想家の発想を手がかりとして、そこを考えてみたいと思っている。

第5章 人類進化の歴史 より

異端と正統の戦い

カトリック教会には、回勅という独特の情報伝達手段が昔からあります。ローマ法王が、そのときどきの重要問題に対する法王庁の見解を書簡という形にして、世界中の司教に送るのです。昔は法王庁から使者が出て、その書簡を持ちまわって回し読みしたので、回勅といわれるわけです。回勅はいろんな問題について出されます。
カトリックの教義の体系としては、13世紀に作られたトマス・アクィナスの『神学大全』という、日本語版だと25巻にもなる大部な決定版教義集があるのですが、それを見ればどんな教義上の問題にも解答が与えられているわけではありません。どんな宗教でもそうですが、時代を経るにしたがって、新しい問題が次々と起こり、それに対する信仰上の対応が迫られます。カトリックでは、世界10億人の信者と日々接していろんな問題を持ちこまれている末端の司祭からこの問題はどう考えたらいいんだという問い合わせが来るので、法王庁では、問い合わせが多い、答えるのがむずかしい問題について、ときどき統一見解を出す必要性に迫られるのです。
統一見解はさまざまな形で出されます。回勅以外に教書、教令など法王庁の公式文書の形をとったり、重要な場での演説という形をとったりします。回勅以外の書簡という形もしばしば用いられます。新約聖書を読んだことがある人は知っているように、新約聖書の半分以上は、書簡という形をとっていますね。主として、初期キリスト教のオルガナイザーであった伝道者パウロの書簡ですが、その他、ペテロ、ヨハネなどイエスの直接の弟子であった使徒たちの書簡もある。これらの書簡は、原始キリスト教時代の各地の教会に送られ、そこで朗読され、信徒たちはその書簡を通じてキリスト教の教えを学んだのです。

小さな証拠から大きなストーリーを組み立てる

イデオロギーの世界では、議論に含まれる論理性とか、それを信奉する人の数とか、現実的有効性などによって、主張と主張の間の決着がつけられますが、サイエンスの世界では、基本的には実験事実と観察・観測事実を誤りのないロジックで組み立てていく「証明」によって決着がつけられます。そうはいっても、サイエンスの中にはフィールドによって実験がむずかしい、あるいは、観察、観測がむずかしい世界がたくさんあります。ブラックホールのように、そもそも理論的に観測することが不可能なんていうのもあります。
    ・
テイヤール・ド・シャルダンが専門としていた進化論、古生物学の世界も多分にそういう趣きがあります。だいたい、生物の死体なんて、ほとんど分解してしまって、何の痕跡も残さないのが普通です。化石として残るなんて本当に奇蹟みたいなことですから、化石で進化を語るということは、極端に少ない証拠で、極端に大きなストーリーを語ることなんです。それに古生物の化石というのは、たいてい小さな断片で、1つの生物の骨格が丸々発見されるなんてことは滅多にないんです。ですから古生物学者は小さな断片から古生物の全体像を復元するという、ここでも小さな証拠から大きなストーリーを組み立てる仕事をしなければならないんです。そして次に、さまざまな古生物が複合して構成していたある時代の生物界の全体像を描かなければならない。次にそれらの全体像を時代から時代に追って、その歴史的展開を調べなければならない。そのときはじめて、生物進化の全体像が見えてくるわけです。それはほんの数片のジグソーパズルのかけらから、大きな絵を復元するみたいな仕事ですから、確実性はどうしても小さくなります。
ですから進化論、古生物学の世界ではいろんな異説が渦巻いています。

ヒトはどこから来たのか

テイヤール・ド・シャルダンが1922年に書いた学位論文は「フランスにおける始新世の哺乳類とその地層」というもので、始新世というのは、第三紀のはじめころで、だいたい5000万年前から3500万年前までくらいです。この論文は学問的に高い評価を受けて、彼はパリのカトリック大学の地質学・古生物学の助教授になります。このころ、彼はメガネザルの起源の問題を探究するうちに、彼の生涯をかけての研究テーマである人間の出現の問題に熱中していきます。
誰でも知るように、ヒトとサルは共通祖先から進化したわけですが、そのサルはどこから出てきたのか。よくわからないんですが、だいたい7000万年くらい前、第三紀のはじめかその少し前くらいに食虫類(トガリネズミとかハリネズミのたぐいですね)から進化したんだろうといわれています。進化的に古いのは、ツパイ、キツネザル、メガネザルなど原猿と呼ばれているサルですね。
    ・
原猿の中で、このメガネザルの祖先が、真猿と原猿の共通祖先となっています。つまり、人間のいちばん遠い祖先として確認されている霊長類はメガネザルの祖先なんです。同じ祖先から出ているわけだから、現在のメガネザルと人間の間にはかなり共通点があります。鼻や眼の構造、脳の構造、胎児膜、生化学的成分などがよく似ているといわれます。
(霊長類進化の流れの図を見せて)このように、原猿の中から真猿が生まれ、真猿が旧世界ザル(狭鼻猿類)と新世界ザル(広鼻猿類)にわかれ、旧世界ザルの中から、ヒトと類人猿の共通祖先であるヒト上科のサル(ホミノイド)が生まれてくるわけです。ヒト上科に属するサルとしては、プロコンスル、エジプトピクテス、ケニアピクテスなどさまざまな化石がアフリカ、アジア、ヨーロッパなどで発見されています。時代としては、2300万年前、1700万年前、1400万年前などいろいろです。
このホミノイドの中からヒトの直接の祖先であるヒト科(ホミニド)が出現します。ホミニドは、ヒト亜科とオランウータン亜科の共通祖先で、ヒト亜科からはヒト属(ホモ)、アウストラロピテクス属、チンパンジー属、ゴリラ属が生まれるという運びになります。
アウストラロピテクスに属するのが、いわゆる猿人で、いろんな種類が発見されています。ヒト属の中でまず分岐するのが、いわゆる原人で、ホモ・サピエンス旧人ネアンデルタール人など)と新人(クロマニヨン人)にわかれ、我々は新人の直系の子孫であるということになっているわけです。

じじぃの「乳がん・最多は北アメリカとヨーロッパ・肥満と関係がある?女性の世界地図」

#NEETSS - MCH - EARLY BREAST CANCER MANAGEMENT

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LBO-Ub12Ib0

Current Worldwide Breast Cancer Incidence Rate

Current Worldwide Breast Cancer Incidence Rate

This map shows current worldwide Breast Cancer Incidence rates. Breast cancer is by far the most frequent cancer among women with an estimated 1.38 million new cancer cases diagnosed in 2008 (23% of all cancers), and ranks second overall (10.9% of all cancers).
http://chartsbin.com/view/yq6

世界の乳がん罹患率、居住地域と閉経の前後によって傾向異なる

がんプラス
今回研究グループは、世界保健機関(WHO)がまとめた全世界のがん患者データ「Globocan」(2018年)、および世界5大陸のがんデータベースを用いて、乳がん罹患率と死亡率について検討を行いました。対象者のうち、50歳以上を閉経後とみなしました。44か国はそれぞれ、先進国、高所得国、中所得国、低所得国のいずれか所得カテゴリーに割り当てられ、日本は先進国に割り当てられました。
2018年に乳がんと診断されたのは、閉経前で約64万5,000人、閉経後で約144万人。乳がん罹患率は4つの所得カテゴリーのうち先進国で最も高く、閉経前10万人当たり30.6例、閉経後10万人あたり253.6例でした。
https://cancer.qlife.jp/news/article13396.html#:~:text=%E4%B9%B3%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E7%BD%B9%E6%82%A3%E7%8E%87%E3%81%AF,%E9%AB%98%E3%81%84%E3%81%A8%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

『女性の世界地図――女たちの経験・現在地・これから』

ジョニー・シーガー/著、中澤高志、大城直樹、荒又美陽、中川秀一、三浦尚子/訳 明石書店 2020年発行

乳がん より

世界的には肺がんと乳がんは症例が最もがんで、それぞれ男性、女性のがんによる死因の第1位。
世界的には、ほぼ170万件の乳がんが2012年の1年間に診断された。乳がん発症者が最多なのは北アメリカとヨーロッパで、最少はアジアとアフリカだ。
人口10万人あたりの発症率は、中央アフリカと東アジアの27人から西ヨーロッパの96人と幅がある。
2012年、北アメリカの乳がん罹患率は、アフリカの2倍を上回った。

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じじぃの日記。
「世界的には、ほぼ170万件の乳がんが2012年の1年間に診断された。乳がん発症者が最多なのは北アメリカとヨーロッパで、最少はアジアとアフリカだ」
女性のがんによる死因の第1位は、「乳がん」なのだそうです。
しかし、これは経済的に恵まれた国の話で、アフリカなどとは乳がん罹患率は異なるのだそうです。
「閉経後は卵巣から女性ホルモンが出なくなりますが、脂肪組織の働きで副腎のホルモンがエストロゲンに変化しますから、閉経後に肥満の人は乳がんのリスクが高まります」
だとか。

じじぃの「歴史・思想_461_サピエンスの未来・人間の位置をつかむ」

Do Asians THINK Differently?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=aEd7msMYLgU

optical Illusion diagram

Jesus Christ in Clouds

The Differences Between East And West In Terms Of Culture And Education

November 3, 2020 Global From Asia
Curious about the Western world vs the Eastern world?
It has been said that East and West can never meet up. They differ in history, religion, political system and so on. Differences are also clearly seen in the Eastern and Western ways in dealing with education.
https://www.globalfromasia.com/east-west-differences/

『サピエンスの未来 伝説の東大講義』

立花隆/著 講談社現代新書 2021年発行

はじめに より

この本で言わんとしていることを一言で要約するなら、「すべてを進化の相の下に見よ」ということである。「進化の相の下に見る」とはどういうことかについては、本文で詳しく説明しているが、最初に簡単に解説を付け加えておこう。
世界のすべては進化の過程にある。
    ・
我々はいま確かに進化の産物としてここにいる。そして、我々の未来も進化論的に展開していくのである。
我々がどこから来てどこに行こうとしているのかは、進化論的にしか語ることができない。もちろん、それが具体的にどのようなものになろうとしているのかなどといったことは、まだ語るべくもないが、どのような語りがありうるのかといったら、進化論的に語るしかない。
そして、人類の進化論的未来を語るなら、たかだか数年で世代交代を繰り返している産業社会の企業の未来や商品の未来などとちがって、少なくとも数万年の未来を視野において語らなければならない。人類の歴史を過去にたどるとき、ホモ属という属のレベルの歴史をたどるなら、100万年以上過去にさかのばらねばならない。
    ・
本書では、ジュリアン・ハックスレーやテイヤール・ド・シャルダンといったユニークな思想家の発想を手がかりとして、そこを考えてみたいと思っている。

第4章 人間の位置をつかむ より

自然界における人間の位置

”がリガー”は基本的に時間と空間の対数尺ですから、テイヤール・ド・シャルダンのいう7つの感覚(空間の無限さ、無限の時間、数、比率、質、運動、相互の関連に対するもの)のうち、1、2、4の感覚を養うのには役に立ちますが、3の「数に対する感覚」を養うのには役に立ちません。「数に対する感覚」というのは、要するに、この宇宙で起こるどんな小さな物質的変化、あるいは生命現象上の変化にも、驚くほどおびただしい数の要素(エレメント)がかかわっているということを知る能力です。
この世界で起きる変化は、ほとんどが基本的に化学的現象として起きています。化学的現象は、分子の相互作用で起きます。分子は、高校で化学をかじった人なら誰でも知っているように、1モルの物質(水なら18グラム、水素なら2グラム、酸素なら32グラム)の中には、必ずアボガドロ数、6x1023個の分子があるわけです。1023といったら、1兆の1000億倍です。どんな小さな化学変化にも、とてつもない数の分子がかかわっているわけです。
そのようなエレメントが、この宇宙にはどれくらいあるか。分子だと分子によってあまりに大きさにちがいがありすぎますから(生体高分子だと分子量何万というものまであります)、さらにその下のレベルの原子、原子も大きさにちがいがありすぎるので、その下の核子(陽子、中性子)のレベルで数えて比較すると、DNAが106から109。細胞が1012から1015、人間はその細胞が60兆あるから1028くらいです。
    ・
これまでこの地球上に生まれて死んだすべての人、つまり人間の歴史がはじまって以来の全人口がどれきらいかというと、実はそう大したものじゃないんです。もちろん正確にわかっているわけじゃありませんが、世界総人口は相当の間100万人以下だったんです。
氷河時代に終わった1万年前あたりから人類は急速に増えはじめます。文化的にも新石器時代に入り、原始的な農業がはじまりますが、そのころまだ世界人口は550万人程度と推定されます。だいたい兵庫県の人口程度ですね。紀元1年ごろで、やっと1億3000万人です。19世紀のはじめで9億人、20世紀のはじめで16億人です、20世紀の終りが50億人あまりだから、この世紀に生まれた人が、どの世紀に生まれた人よりも圧倒的に多いんです。
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テイヤール・ド・シャルダンのいう、養うべき感覚のうちの残り3つ(質、運動、相互の関連に対するもの)がどういうものか、ここにかかげておきます。
 「5、質の感覚、もしくは新しいものにたいする感覚。世界の物質的な統一性をこわすことなく、自然のなかで完成したものと成長するものとの絶対的な諸段階を識別するにいたる感覚。
  6、運動に対する感覚。きわめて緩慢な動きのうちにかくされている抑えがたい発展を知覚し、また休息というヴェールの下につつみかくされている激しい動揺を知覚し、さらにまた同じ事物の繰りかえしの中心に、まったく新しいものがすべりこんでくるのを知覚することができる感覚。
  7、相互の関連に対する感覚。継続するものとか、集団をなしているものとかいわれる皮層的な並置のもとに、物質的な関連と構造の統一性を発見する感覚」
テイヤール・ド・シャルダンは、このような7つの感覚を獲得することによってはじめて、人間は自然界における人間の存在意義をつかめるようになってきたのだといいます。つまり、「見る力」というのは、このような7つの感覚をみがき上げ、その綜合として獲得されるものなんです。そしてその獲得は、個人のみならず、人類が共同作業として長い時間を行ってきたものです。「この感覚を綜合綜合綜合漸次獲得してきたことが、人間の種々様々な戦いの歴史そのもの」なのだというわけです。

「まとまりをつける」脳の性質

ここまでのところは、見る能力の不足の話ですが、その反対に、見る能力の過剰の問題もあります。つまり、見えないものを見てしまう。見えるはずがないものまで見てしまうという現象です。幻視とか妄想、錯視のたぐいですね。これには生理的な要因によるものと、心理的な要因によるもの、神経学的な要因によるものなどがあります。いわゆる錯視現象もあれば、「幽霊の正体みたり枯尾花」のような現象もあるし、病院に行ったほうがいいとしかいいようがない現象もあります。後者の場合、非常にしばしばあることですが、本人は、自分が人に見えないものを見ているということが異常だとぜんぜん思っていなくて、それが見えない他人のほうが異常だと思いこんでいるんです。こういう人は病院に連れていっても、医者が異常だと思ってしまうから、行くだけムダだということになります。本人は他人に見えないものを見る能力が、自分の人並みすぐれた能力のあかしだと思ってしまっているわけです。じぶんはスーパー正常で、狂っているのは一般社会だと思い込んでいる。
これが物理的視覚象の話なら、誰が異常で誰が正常かはあまり問題がないところですが、物事をどう解釈するかという解釈の問題がかかわってくると、ことは簡単ではありません。(幾つかの錯視図を示して)錯視にはいろんなパターンがあり、多くのパターンについてなぜそういう錯視が起こるのかという生理的あるいは心理的なメカニズムの説明がついています。錯視のパターンの1つに、見えないものを見るというパターンがあります。(三角形と3つの丸が組合わせになった図を示して)典型的なのはこれですね(図.画像参照)。これは本当は三角形でなくて、頂点の部分に3つの松葉形があるふだけなんですが、確かに三角形に見える。この切れた部分を頭の中で補って見ているからですね。
    ・
実はサイエンスだってそうですよね。実際の実験事実、観察事実は断片にすぎないけど、それをつなげる1つのせつめいをつけると、立派な理論になる。
断片的な情報から全体性を回復してしまう人間の自発的な能力について研究したのが、ゲシュタルト心理学です。断片から全体を作り上げるとき、人間の脳は幾つかの特有のルールに従います。一言でいえば、まとまりをつけるようにするんです。それも、美的で、かつ合理的を持ったまとまりがつくようにする。その他、バラバラのものはグループ化するとか、グループ化したときあまりが出ないようにする、曲線はなめらかになるようにする、線分は閉空間を作るようにまとめるなどなど、いろんな法則が見出されています。
そういう法則が、自然それ自体の反映なのか、それとも人間の脳の神経的な理由からそうなっているのかわかりませんけど、人間の認識の基本的な傾きとして、そういうものがあるんです。そして、人間の脳が自動的にやってしまう補完は、そういう法則にのっとって行われてしまうことになります。見えないものを補うことで、図形なら合理的でまとまりのある図形に、ストーリーなら合理的でまとまりのあるストーリーにしてしまうというこどですね。

しかし、何をもってより合理的とするか、よりまとまりがついているとするか、あるいはより美的であるとするかは、かなり文化的な問題で、その人がどういう文化圏で育ったかによって同じ断片を見てもちがうものを見てしまうことがあります。

こういうことをいま述べているのは、テイヤール・ド・シャルダンの進化論を語るためには、そういうことを知っておく必要があるからです。テイヤール・ド・シャルダンの進化論は、非カトリック的ではあるけれども、相当に宗教的な色彩を帯びたものですから、日本人には理解しがたい部分もある一方、そういう思想が欧米では世に広く受けとめられたという事実から、むしろ西欧社会の文化的特質がよく見えてくるという側面もあるんです。

じじぃの「いかに生きるか・好きな絵本ベスト10・『3つのなぞ』!倫風」

The Three Questions - Storytime with Daddy | Children's Books Read Aloud

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=C9jaxUKfXu0

The Three Questions

The Three Questions

by Jon J. Muth
What is the best time to do things? Who is the most important one? What is the right thing to do? Nikolai knows that he wants to be the best person he can be, but often he is unsure if he is doing the right thing. So he goes to ask Leo, the wise turtle.
https://www.goodreads.com/book/show/218152.The_Three_Questions

鎌田さん「人生図書館」 読書と映画歩み語る

2021年1月18日 Nagano Nippo Web
諏訪中央病院名誉院長で作家の鎌田實さん(72)=茅野市=が、人生をともに歩んできた400点余りの本と映画、絵本を紹介した著書「鎌田實の人生図書館」をマガジンハウスから刊行した。
●好きな絵本ベスト10
1、100年たったら 2、100万回生きたねこ 3、3つのなぞ 4、なまえのないねこ 5、ヤクーバとライオン 6、空の飛び方 7、わすれられないおくりもの 8、マリールイズいえでする 9、おちゃのじかんにきたとら 19、ルリユールおじさん
http://www.nagano-np.co.jp/articles/72634

『倫風』 2021年3月号

実践倫理宏正会

鎌田實の「人生を味わい尽くせ!」 もう一度、絵本に親しんでみませんか? より

「本」は素敵な人生の伴走者

新型コロナ禍が長引いています。落ち込むこともあるでしょう。そんな時は、好きな本や絵本を読み直したり、映画を観るなどして「ほっとする」ことがとても大事です。そうした意味を込めて、『鎌田實の人生図書館』(マガジンハウス)という本を書きました。
僕は貧しい中で育ち、母が重い心臓を患っていたこともあって、寂しさを抱えていました。そんな気持ちを救ってくれたのが本でした。
絵本は子ども時代には買えなかったし、子どもができてからも、仕事中毒の僕には読んであげる時間がありませんでした。でも少し余裕ができてからは絵本にはまって、たくさん読むようになりました。
僕はよく「人生に大切なものとは?」と聞かれます。「思い出」「仲間や友達」そして「1冊の本」と答えます。最近はそれに「筋肉」が加わりました。
人生を振り返った時、いい思い出が残っていたり、素晴らしい出会いがあり、かけがえのない仲間がいれば、それだけで満ち足りた気分になります。そして”これは”と思う本もそうです。
新刊では”好きな本や映画、絵本を「ベスト10」などの形で412点も選びました。選定にとても悩みましたが、素敵な楽しい時間でした。読者の方もお試しを。10点は大変でも、3点なら選べるでしょう。その3点も、人生の局面に合わせて変えていけばいいのです。

絵本には「隙間」を読む楽しみがある

特におすすめは絵本です。絵本には文字が少なく「隙間」だらけなのが魅力。子ども時代や若いときには掴みきれなかったものが、中高年になって読み返すと「ああ、そうだったのか」と、新たな発見があります。
そんな形で僕が選んだ絵本は、佐賀市にできた「まちなかライブラリー鎌田文庫」に展示されています。例えば『3つのなぞ』。文豪・トルストイの作品にヒントを得た絵本で「いつがいちばん大事な時か?」「いちばん大事な人は?」「何をするのがいちばん大事か?」という3つの疑問を、少年が友人たちに聞いて回ります。なかなか答えが見つからないけれど、ある事件を契機に「大事なこと」に気づきます。僕もこの絵本を読み返して、いつも自分に問いかけるようにしています。
『空の飛びかた』という作品もおすすめ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「ピンポーン!」
「また、雑誌持ってきました」
小太りのおばちゃんが、今年になってもやってきた。
「今日は、きんかんを持ってきました」
パラパラと『倫風』 3月号を読んでみた。

「僕はよく『人生に大切なものとは?』と聞かれます。『思い出』『仲間や友達』そして『1冊の本』と答えます。最近はそれに『筋肉』が加わりました」

私が一番、記憶に残っている小説だと『家畜人ヤプー』、絵本だと『アンジュール ある犬の物語』かなあ。
家畜人ヤプー』は白色人種は「人間」、黒色人種は「奴隷」、日本人はヤプーと呼ばれる「家畜」にされるというSF小説
『アンジュール ある犬の物語』は犬が車窓から捨てられてしまう。犬は必死に車を追いかけるという、それだけの絵本。
犬を自分に重ねてしまう。
今、新型コロナ禍が世界を覆っているように、私は自分の人生にあまり肯定的でありません。ちょっと後悔しています。

じじぃの「歴史・思想_460_サピエンスの未来・全体の眺望を得る」

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JLpPEZxdxc8

『現象としての人間』

2020-07-26 御堂筋税理士法人 創業者のブログ
ピエール・テイヤール・ド・シャルダンという人の書いた『現象としての人間』という本を読んだ。
「人が人間そのものを極限まで発見するには、まったく新しいさまざまの〈感覚〉が必要であった。
それらは、空間の無限さ、無限の時間、数、比率、質、運動、有機的なものに対するものである」
(カテゴリー論である)
https://ameblo.jp/mdsj-ceo/entry-12613504647.html

『サピエンスの未来 伝説の東大講義』

立花隆/著 講談社現代新書 2021年発行

はじめに より

この本で言わんとしていることを一言で要約するなら、「すべてを進化の相の下に見よ」ということである。「進化の相の下に見る」とはどういうことかについては、本文で詳しく説明しているが、最初に簡単に解説を付け加えておこう。
世界のすべては進化の過程にある。
    ・
我々はいま確かに進化の産物としてここにいる。そして、我々の未来も進化論的に展開していくのである。
我々がどこから来てどこに行こうとしているのかは、進化論的にしか語ることができない。もちろん、それが具体的にどのようなものになろうとしているのかなどといったことは、まだ語るべくもないが、どのような語りがありうるのかといったら、進化論的に語るしかない。
そして、人類の進化論的未来を語るなら、たかだか数年で世代交代を繰り返している産業社会の企業の未来や商品の未来などとちがって、少なくとも数万年の未来を視野において語らなければならない。人類の歴史を過去にたどるとき、ホモ属という属のレベルの歴史をたどるなら、100万年以上過去にさかのばらねばならない。
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本書では、ジュリアン・ハックスレーやテイヤール・ド・シャルダンといったユニークな思想家の発想を手がかりとして、そこを考えてみたいと思っている。

第3章 全体の眺望を得る より

神学×科学

(『現象としての人間』を示して)これがテイヤール・ド・シャルダンの主著です。
この本には、カトリックの神学博士ウィルディールスという人の序文がついてまして、そこに、カトリック教徒への注意書きがある。たとえば、「本書は科学者の眼に映ったままの宇宙の現実を分析した叙述にすぎない」(『テイヤール・ド・シャルダン著作集』の街頭箇所に、同書の訳が必ずしも正しくないと考える立花が若干の手を加えた。以下同様)などと、書かれています。なんだか冷たいひびきがありますね。事実冷たいんです。カトリック教会は、生前テイヤール・ド・シャルダンに著書の発表を許しませんでした。彼は教会に忠実な人でしたから、不本意でもその制限に終生服していました。しかし、死後、そのような制約は著作権継承者にまで及びませんから、すぐ友人らの手で遺稿刊行委員会ができて、作品の刊行がはじまったわけです。
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これは科学的研究報告なんです。だから、現象的な記述があるだけです。
「単に現象だけである。したがって、本書のうちに、世界の解明を探してはならない」
といっても、科学(生物学、古生物学)から得られた知見をただ書きつらねたという書物では全くないわけです。単なる科学的レポートではなく、科学的ファクトの上に独特の人間論、宇宙論、進化論が展開されていく、きわめてユニークな思想的書物です。
これがそういう書物になってしまったことについて、テイヤール・ド・シャルダンは次のように説明します。
「純然たる事実というものは存在しない。いかなる経験も、たとえどんなに客観的なものであっても、科学者がそれを公式化しようとすると、どうしてもすぐに仮説の体系に包まれてしまう。(中略)宇宙全体に関する映像となると、主観的な空気が圧倒的なものになる。子午線に沿って極に近づくときに起こるように、科学、哲学、宗教は、漸次近寄ってついに一点に集まるざるをえない。といっても、科学、哲学、宗教は、どんなに近寄っていっても、他と混じりあうことあく、それぞれの角度から、異なった次元において、実在をどこまでも追求していくのである」
つまりこれは科学論でありながら同時に哲学論でも宗教論でもあるわけです。しかもそれを思弁の上でやるのではなく、あくまでも実在の追求の上に、実証的に展開しようとするわけです。

べき乗でものを考えよ

そういう感覚(空間の無限さ、無限の時間、数、比率、質、運動、相互の関連に対するもの)を身につけるのにいちばんいい方法は、べき乗でものを考えることに慣れることです。要するに指数関数にものごとをとらえよということです。日常感覚的には、無限大の世界も無限小の世界もとらえきれません。しかし指数関数で考えると、たちまちそれが可能になります。たとえば、ビッグ・バンはどれくらい前か知ってますか? だいたい140億年前といわれますね。ではそれは何秒前か知っていますか? 1018秒前にちょっと欠けるあたりです。では生命の起源はというと、1017秒前ぐらいです。では人間の起源はというと、1014秒前くらい、キリスト誕生は1011秒前。それに対して人間の平均寿命が何秒だか知っていますか? 約109秒ですね。指数関数で考えると、ビッグ・バンから今日ただいまのこの時間まで、秒単位で統一して考えることができるんです。
どうしてこんな数字がスラスラ出てくるのか不思議でしょう。タネ明かしをすると、(「時・空計算尺ガリバー”」を示して)実はこういうものがあって、その時間尺のほうの目盛を読んでいただけなんです。これは、和田昭充先生という、もう退官されましたが東大の有名な先生が作ったもので、時間尺と空間尺が裏表になったものなんです。
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この計算尺のいいところは、副尺というのがあって、時間だとマイクロ秒からエジプト文明まで、空間だと地球の直径から水素原子の大きさまでといった、日常感覚的に理解可能なスケールが切ってあって、それを正尺にあてると、テイヤール・ド・シャルダンのいう4番目の感覚、比率の感覚がそのまま得られることです。
これは大学生協とか大きな文具店で売ってますから、ぜひ買って身近においてときどきながめてください。テイヤール・ド・シャルダンの4つの感覚が自然に身につきます。

じじぃの「食道憩室・いろいろな誤嚥性肺炎!チョイス@病気になったとき」

食道憩室/2分で分かる医療動画辞典 ミルメディカル

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tdaA-JLgWlU

知っておきたい 誤えん性肺炎の徹底予防


口の衰え防ぐ、あのおもちゃ 食べる力を鍛えるために

2019年11月3日 朝日新聞デジタル
口には「食べる」「飲み込む」「息をする」などの様々な機能がある。これらの機能が衰えることを、口の中の虚弱(フレイル)ということで「オーラルフレイル」と呼ぶ。
楽しみながらできる「吹き戻し」を使った口の機能の訓練法だ。子どもの時に遊んだことがあるだろう。クルクルと巻かれていた紙筒が、息を吹き込むとビローンと伸びていく、あれだ。
https://www.asahi.com/articles/ASMBP2H1PMBPULBJ001.html

誤嚥性肺炎はなぜ起こる?むせることが原因?

2018.08.01 MEDLEY
誤嚥が起こるとみんな肺炎になるのか?
誤嚥をして肺炎になってしまうのは基本的には高齢者が中心であり、特に誤嚥性肺炎になりやすい方は以下のような背景がある方です。
・脳の病気(脳卒中になったことがある、認知症パーキンソン症候群など)
・寝たきり状態
・口の中の異常(入歯が合わないなどの噛み合わせ障害、口の中の癌など)

・胃や食道の問題(胃切除後、胃癌や食道癌、逆流性食道炎、食道憩室など)

・薬剤の副作用(睡眠薬や鎮静薬、口が乾燥する薬など)
・鼻や口からチューブで栄養を摂っている状態
●胃液
何らかの原因で意識がぼんやりとしている、つまり意識障害のある患者さんが嘔吐してしまった際などに胃液を誤嚥することがあります。
このような場合には、細菌による肺炎というよりは胃酸そのものの刺激による肺炎が起こります。胃酸という化学物質による肺炎なので、化学性肺炎やMendelson(メンデルソン)症候群などと呼ばれます。誤嚥性肺臓炎(はいぞうえん)と呼ぶこともあります。
菌による肺炎が同時に起きている場合もあり、そのような場合には抗菌薬での治療が行われますが、胃酸だけであれば嘔吐してしまったものを吸引チューブを使って吸引するなどの治療、必要に応じて人工呼吸による治療が行われることが多いです。菌による肺炎の要素もあるのか、純粋に胃酸だけによる肺炎なのか、判断が難しい場合には念のため抗菌薬が使われます。
https://medley.life/diseases/5505786a6ef4585d3a85d0dd/details/knowledge/causes/

「嚥(えん)下障害の徹底対策」 - チョイス@病気になったとき

2021年2月20日 NHK Eテレ
【司会】八嶋智人大和田美帆 【リポーター】出田奈々 【講師】戸原玄(東京医科歯科大学教授)
食べるとむせる、食べ物をのみ込めない、などうまく食べられない状態が「えん下障害」。
高齢者がえん下障害になると、肺炎にかかったり、窒息したりする危険もある。脳卒中の後遺症が主な原因とされてきたが、転倒による骨折など他の病気がきっかけで起こすケースも急増している。
えん下に必要な、のどや舌の筋肉を鍛えるトレーニングから、むせにくい料理の簡単レシピまで、生活にすぐに役立つチョイスを詳しく紹介する。
●「知っておきたい 誤えん性肺炎の徹底予防」
加齢などによって食べた物がうまく飲み込めなくなり食べ物や唾液中の細菌が気管に流れ込んで肺炎を起こす「誤えん性肺炎」。
年間4万人が亡くなっている。再発を繰り返す人も多いため予防対策が大切。誤えん予防のリハビリ(のど周囲の筋肉を鍛えるトレーニング・咳を上手にするための呼吸練習)や細菌を口の中から除去する「口腔(くう)ケア」のやり方を詳しく解説。介護者が行う口腔ケアや体の向きの工夫なども合わせて紹介する。
https://www.nhk.jp/p/kenko-choice/ts/7JKJ2P6JVQ/episode/te/P8GX7XZKP2/

2月20日 NHK Eテレ 「嚥(えん)下障害の徹底対策 - チョイス@病気になったとき」 より

パーキンソン病を患っていた櫻井さん(男性・73歳)の場合。
外で食事をとり、帰った家の玄関でふらつき倒れてしまいました。

逆流性食道炎・・・胃に入っていた食べ物が胃液とともに食道に逆流する

肺に入り込んで炎症を起こす。
櫻井さんは思い当たることがありました。
櫻井さん、「ラーメンを食べたとき詰まった感じがして、そこから1本も口に入らなくなった」
実は、櫻井さんは「食道憩室」という持病がありました。
食道の壁に袋状のくぼみができる病気です。
これは正面から櫻井さんの食道を見た画像です(レントゲン写真)。
飲み込んだのが食道のくぼみにたまるのがわかります。
櫻井さんには3つのくぼみがありました。
食道憩室を圧迫すると同時に食べ物が飲みにくくなり、逆流の原因になりました。
さらに櫻井さん。
昔から大口で早食い。
それを「逆流性食道炎」を悪化させていました。
肺炎の治療として抗菌薬を投与し、完治できましたが油断はできません。
チョイス。
櫻井さんは口周りのトレーニングを始めました。
「吹き戻し」を使った口の機能の訓練です。
そして、柔らかい食べ物だけ食べると口の周りの筋肉が衰えます。
ふだん食べているのを小さく刻み、できるだけ普通の食事をとるようにしました。

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どうでもいい、じじぃの日記。
正月三日、ひとりで「おでん」を食べまくった。
3日頃、腹痛とともに正月に食べたものを吐いてしまった。1日中下痢が続いた。
その日以来、約1週間 寝起きに立ちくらみが起こるようになった。
病院で診てもらったら、脈拍数が高い。塩分の摂りすぎでは、といわれた。
再放送だったが、 NHK Eテレ 「嚥(えん)下障害の徹底対策 - チョイス@病気になったとき」を観た。
逆流性食道炎」。
「食道憩室」。
テレビに出ていた櫻井さんの症状と似ている。
「吹き戻し」でピコピコ、やろうかなあ(ピコピコ太郎!)。