じじぃの「リーフィーシードラゴン・海そうに化ける生き物たち!だましの雑学」

海藻?凄い擬態 カミソリウオ いろいろ Ghost pipefish

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2OwBRQfdMcY

リーフィーシードラゴン


リーフィーシードラゴン トゲウオ目・ヨウジウオ科

魚類図鑑
リーフィーシードラゴンは、ウエスタンオーストラリア州のジェラルドンから、ビクトリア州メルボルン南西のベルリン半島辺りにかけてのオーストラリア南部に分布しているヨウジウオ科の海水魚で、海藻に擬態した、特徴的な体つきをしている。
https://aqua.stardust31.com/togeuo/youjiuo-ka/leafy-seadragon.shtml

『だましあう生き物の話』

今泉忠明/監修、伊藤年一/文 学研プラス 2011年発行

「擬態」をテーマに、「えだににせるシャクトリムシ」「花ににせるハナカマキリ」「死んだまねをするゾウムシ」など、相手を巧妙にだます生き物の話を写真とともに紹介します。

何かににせて身をかくす生き物 より

海そうに化ける生き物たち

オーストラリアの海にすむ、リーフィーシードラゴンは、タツノオトシゴと同じなかまの魚です。体じゅうに海そうとそっくりなひらひらの出っぱりがあり、海そうが生えている中で波にまかせてただよっていると、周りにとけこんで、海そうと見分けがつかず、どこにいるのかわからなくなります。こうして、てきの目をごまかしているかのようです。

海そうは海の弱い生き物たちのかくれ家です。しかし、海そうのしげみにもいろいろなてきが集まってきます。かくれている小魚の多くは、てきが来るときけんを感じて、さっさと別の海そうのしげみににげてしまいます。

一方、泳ぎのあまりじょうずでないリーフィーシードラゴンは、てきが来ても、すばやくにげられません・しかし、体が海そうそっくりになったことで、てきから身を守っているのです。

日本の海でも、カミソリウオやニシキフウイウオなどの魚が、海そうに体をにせて身を守っています。これらの魚も、体の色や形だけでなく、波の動きに合わせてゆらゆらゆれて、動きまで海そうそっくりです。本物のちぎれた海そうといっしょに動いていると、とても魚には見えません。

もっと小さくて海そうそっくりなものに、ワレカラというエビやカニのなかまがいます。

しおだまりに生えている海そうのところに、目の細かいあみをつっこんで、ゆすりながらすくってみてください。あみを引き上げてみると、もそもそと動く糸くずのようなものを見つけることができます。これがワレカラです。体全体がちぎれた海そうそのもののように見え、動かなければ、まったく気がつきません。

水中にくらす生き物たちは、陸上にすむ生き物よりも、ずっと前に地球上にあらわれ、とても長い年月をかけて進化をしてきました。海の生き物の擬態がとても見事なのは、その結果なのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。

私は腸か弱く、よく下痢をする。
特に、乳製品はダメだ。
「海そう」も何となく、消化しにくそうな感じがする。

ネットで、「海そうを食べる魚」をキーにして検索してみた。

  「沿岸の岩礁域において、大型の海藻群落が著しく消失して海藻が育たなくなってしまう現象を「磯焼け」と呼んでいます。この磯焼けの原因として、水質の悪化、台風などによる物理的な攪乱、ウニによる食害、急激な水温上昇など様々な要因が報告されています。その一つとして魚によって海藻が食べられてしまう事例があり、特に日本の南西海域を中心に報告されています。海藻を食べてしまう魚には、アイゴ、ブダイ、イスズミと
いった種が知られています」

魚ではないが、ウニなんかも「海そう」を食べているようだ。

ネットで、「海そうをよく食べる国」をキーにして検索してみた。

  「海藻をよく食べる国は、日本以外に中国やインドネシアなどのアジアの一部の国で海苔が食べられる程度になります。ヨーロッパでは、アイルランドやフランスなどのごく限られた沿岸地域のみです」

アジアでは、日本の他に、韓国やインドネシア、中国でもよく食べられているようだ。
何となく、「海そう」をよく食べている国は長生きの国のような感じがします。