【日本人ついに月面へ】アルテミス計画 日本も参加 佐々木宏×坂井真一郎×鈴木一人×寺門和夫2024/5/2放送<後編>
【記者解説】人が約半世紀ぶりに月へ!アルテミス計画の目的とは 日テレNEWS
プライムニュース(後編) アルテミス計画 2024年5月2日
インド探査機、月の南極に軟着陸 世界初、水資源注目
2023/8/23 産経ニュース
インド宇宙研究機構(ISRO)は23日、無人月探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)3号」が月の南極付近に軟着陸したと発表した。
月の南極付近への着陸は世界で初めて。月面着陸は米国、旧ソ連、中国に次ぎ4ヵ国目。
月の南極付近では水が氷の状態で存在する可能性があり、人間が長期滞在するための飲料水や酸素、燃料用の水素の原料に活用できるとして各国が注目している。今後の探査に期待がかかる。
https://www.sankei.com/article/20230823-WNE4P72PRRKM3F7EZLBE6YFTDE/
プライムニュース 「月探査機成功の舞台裏 ついに日本人月着陸へ 日本の宇宙開発未来像」
2024年5月2日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】佐々木宏(JAXA経営企画部参与 元JAXA理事)、坂井真一郎(JAXA宇宙科学研究所SLIMプロジェクトチームプロジェクトマネージャ)、鈴木一人(内閣府宇宙政策委員 東京大学公共政策大学院教授)、寺門和夫(日本宇宙フォーラム宇宙政策調査研究センターフェロー)
日本の探査機が初の月着陸に成功し、日本人宇宙飛行士の月着陸も決まるなど、いまJAXAが熱い!各計画の担当者らに日本が描く宇宙の未来像を問う!
今年1月、JAXAの探査機SLIMが日本初の月面着陸に成功。さらに今月10日には、米国が主導する「アルテミス計画」での日本人宇宙飛行士の月面着陸と国産探査車両の利用で日米が合意するなど、月をめぐる動きが加速している。
探査機SLIM成功の舞台裏とは? そして米国が期待する日本の能力とは?JAXAの両計画担当者と政府の宇宙政策委員、宇宙開発計画を分析し続けてきた専門家らを迎えて日本が描く今後の宇宙開発を問う。
https://www.bsfuji.tv/primenews/
『本当は怖い宇宙のはなし---宇宙旅行に出かける前に読んでおく本!』
スペース探査室/編 KAWADE夢文庫 2013年発行
1章 「宇宙空間」の想像を絶する過酷さとは より
数々の探査で明らかになった「月」の不気味な真実
月はもっとも身近な天体だが……
おそらく月は、人類にとって最も身近で親しみのわく天体だろう。毎日変わる姿を肉眼で見ることができるし、ウサギのもちつき伝説をはじめ世界各地に突きにまつわる多くの神話や伝説が残されている。さらに、月は人類が地球以外で初めて降り立った天体でもある。
1969年、NASAによっておこなわれた有人月探査計画「アポロ計画」以来、人類は月の調査を進めてきた。現在までに12人の宇宙飛行士が月に着陸しており、いまも世界中で新たな月探査が計画・実施されている。だがその結果、月が想像以上に怖い天体であることが明らかになった。
1日に250℃の温度差がある過酷な環境
月の恐怖のひとつは環境である。「アポロ11号」で月に着いた宇宙飛行士が語ったように、月はどこまでも荒涼とした世界が続いている。人類の生存に必要な酸素がなく、地球のような大気や磁場も無いので太陽光線や放射線にさらされる。
また、太陽の光が当たらない場所はかなり低温になる。気温の差も激しく、日中は平均100℃以上になるのに対し、夜はマイナス150℃になる。仮に酸素があったとしても、この温度差のなかで人類は生きていけない。
さらに、月の表面「にある「レゴリス」という砂礫(されき)も厄介な存在だ。これは数十マイクロメートルときわめて小さな砂状の物質で、機械に入ると故障を起こすし、人が吸引すると体に悪影響を及ぼすのではないかといわれれいる。
かつては膨大な水が詰まっていた?!
それにしても、なぜ月はがらんどうになってしまったのか。「月空洞説」がある。
じつは、かつて月の内部には水がぎっしり詰まっていたといわれている。ところが、月が何らかの理由で地球に接近したとき、潮汐(ちょうせき)作用で地殻が壊され、水が一気に放出して、月はがらんどうの空洞になってしまったという。
2009年、NASAの月探査機が月の塵(ちり)のなかに、水蒸気や氷のかけらとして水が含まれていることを突き止めた。翌年には、インドの探査機が月のクレーターに6億トンもの水があることを発見している。これらは、かつて内部に貯められていた水の残りなのかもしれない。
ことの真相は不明だが、月はまだ謎めいた天体であることは確かだ。今後調査が進めば、さらなる恐怖の事実が見つかるかもしれない。
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じじぃの日記。
5月2日、BSフジ プライムニュース 「月探査機成功の舞台裏 ついに日本人月着陸へ 日本の宇宙開発未来像」を見た。
有人月面探査となるNASAの「アルテミス計画」は最終目標の有人火星探査計画のための1ステップだ。
月の南極には水があるらしい、ということはわかったが、水は凍った状態なのか、砂に付着した状態で存在するのかはまだ分かっていないらしい。
火星に行くには宇宙飛行士のために膨大な「水」を確保するため、今後NASAは南極付近の探査を行う予定だが、中国も月の南極の「水」を狙っているとのこと。
NASAは2027年までに有人月面着陸を行う計画を発表した。
中国は2030年に有人月面着陸を行う計画を発表していたが、NASAの2027年計画を聞いて前倒しで、計画を進めているとのこと。
まあ、実際に南極に「水」が見つかるかは、火星探査計画に大きな影響を与えるらしい。