じじぃの「科学夜話・再び月へ・さらには火星にまで!人類宇宙に住む」

【ノーカット】宇宙飛行士・野口さんがISSから会見 (2020年11月24日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GuPUDkQ6kJc

野口さん。「宇宙、ついて行ってイイですか?」TV 打ち上げ生中継

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sCskOyxvCYU&feature=emb_err_woyt

日本人宇宙飛行士を募集 13年ぶり...2021年秋ごろ予定

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https://www.youtube.com/watch?v=BkKYC6DqmjA

宇宙ビジネス超入門~Q&A⑮~】有人火星探査って実現可能?(YouTube

2020.8.7 Space Biz
田中愛梨キャスター
「Space Bizキャスターの田中愛梨です。宇宙ビジネス超入門、太田編集長宜しくお願いします。今回、私から『有人火星探査って実現可能?』という質問です。スペースX社のイーロン・マスクさんらが火星移住なんかのお話をしているかと思いますが、まだ、有人火星探査も実施されていないんですよね」
太田裕二編集長
「はい、そうです。NASAの見解は、2024年までの有人月面探査が実現した場合には2035年までに有人火星探査は実施される見通しとのことです。月面着陸のアルテミス計画や月を回るゲートウェイが順調に進んだ場合のことですね。スペースX社も2024年に有人ロケットを打ち上げて火星探査を計画しています。ただ、課題は多いと思います」
https://spacebiz.info/3705/

『人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ』

ミチオ・カク/著、斉藤隆央/訳 NHK出版 2019年発行

月面を歩く より

月面で宇宙服を脱いだらどうなるだろうか? 空気がないと窒息してしまうが、もっとおぞましいことも起きる。血液が沸騰するのだ。
海水面では、水は摂氏100度で沸騰する。気圧が下がると水の沸点は下がる。子どものころ、山でキャンプをしていたある日、この原理をありありと実感した。われわれはフライパンを火にかけて卵を焼いていた。卵はフライパンでジュージューいって、おいしそうに見えた。ところが、それを食べて私は吐きそうになった。ひどい味だった。それから、山に登ると気圧が下がり、水の沸点が下がるのだと教わった。卵が泡を立て、焼けているように見えても、しっかり調理されていなかったのである。泡を立てる卵はちっとも熱くなかった。
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宇宙飛行士は、宇宙空間や月で宇宙服に穴があいたら同じ物理現象に直面する。服から空気が出るにつれ、内部の気圧が下がり、水の沸点も下がる。やがて、宇宙飛行士の体内の血液が沸騰しはじめるのだ[厳密には血液は体内にあって圧力的に閉じた系などで沸騰せず、溶存窒素などが気泡になって問題を起こすとも言われている]。
地球で椅子に座っていると、われわれの皮膚が1平方センチメートルあたりほぼ1キログラムの空気の圧力で押されていることを忘れている。真上に高い空気の柱がのっているのである。なぜわれわれはつぶされないのか? 体内から1平方センチメートルあたり1キログラムの圧力で押し返しているからだ。それでバランスがとれている。しかし月に行ったら、大気から受ける1キログラムの圧力がなくなる。すると、外へ押す1キログラムの圧力だけが残る。
つまり、月で宇宙服を脱ぐと、とてもひどい目に遭うことになるのだ。いつでも宇宙服を身につけておくべきである。
恒久的な月基地はどんなものになるだろう? あいにくNASAは正式な設計図を公表していないので、SF作家やハリウッドの脚本家のイメージをおおまかな手引きにするしかない。だがいったん月基地が建造されたら、人々はそれを完全に自立した設備にしようとするだろう。そうしたシステムは、コストを大幅に下げる。ところがそれにはたくさんのインフラが必要になる。
建物を作るための工場、食料のための大きな温室、酸素を生み出す化学プラント、それに巨大な太陽エネルギーの貯蔵所、このすべての資金を用意するには、なんらかの収入源が必要になる。
月は地球とほぼ同じ素材でできているから、収入原として月より先に目を向けなければならないかもしれない。だからシリコンウエハーの起業家たちは、すべに小惑星に狙いを定めている。宇宙には無数の小惑星があり、莫大な富の源泉になる可能性を秘めているからだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
月はどうやって生まれたのか?
月は、地球に別の天体が衝突してできたとする「ジャイアント・インパクト説」が有力だ。
なんとなく、月は小惑星を大きくしたイメージであまり魅力を感じない。
月の魅力は、月面に立って地球を眺めたときにあるのだそうだ。
月面から見る地球は、真っ黒な宇宙と海の境にある薄い大気層が青い神秘的な光を放っている巨大な「水の惑星」です。
NASAは、日本人宇宙飛行士野口聡一さんが搭乗する宇宙船「クルー・ドラゴン」の打ち上げを日本時間11月15日午前9時49分に設定した。
野口さん、いってらっしゃい。