じじぃの「アラブ首長国連邦(UAE)・LIVE・7月15日に打ち上げ・探査機に希望のせ火星へ!世界のいま」

H-IIAロケット42号機打上げライブ中継 / Live streaming the launch of H-IIA Rocket No.42

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=twcVymNjYwU

UAE SPACE MISSION: We have lift-off

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LqoZueJT5VU

How a small Arab nation built a Mars mission from scratch in six years

How a small Arab nation built a Mars mission from scratch in six year

08 July 2020 nature
Progressing from Earth-orbiting satellites to a deep-space mission in six years is “incredible”, says Brett Landin, an engineer at the University of Colorado Boulder, who leads the mission’s spacecraft team. The UAE hired the US engineer in an unusual partnership in which the Colorado team provided both mentoring and construction expertise. “I’ve never seen anything like this before,” says Landin.
https://www.nature.com/immersive/d41586-020-01862-z/index.html

これでわかった!世界のいま

2020年7月12日 NHK
【キャスター】永井伸一 【レギュラーゲスト】坂下千里子

アラブ首長国連邦UAE) 探査機に希望のせ火星へ

今年(2020年10月)は火星が地球に最接近する年です。
UAEが国を挙げて取り組む宇宙開発。
火星探査機の制作にあたったエンジニアのチーム。
米国の大学の協力を得て6年かけて作った。
アリスワイディはシステムエンジニアとして探査機制作に携わってきた。
1年前、探査機とロケットの切り離しテストに成功。
宇宙開発はUAEの科学技術の底上げにつながると期待されている。
サラアミリ先端技術担当相、「設計や開発で活躍の場を増やさなければいけない。若者がやりたい仕事をできるようにしたい」
UAEの宇宙開発には日本が深く関わっている。
JAXA特別参与・若田光一は、UAE宇宙機関で諮問委員を務めている。
UAEの探査機は日本のロケットで7月15日、鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げられる。
若田宇宙飛行士は「宇宙開発の新興国UAEとの連携は日本や世界の宇宙開発のすそ野を広げる意義がある」と語った。
中国、米国も火星への探査機を打ち上げる予定である。
https://www.nhk.jp/p/sekaima/ts/38WP73R9GN/

UAEドバイのMBRSC から火星探査機打上げ輸送サービスを受注 海外顧客から4件目

2016-03-22 三菱重工業
三菱重工業は、アラブ首長国連邦UAE)のドバイ政府宇宙機関であるMBRSC(The Mohammed Bin Rashid Space Centre)から、火星探査機の打上げ輸送サービスを受注しました。UAE建国50周年を迎える2021年に、中東初となる無人探査機の火星到着を目指すもので、2020年にH-IIAロケットでの打上げを予定しています。今回は海外顧客から4件目の衛星打上げ輸送サービス受注となります。
この火星探査ミッションは、アブダビやドバイなど7首長国によるUAE連邦政府が2014年7月に設立したUAE宇宙庁(Space Agency)が統括し、MBRSCは火星探査機設計等技術面の取りまとめを実施しています。
https://www.mhi.com/jp/news/story/1603225739.html

ドバイの世界一&びっくりスポット10選

2017年12月14日
アラブ首長国連邦UAE)のドバイには、世界一を持つスポットや驚きのスポットがたくさんあります。世界一というだけあって、どれも度肝を抜かれるスケールのものばかり。今回はそんな世界一&びっくりスポットをセレクトしてご紹介します。
ブルジュ・ハリファ
2010年にオープンして以来、高さ約828mで世界一高いビルの座に君臨するブルジュ・ハリファ。160階以上ある建物には、ホテルやオフィス、レジデンス、レストラン、展望台などが入っています。
https://tg.tripadvisor.jp/news/advice/dubai_10_sightseeingspot/

じじぃの「歴史・思想_253_フィンランド・スウェーデンによる統治時代」

Sweden-Finland map

Swedish history - from ice to IT

●1050-1500: The Middle Ages
1155: Finland is joined to the Swedish realm, through a crusade.
1248-1266: Statesman Birger Jarl introduces the first national laws concerning the protection of women, the home, churches and the court.
1349: The Black Death kills one-third of the Swedish-Finnish population, and a long period of economic decline follows.
At the end of the 1300s, Sweden-Finland has about 650,000 inhabitants.
https://sweden.se/society/sweden-from-ice-age-to-it-age/

『物語 フィンランドの歴史 - 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年』

石野裕子/著 中公新書 2017年発行

スウェーデン王国の辺境――13世紀から19世紀初頭 より

スウェーデン王国ノヴゴロド公国の狭間

スウェーデンによるフィンランドへの植民は、8世紀半ばに始まったとされる。フィンランド南西沿岸から東のカレリア、ラドガ湖北岸まで入直が行われ、徐々に居住地域が広がっていった。だが、その一方で、東からはロシア西部に存在したノヴゴロド公国スラブ民族が入植していく。
バルト海に面したフィンランドは、スウェーデンノヴゴロド双方にとって地政学的に重要な地域であった。また、フィンランドで採取される毛皮は北方に住む人びとにとって貴重な商品であり、双方にとってフィンランドは経済的にも支配下に置きたい地域であった。

「長き怒り」から「大いなる怒り」の時代へ

16世紀半ば、スウェーデンバルト海の対岸にある北エストニアまで勢力範囲を伸ばすようになると、ロシアとの緊張関係が高まった。1570~95年、スウェーデン、ロシア間で戦争が行われた。主な戦場はフィンランドであり、フィンランド湾沿岸や国境付近の住民が殺害され、畑を焼き払われたりするなど大きな被害を被った。住民らは自分たちの命と領土を守るため、ゲリラ活動を展開する。フィンランドでは先述した1490年代の戦争「古き怒り」に対して「大いなる怒り」と呼ばれる。
1595年にスウェーデン、ロシア間でタユッシナ講和条約終結され、4半世紀に及んだ戦争は終わった。この条約でスウェーデンフィンランド)とロシアの国境線を再画定し、フィンランド湾から北極海で東側国境線が引かれることとなった。

スウェーデンからロシアへ

さて、フィンランドは1809年から100余年、スウェーデンからロシアの統治下に入る。そのきっかけは、1808~09年に戦われたスウェーデンとロシアによる「フィンランド戦争」であるが、それには前史としてナポレオン戦争があった。
    ・
ロシアは1807年から08年にかけてスウェーデンにたびたび警告を送ったが、スウェーデンは応じなかった。対して、ナポレオンはスウェーデン領であったフィンランドを攻撃するようにロシア皇帝に求めた。ロシア皇帝はフランスの要求を呑み、1808年2月、国境を越えて進撃し、戦争が始まった。
この「フィンランド戦争」では、国境付近だけではなく、フィンランドの広範囲にわたって戦いが繰り広げられた。スウェーデン軍が勝利する局面があったものの、3月にはロシア軍はヘルシンキを、続いてオーボも占拠した。5月にヴィアポリも陥落し、ロシア軍が完全に優性となった。劣勢になったものの、スウェーデンはフランスと軍事同盟を結んだデンマークが攻撃してくることを警戒し、フィンランドに兵を大量に投入することはなかった。
戦争は1809年9月17日にハミナで終結された講和条約をもって終結し、スウェーデンをロシアに割譲する。この条約によって600年にわたるスウェーデン統治時代が終わりを告げたのである。
他方で、フィンランドを失ったスウェーデンはノルウエーを手に入れることになる。1814年にナポレオン戦争の講和として終結されたキール条約で、デンマークからノルウエーが割譲されることが決まったからである。ノルウエーではそれに反対する動きが起こり、独立宣言も出され、憲法まで起草された。だが、最終的にノルウエーはスウェーデンとの同君連合下に置かれた。それはノルウエーが独立する1905年まで続いた。
このように北欧諸国が再編成されるなか、フィンランドは北欧から切り離され、ロシア帝国の一部として次の1世紀余りを過ごすことになる。

じじぃの「サイコスリラー・最後のどんでん返し!小説『連続殺人鬼カエル男』」

【U-NEXT独占配信中】連続殺人鬼カエル男

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PC45FGAtm2A

連続殺人鬼カエル男 ネタバレ解説!読み切れない意外な黒幕!

アナブレ
中山七里さんによる連続殺人鬼カエル男は、第8回このミステリーがすごい!で最終候補になった作品で、このときのタイトル(原題)は災厄の季節。
https://anabre.net/archives/kaeru-otoko77331.html

『連続殺人鬼 カエル男』

中山七里/著 宝島社文庫 2011年発行

1 吊るす より

「発見者は?」
「立花志郎、新聞配達員、このマンションを担当していて配達途中に発見。もっともシートに覆われた状態なら3日前から見かけていたらしいですね」
「3日前? その間、誰にも気づかれず、ずっと吹きっ曝(さら)しだったてか。ふん、目の前は隣の棟の階段部分で死角になってるって訳か。まあ、地上13階というだけで立派な死角だよな。坂本九じゃあるまいし、誰も上を向いて歩いてる分けじゃない。ところでこのフック、元々ここに固定されていたのか」
「ええ。このマンションが分譲を開始したとき、垂れ幕を掛ける目的でフックを埋め込んだとのことです」
    ・
一通りの実況検分が終ると、まだ廊下を這(は)いずり回っている鑑識課員を尻目に死体の搬送が開始された。フックを口から外すかどうかで一悶着(ひともんちゃく)あったが、結局は、それ自体も鑑識に回すために回収しなければならないとの理由でフックごと疵から撤去することになり、小手川は道具片手フックの除去作業を手伝う羽目となった。
まず死体を3人がかりで押さえつけ、小手川は手摺(てす)りを足場にフックを固定しているボルトを外す。不自然な体勢なので小手川自身も腰を1人に支えて貰(もら)う。手を動かしながら、ふいと視線を下に向けると死体の顔が数センチ間近にあった。白濁した眼球の隅から何匹かの蛆が飛び出そうとしているのを見て、慌てて目を逸(そ)らす。既に生物であることをやめてしまった顔。だが外傷も変形も少ない。似顔絵を描かせて公開すれば、身元は早晩明らかになるのだろう。
「下ろすにも3人がかり。単独犯だとしても、こいつを吊るすには相当の力が要るな」
    ・
事件報道と同時に被害者の似顔絵を公表すると、早速被害者の上司と名乗る人物が捜査本部に連絡を入れてきた。フクダ事務機器販売の斎藤と名乗る男は、被害者が同社の従業員荒尾礼子(あらおれいこ)ではないかと言う。
    ・
「つまり、死体を吊り下げるという行為自体が見立てという子供の発想だと」
「そういうことです。だからこの犯人は表面上はどうあれ、精神的には幼児性を色濃く残しています。人を殺すという局面において、こうした幼児性が顕(あら)われるという事実は、そのまま犯人の人間性を象徴しているように思えますね」
「犯人は異常者、ということでしょうか」
そう訊かれると御前崎教授は微かに眉を顰める。

                  • -

どうでもいい、じじぃの日記。
図書館から、中山七里著『連続殺人鬼 カエル男』を借りてきて読んだ。
  きょう、かえるをつかまえたよ。
  はこのなかにいれていろいろあそ
  んだけど、だんだんあきてきた。
  おもいついた。
  みのむしのかっこ
  うにしてみよう。
  くちからはりを
  つけてたかいたかいところにつる
  してみよう。
最初に本の最後にあった<解説>を読んだ。
 「が、二転三転するどんでん返しといい、残虐な事件の裏に隠された深遠なテーマ性といい、リーダビリティに富んだストーリー展開といい、海外のサイコスリラーに伍して戦えるクオリティを誇っている」
とか書かれている。
最後のどんでん返しに痺れた。
しばらく、呆然として考えた。
もしかして、この「カエル男」ってオレのことなんじゃないのかって。

じじぃの「歴史・思想_252_フィンランド・祖先はどこから来たのか」

Lapland, Finland - A Travel Film

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xiDKUKqK0zU

Map of East Eurasian Admixture in Europe

Sami people of The Nordic Areas

Rare and fascinating photos of indigenous Sami people of The Nordic Areas

https://www.pinterest.jp/pin/451063718909931128/

『物語 フィンランドの歴史 - 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年』

石野裕子/著 中公新書 2017年発行

フィンランド人の起源――「アジア系」という神話 より

アジア系起源説の背景

フィンランド人のアジア起源説は、19世紀にヨーロッパの言語学の世界で主張された説が流布したものである。言語学の分類上、フィンランド語はウラル=アルタイ語族に属すとされ、このグループには他にもハンガリー語トルコ語モンゴル語朝鮮語、そして日本語といったヨーロッパからアジア、すなわちユーラシア大陸をまたがる地域を網羅する語族が属していた。日本ではハンガリー語学者であり、フィンランド語古典も編纂した研究者の今岡十一郎氏が戦中から主張し、戦後にこの説を広めた。
だが国際的にはこの主張は第二次世界大戦後に下火となり、現在ではウラル語族アルタイ語族を結びつける説は否定されている。つまり、フィンランド人のアジア起源説も学問的には否定されている。
ちなみに、4~6世紀のゲルマン民族大移動の原因となったフン族ハンガリーマジャール人の起源とする説も日本でいまだに流布しているが、これも現在は否定されている。しかし、ヨーロッパとアジアがつながっているとされるウラル=アルタイ語族という考えは人々のロマンをかきたてるものであり、時折注目されている。
ここで、言語学的な分類におけるフィンランド語について簡単に説明したい。
ウラル語族に属するフィンランド語は言語的に「アジア系」ではない。ウラル語族フィン・ウゴル語系にはフィンランド語の他にエストニア語、ハンガリー語、カレリア語(カレリア地方の言語)からロシア連邦内にあるウドムルト共和国の公用語であるウドムルト語などが属すとされる。フィンランド語はエストニア語に最も近く、ハンガリー語には最も遠い言語とされる。
また、北欧4国(スウェーデンノルウェーデンマークアイスランド)の言語がインド・ヨーロッパ語系に属しているのに対し、フィンランド語のみがフィン・ウゴル語に属するため、フィンランド人は北欧諸国、ひいてはヨーロッパとは異なる民族であるという印象が強い。
しかし、フィンランド語話者のみがフィンランド陣ではないことに留意しなければならない。現在のフィンランドでは、人口のやく90%がフィンランド語を母語とするが、スウェーデン語、サーミ語(ラップランドに住む少数民族サーミ人の言語)、ロマニ語(ジプシーと呼ばれていたロシア人の言語)も話されており、一言語のみ話されているわけではない。また、歴史的にフィンランド語が公用語的扱いを受けるようになったのは19世紀後半からであり、それまではスウェーデン語が公用語であった。
もっとも、フィンランド人のアジア起源説は、言語学以外の要因もある。すなわち「未開人」という認識からである。「先進的」なヨーロッパに対する「後進的」なアジアという歴史的偏見が関係している。1917年の独立以降もフィンランドはほかの北欧諸国と比較して経済的発展が遅かった。そのため、実際、独立以前のフィンランドには未開を含んだ「アジア」として揶揄された歴史がある。
フィンランド歴史学者アイラ・ケミライネンが指摘しているように、フィンランド人自身も第二次世界大戦前までは「アジア系」であるという劣等感を持ち、ヨーロッパに憧れを抱いていた。現在の先進国の先端を走るようなフィンランドの姿からは想像しにくいが、「ヨーロッパ」の外に置かれた存在であったのである。

どこから祖先は来たのか

では、フィンランド人の祖先はどこから来たのだろうか。
フィンランド人起源説に関する論争は長い間続いてきたが、1980年代になって、西フィンランドのポホヤンマー(オストロボスニア)で考古学j上の大発見があり、フィンランドに居住した最初の人類はネアンデルタール人で、少なくとも4万年前に生存していたとされた。
この発見はフィンランド人の起源説に大きな変化をもたらしたかに見えたが、発見されたネアンデルタール人は現在のフィンランド人の祖先ではないという説もあり、いまのところ定まっていない。たしかに、現在のフィンランドにあたる地域は3万年から1万年まで厚く氷河に覆われ、氷河時代の終わり頃にようやくフィンランド湾から地表が徐々に姿を現わしたとされる。フィンランドの祖先がいつ、どこから到来したのか見極めるのはいまだ難しい
19世紀から20世紀にかけての学説では、フィン・ウゴル語の広がりに関連してフィンランド人は東から到来したという考えが主流だった。しかし、現在の考古学によると、フィンランドおよびカレリア地峡で発見された最古の遺物は紀元前8800年から8500年頃のもので、南東や南から来た人のものであると推測されている。紀元前7000年頃から気候が穏やかになり、フィンランドにあたる地域も人が居住しやすい環境になったため、人びとが多方面に移動し、定住していったと言える。
一方で、近年、遺伝子解析によってフィンランド人の起源に言及する新たな説が登場した。米マサチューセッツ総合病院を中心とする大規模研究チームが、2016年8月に学術雑誌『ネイチャー』に5大陸に住む6万706人の遺伝子情報を分析した論文を発表した。それによると、フィンランド人の遺伝子は他のヨーロッパ人と異なるという結果が導き出されたという。

じじぃの「人種・欧米系のユダヤ人は鼻が大きい?世界のニュースを何も知らない」

My Jewish Nose | Figures of Speech

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HTtiArB8uE4

Jew has a hot dog for a nose

These 20 Stock Photos of Jews Will Make You Cringe

This dude has a hot dog for a nose, a Chanukiah missing two candles, crossed-eyes, and penguin feet. I’d like to point out that if Dreamstime would publish a cartoon of a Muslim that was anything like this, their office would probably get bombed.
https://hevria.com/chaya/these-20-stock-photos-of-jews-will-make-you-cringe/

『世界のニュースを日本人は何も知らない』

谷本真由美/著 ワニブックスPLUS新書 2019年発行

人種差別にも”格差”がある! より

日産・元会長カルロス・ゴーン氏のスキャンダルに関しては、日本と海外における報道姿勢のちがいも気になるところでした。アメリカやイギリスではあくまで企業トップの不適切な会計処理や高額報酬として淡々と報道されたのですが、目立ったのはフランスにおける報道です。なんとフランスではこの問題が風刺漫画などで扱われたのです。
日本人は第二次世界大戦中の連合軍によるプロパガンダのチラシそっくりな「出っ歯で、メガネをかけ、細い目をした卑しい人種」として描かれています。尋問されるゴーン氏はレバノン人ですが、アラブ系の見た目を強調した描写です。
この漫画家は古臭い絵を描くことで有名なようですが、このような風刺漫画がフランスのメディアに登場することの意味を、日本人にはよく考えてほしいと思います。
出っ歯やメガネを強調した漫画というのは、黒人の肌が黒いことやユダヤ人の鼻が大きいことを強調して笑いものにするのとまったく変わりがありません。いまや欧州や北米では、黒人やユダヤ人、アラブ人の特徴を笑いものにするのは許されることではないという認識が広まっています。差別的な表現を「エスプリだ」「表現の自由だ」というフランスであっても、ユダヤ人や黒人に関してはあまり笑いのネタにしません。

                    • -

どうでもいい、じじぃの日記。
日本人? 「出っ歯で、メガネをかけ、細い目をした人種」
何となくそんな気がします。あとはカメラを持てばほとんど日本人です。
ユダヤ人? 「鼻が大きい人種」
何となくそんな気がします。鼻べったらな欧米系のユダヤ人というのは想像できません。
こういう人種的偏見は育った環境(主に教育)から生まれたものらしいです。

じじぃの「歴史・思想_251_レイシズム・迫害のメカニズム」

TOP 20 Ruth Benedict Quotes

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ItSbbKtlrnI

Ruth Benedict Quotes - 18 Science Quotes - Dictionary of Science Quotations and Scientist Quotes

No man ever looks at the world with pristine eyes. He sees it edited by a definite set of customs and institutions and ways of thinking.
https://todayinsci.com/B/Benedict_Ruth/BenedictRuth-Quotations.htm

レイシズム講談社学術文庫)著者 ルース・ベネディクト(著),阿部大樹(訳) honto

レイシズムは科学のふりをした迷信である。純粋な人種や民族などは存在しないことを明らかにし、国家、言語、遺伝、さらに文化による人間集団に優劣があると宣伝するレイシストたちの迷妄を糾す。
日本人論の「古典」として読み継がれる『菊と刀』の著者で、アメリカの文化人類学者、ルース・ベネディクトが、1940年に発表し、今もロングセラーとなっている RACE AND RACISMの新訳。
ヨーロッパではナチスが台頭し、ファシズムが世界に吹き荒れる中で、「人種とは何か」「レイシズム(人種主義)には根拠はあるのか」と鋭く問いかけ、その迷妄を明らかにしていく。「レイシズム」という語は、本書によって広く知られ、現代まで使われるようになった。
「白人」「黒人」「黄色人種」といった「人種」にとどまらず、国家や言語、宗教など、出生地や遺伝、さらに文化による「人間のまとまり」にも優劣があるかのように宣伝するレイシストたちの言説を、一つ一つ論破してみせる本書は、70年以上を経た現在の私たちへの警鐘にもなっている。
訳者は、今年30歳の精神科医で、自らの診療体験などから本書の価値を再発見し、現代の読者に広く読まれるよう、平易な言葉で新たに訳し下ろした。グローバル化が急速に進み、社会の断絶と不寛容がますます深刻になりつつある現在、あらためて読みなおすべきベネディクトの代表作。
https://honto.jp/netstore/pd-book_30200031.html

どうしたら人種差別はなくなるだろうか? より

1つの民族や人種によって文明が進歩してきたと考えるのは誤りである。ここまでに見てきた通り、あらゆる科学的知見がそれを否定している。もちろん特定の民族を排除することで未来が安全安心になるなどということもありえない。他者を排斥することで社会が良くなるなどということは、歴史学によっても、心理学によっても、生物学によっても、そして人類学によっても正当化されることはない。
レイシズムは科学の滑稽画である。科学の名のもとに、自分の所属するグループ(社会階級のことも国家のこともある)が特別に素晴らしいものだと主張されて、そして特別な権利や約束された栄光があると謳われるのだから。でもそれならどうして、私たちの生きるこの時代にレイシズムがこれほどにも大きな問題となってしまったのだろうか? この問いを避けて通ることはできない。どのような答えを差し出すかによって、解決への道のりが変わってくる。
答えを見つけるために、果てしない自己との対話を繰り返す必要はないだろう。歴史が教えてくれる。それに目を向けるだけでいい。すでに見たように、レイシズムが叫んでいるドグマは近代以降に生まれたものである。でもその背後にあるのは、人類が生まれて以来の恐ろしく古い強迫観念だ。表面だけ新しい雰囲気で飾られているに過ぎない。自分たちだけが特別に優れていて、もしも力が衰えてしまったら、価値あるものがすべて滅びてしまう、太古からの強迫。このために、ほんの少し道を譲るよりも、100万人を殺すことのほうが選ばれる。歯向かうものを皆殺しにすることが聖なる使命と言われてしまう。
戦いの舞台は遷移する。かつて戦場だったところに寛容の旗を立てると、人々は振り返って「昔の人間はなんて頭がおかしかったんだ」と思う。自分たちが過去の人間とは違って、輝かしい進歩を達成したような気分にもなる。しかしそのうちに新しい世代が起きあがって、かつての前衛を古い世代とみて批判するようになる。否寛容をあちらからこちらに移し替えただけじゃないか、と。

南北アメリカの黒人問題

現代では人種問題ということにされているヨーロッパの反ユダヤ主義の歴史について、それを詳しく見れば見るほど、人種の問題ではないことがはっきりしてくる。むしろ市民権の不平等という、大昔からの課題である。ヨーロッパには古くからユダヤ教徒への憎悪という奇妙な因襲があった。ユダヤ教徒は禁制品の備蓄をしていることがあったから、その点も窮乏した政府や大衆から目を付けられる原因となった。労働者であれ、宗教の一派であれ、あるいは人種集団でもいいが、何らかのグループが法的平等権、生命権、選択権、勤労権において差別されているとき、体制側はその状態を資本化して利潤に転換することができる。だから強い抗議があったとしても、真に責任のある部門ではなく、体制側に危険の及ばない別の方向に批判を向けかえようとする。
ロジカルに考えれば、反ユダヤ主義を解消するためには全ての人間に全面的な市民権と機会を保障すればいいことになる。これはあらゆるマイノリティ問題に通じる方策でもある。ユダヤ人であれば証拠がなくとも有罪になるだろうという目算がなければそもそもドレフュス事件は起きなかっただろうし、国家が通常通りの処罰をすると思われていれば1938年にドイツ全土でポグロムが巻き起こることもなかった。全員にフル・スペックの人権を保障することは、マイノリティのためだけの策ではない。少数派は生贄にされているだけであって、野蛮返りしているのは迫害に加担している多数者の側である。もしも私たちが平等のための対価を払わないのであれば、私たちが、つまり迫害する側に個人が、いつ罠に嵌められて、そして反逆者として指さされることになってもおかしくない。
アメリ南北戦争以降の黒人問題も、同じ教訓を与えてくれる。カラー・ラインを乗り越えるためにただ1つの意味がある政策は、黒人に対する法的・教育的・経済的・社会的差別を一切廃止することである。南部諸州でこのような差別撤廃が反対されるのは、1つにはかつての奴隷主根性が残っているからであるし、もう1つにはアメリカ黒人の多数が劣悪な環境によって自尊心が挫かれているためである。しかしたとえ黒人の大部分が全面的な市民権への準備ができていないのだとしても、貧困や無教育を固定化している社会状況をまずは変えなくてはならない。そうでなければ、より良い環境における市民としての選択の機会はいつまでも奪われたままである。取り除くことのできない性質について悪罵されることがなく、日々尊厳ある生活を送り、その生活を周りからも尊重されること、これが人権である。そして人権の保障されることは、ただ一人だけの問題ではなく、社会のより深いところに響くものを残すはずである。

マイノリティの安全保障

つまり人種差別を矮小化するのは、差別につながる社会状況を最小化しなければならないのだ。人種そのものが対立の火種になることはない。対立が生じるのは、何らかのグループが、でっち上げによって全体から切り離されるときである(人種差別ではその「何らかのグループ」が人種であるだけで、それが信仰する宗教だとか、社会経済的な階級によって切り分けられることもある)。ある集団がマイノリティとなると、法による保護の枠外に置かれて、生活するための権利や、社会参加の機会を奪われてしまう。差別の口実が人種であろうと、それ以外の要因であろうと、このことは変わらない。いずれの場合にも、社会としてあらゆるマイノリティ差別の撤退に向かっていくことこそ健全と言うべきではないだろうか。
    ・
失業対策、最低生活水準の引き上げ、市民権の保障をすれば、どんな国家であれ人種差別を無くす方向に一歩進むことになる。逆に他国民についての恐怖を煽ったり、特定の個人を辱めたり、社会参画を阻害したりすれば、対立は激しくなる。人類は未だに、家畜小屋から出ることはできていない。雄鶏につつかれれば雌鶏もつつくだろう。自分より強いその雄鶏ではなく、自分より弱い別の雌鶏を。そして弱い雌鶏がもっと弱い雌鶏をつつく。それが続いて、最後には1番弱い雌鶏がつつかれて死んでしまう。人間にもやはり「つつく序列」があって、たとえ「優等人種」に属していようと、つつかれた人間はまた誰か別の人をつつかずにはいられないものだ。

<機能する民主主義>へ

人種間の葛藤をなくすことは、社会改良(ソーシャルエンジニアリング)である。教育はこれに無関係だろうか? 学校こそ人種差別を終わらせる鍵であるとされてきたし、特別な教育法をとることによってこれを達成しようとする試みもこれまでに多くあった。これも大切なことには違いないけれども、その限界についてもはっきりと見ておかなくてはならない。そうでなければ後になって、裏切られたと泣くことになる。子供だろうと成人だろうと、教育は大事である。偏見のない明るい精神を作ることができる。しかし学校で培われた良心を生かすためには、まずは社会の側に差別をなくし、機会への障壁をなくすことが必要になる。地獄への道は善意で舗装されている――善意とはすなわち、手段に過ぎないものを、考えもしないで最終目標の座に据えてしまうことである。教育が大事だと決まり文句のように叫ばれるが、教育を通じて具体的に何を達成しようとするのかを明らかにしなくてはならない。
レイシズムに立ち向かうためには教育という強力な手段を利用するなら、そこには2つの目標がある。そしてこの2つは明確に区別しておかなくてはならない。1つには、日々の社会科を通じて人種についてのファクトと、1つの文明の中にも多くの人種が入り混じっていることを教えることである。

中国人の文明は偉大だったとか、ユダヤ人が科学を前に進めたとか、そんな教育のやり方では子供が偏見なく育つことなどありえない。

もう1つは、<機能する民主主義>とはどういう状態であるか教えることである。機能する民主主義について教えることは、それぞれに異なるグループも互いに関係しあっていると示すことである。

じじぃの「結核・映画『あゝ野麦峠』の主演は誰?池上彰のニュース検定」

スイスのサナトリウム

池上彰のニュース検定

2020年7月10日 テレビ朝日 【グッド!モーニング】
きょうのキーワード 「結核と富国強兵」。

問題 「1979年映画『あゝ野麦峠』の主演は?」

大竹しのぶ
吉永小百合
栗原小巻
正解 大竹しのぶ
池上彰さん解説】
 「結核は年間10万人以上が犠牲となる恐ろしい病気で、長い間「死亡の病」と呼ばれていました。日本政府が推し進めた富国強兵・殖産興業に大きな影響を与えました。1979年大竹しのぶが主演した映画『あゝ野麦峠』では明治時代に製糸工場で働く10代の少女が描かれています。農村から集められた少女たちは低賃金、重労働により結核にかかりました。会社は結核にかかった少女らを解雇し農村に戻しました。その結果、農村で結核が広がりました。当時の日本の輸出の主力は生糸や綿などの繊維産業です。繊維産業で外貨を獲得し、戦艦などを購入するのが国の方針だったのです。日清戦争、三国干渉で活躍した外務大臣陸奥宗光や、日露講和条約の調印に尽力した外務大臣小村寿太郎結核に感染しました」

                      • -

『ヒトはなぜ病み、老いるのか―寿命の生物学』

若原正己/著 新日本出版社 2017年発行

寿命の生物学 より

実験動物でカロリー制限をすると、本当は栄養不足だから生理活性も落ちて、生殖もしにくくなり体も弱くなって病気にもかかりやすくなっているはずだが、何しろ無菌状態で手厚く保護されているから、長生きできるのだ。
ヒトの場合は、無菌の実験室で100年間実験するのは無理だし、生殖せずに寿命をやみくもに伸ばしても意味がないから、実験動物とヒトとでは全く条件が違う。だから動物実験だけからではそうした結論を得るのは難しいのだ。
現在サーチュイン遺伝子説にも少し陰りが出てきたようだ。個人的な意見だが、サーチュイン遺伝子はヒトにもあるし、それが活性化すると寿命が延びるかもしれないが、寿命を決めているのはそれほど単純なものではない、と思っている。
今述べたようにヒトでは実験ができないから結論をだしのは難しい。一方、現在カロリー制限による健康法がもてはやされているし、糖質制限が寿命を延ばすだの、ロカボ(ローカーボン食)、低糖質が健康の秘訣だなどなどいろいろな説が流行している。メタボリック・シンドロームという言葉が社会にも定着し、テレビのコマーシャルを見ても、メタボ対策の健康食品が次から次へと宣伝されている。ビールも糖質オフとかカロリーゼロをうたい文句にしたものが売り上げを伸ばしているようだ。場合によってその糖質制限の提唱者が急死したりして、話題になっているからこの問題を少し整理しておこう。
1つは、過激なダイエットは健康に良くないし、長寿命につながらないという点だ。特に中年期以降は、鉤来なダイエットは勧められない。なぜかと言えば、若いうちはともかく年をとると栄養が大事なのだ。少し小太りの方が長生きだというデータがある。太りすぎると糖尿病になり、心筋梗塞脳梗塞になって死を早めるというのが厚生労働省をはじめとする公式的な考えだが、一部の研究者はダイエットをやりすぎると免疫能が低下すると主張している。

寿命に関係する要因はたくさんあるが、なかでも重要な免疫能は栄養状態に依存する。たとえば戦前戦後の死因の1番は結核だった。当時は栄養状態が非常に悪く免疫能が低下していたので、結核菌が体内で増殖し国民病として恐れられた。

今や栄養状態もよくなり国民全体免疫能も高まっているので結核はかなり克服されたが、今でもたとえばホームレスなどでは結核が多く発症している。栄養不足は免疫能を低下させ寿命を短くするのだ。
BMI(ボディ・マス・インデックス)はすでに多くの国民が知っている。肥満傾向があるかどうかを簡単にチェックできる体格の指標だ。BMIが高ければ高いほど肥満傾向が強いが、肥満が強くなれば、生活習慣病になりやすく、脳神経系の病の危険率が高まると言われている。
しかし、高齢期に入った人については、BMIと死亡率は関係がないことがわかってきた。むしろBMIが低い人たちの方が死亡率が高いという。それがBMIパラドックスだ。だから、多少太っていた方が長生きするのだろう。痩せたほうが明らかに寿命が短い。