じじぃの「封印された謎・ケネディ暗殺・新たに公開される機密文書はなにを語るか?世界史の雑学」

映画『JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】』 本予告 2023年11月17日(金)公開【STAR CHANNEL MOVIES】

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https://www.youtube.com/watch?v=TYfVyyzayZ0

ケネディ大統領は1963年11月22日、テキサス州ダラスを訪問中に狙撃された


ケネディ大統領暗殺の記録、1万3000点を公開 編集なしで

2022年12月16日 BBCニュース
アメリカのジョー・バイデン大統領は15日、1963年に起きたジョン・F・ケネディ大統領(当時)暗殺事件に関する文書について、初めて全文の公開を命じる大統領令を出した。

ケネディ氏暗殺を長年調べている人たちは、今回の文書公開により、オズワルド容疑者のメキシコ市での活動に関して、新たな情報が明らかになると期待している。同容疑者は1963年10月に、メキシコ市でソ連の国家保安委員会(KGB)将校と会っていたとされる。
https://www.bbc.com/japanese/63996023

『失われた世界史 封印された53の謎』

歴史の謎研究会/編集 青春文庫 2018年発行

ケネディ暗殺の謎――暗殺の黒幕、続々と公開される機密文書はなにを語るか

1963年11月22日、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディテキサス州ダラス市内をパレード中に狙撃され死亡した。調査委員会が収集した機密文書は2029年まで封印されると定められたが、トランプ大統領は航海の前倒しを約束。4回に分けた公開は順次進行中だが、果たしてそれで、事件の全貌が明らかになるのか。

ダラスで起きた白日の暗殺劇

アメリカのバラク・オバマ政権の2期目に駐日大使を務めたキャロライン・ケネディは第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの長女だった。

50代以下の読者には耳馴染ないかもしれないが、ジョン・F・ケネディカトリックとして初めての、そして43歳という最年少で当選したアメリカ大統領であった。

内政では黒人差別の解消などを目指すニューフロンティア政策を掲げ、外交ではベルリンの壁構築やキューバ危機など一触即発の危機を経験しながらも、ソ連との間で部分的核実験停止条約の調印にこぎつけるなど、大きなポイントをあげていた。

その政策と実績ゆえに熱狂的な支持者を多く得るかたわら、極右や反共団体からは毛嫌いされ、1963年11月に訪れたテキサス州北東部の商工業都市ダラスでは支持者と反対派の双方が賑やかな宣伝活動を繰り広げるなど、物情騒然たる有様だった。

事件は同月22日、夫人のジャクリーンおよび州知事のコナリー夫妻ともどもオープンカーに乗り、市内を走行中に起きた。教科書倉庫ビル前を過ぎたあたりで狙撃され、首と頭部に一発ずつ銃弾をくらい、ほぼ即死状態だった。その瞬間映像をご覧になったことのある読者も多いのではないか。

犯人として逮捕されたのは教科書倉庫ビルで従業員として働いていたリー・ハーヴィー・オズワルドという元海兵隊員の男。しかし、オズワルドはダラス市警から拘置所へ移送される途中、市警の地下通路でクラブ経営者のジャック・ルビーによって射殺された。
ルビーは、「未亡人のために敵を取ろうと思ってやった」と供述して死刑判決を受けるが、執行を待たずに拘置所内で急死した。オズワルドも本格的な取り調べに入る前に殺されていたため、ケネディ暗殺事件の背後関係について語りうる証言者は誰もいなくなってしまったのだ。

期待されるさらなる情報公開

ケネディ暗殺事件には多くの謎がまとわりついていた。狙撃者はひとりだったのか複数だったのか、本当にオズワルドが犯人なのか、関係者以外に立ち入れない場所にどうしてジャック・ルビーが入れたのか、暗殺者の背後に大きな黒幕がいるのではないかといったことである。

アメリカ政府が立ち上げた調査委員会は事件から9ヵ月後に報告者(ウォーレン報告)をまとめあげるが、そこでは、大統領暗殺はオズワルドの単独犯行で、背後にいかなる組織や国家の陰謀もないと結論づけられていた。

しかし、この調査はあまりにずさんだと国民から批判を浴びせられ、1979年、議会下院による再捜査が実施された。そこでは複数犯の可能性も示唆されたが、調査のために集められた資料(ケネディ・ファイル)は50年後の2029年まで公開しないと決せられた。
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アメリカ国民がもっとも疑っているのも狙撃者が複数いたのではないか、また、オズワルドは口封じのためルビーに殺されたのではないかという点である。

口封じとするからには黒幕がいるわけで、その候補としては、CIA(アメリカ中央情報局)、KGBソ連諜報機関)、マフィア、亡命キューバ人、ジョンソン副大統領、軍産複合体などが挙げられている。

それぞれの同期としては、CIAと亡命キューバ人人は対キューバ政策の手ぬるさ、マフィアは取り締まり強化への不満、KGB軍縮を余儀なくされたこと、ジョンソン副大統領は汚職を糾弾されたことへの恨み、軍産複合体軍縮による損失への反発などが挙げられる。

オズワルドはKGB接触があり、CIAの監視対象になっていたことも判明しているが、事件当時にCIA長官を務めていたジェームズ・ウールジーNHKのインタビューに応じ、「フルシチョフソ連の最高指導者)は暗殺を実行すると、米ソの核戦争に発展しかねないと考え、計画を直前で中止しました。KGBは命令に従いましたが、オズワルドだけは実行してしまったのです」とコメントしているが、これが真実であると証明するものが現時点では何もない。次なる資料公開ですべての機密文書の公開がなされることを、アメリカ国民だけでなく、世界の多くの人びとが心待ちにしている。

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どうでもいい、じじぃの日記。

「口封じとするからには黒幕がいるわけで、その候補としては、CIA(アメリカ中央情報局)、KGBソ連諜報機関)、マフィア、亡命キューバ人、ジョンソン副大統領、軍産複合体などが挙げられている」

ケネディ暗殺の黒幕

●マフィア説
ケネディが暗殺された当時、兄のジョン・F・ケネディと弟のロバート・ケネディはマフィア撲滅の方針を打ち出していた。

マフィアのボス カルロス・マルセロがキューバカストロ派とつながりがあるオズワルドにケネディ暗殺を命じた。その口を封じるために子分であるルビーを使って、オズワルドを殺させた。

KGB
オズワルドは1963年10月に、メキシコ市でソ連の国家保安委員会(KGB)将校と会っていたとされる。
   
新たな証拠として、オズワルドがKGB接触していたというから、黒幕はKGBなのかなあ。

プーチンKGB出身だったなあ。