じじぃの「日本人と腸内細菌・広まる海藻養殖!地球を滅ぼす炭酸飲料」

日本人の腸内環境と相性の良い食べ物とは!?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=FWUTrOJHBmE

日本人と腸内細菌

海藻メーカーの社員の腸内には、「海藻好き」な腸内細菌がいっぱい存在していた!

2020年7月29日 カネリョウ海藻株式会社のプレスリリース
四方を海で囲まれた日本は「海の幸」に恵まれており、魚介類だけでなく海の中に生い茂る海藻もまた、私たち日本人の食を支えてきました。
日本では約50種類の海藻が日常的に食べられ、重宝されています。世界的にみても、ここまで多様な海藻を加工し食用としているのは私たち日本人だけです。
海藻を食べる食習慣のある日本人の腸内には、バクテロイデス・プレビウス(Bacteroides plebeius、以下、プレビウス菌)という種の腸内細菌が常在しています。このプレビウス菌は海藻の食物繊維を分解する遺伝子を持っていることが知られておりますが、外国人の腸内から見つかったプレビウス菌には、海藻の食物繊維を分解する遺伝子を持っていません。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000021194.html

『地球を滅ぼす炭酸飲料 データが語る人類と地球の未来』

ホープ・ヤーレン/著、小坂恵理/訳 築地書館 2020年発行

第7章 過保護な魚たち より

広まる海藻養殖

この50年のあいだには、海底に結びつけられるのは魚のケージだけではないこともわかった。
具体的には、緑や赤や褐色の海藻を切断し、海底に結びつけるのだ。やがて2倍、3倍、4倍と元気よく成長するので、それを好きなだけ収穫し、このプロセスを繰り返せばよい。中国の海岸沖には、そんな海に漂う森が何千エーカーも広がっている。海藻の森では鳥のさえずりこそ聞こえないが、海藻は穏やかな潮の流れに合わせてたゆたい、差し込む太陽の光がまだら模様を描き出している。
海藻は日本や中国や韓国で1000年以上前から食卓にのぼってきた。特にラミナリアという褐色の海藻――昆布として知られる――と、ポルフィラという赤い海藻――海苔として知られる――は親しまれている。この海苔は、乾燥させると光沢のある黒に変色する。養殖のおかげでエビやカニ、マグロやサーモンがブームになった影響で、いまや海苔は世界中で注目を浴びている。黒光りする海苔を魚介類をくるみ、手巻き寿司を作るのだ。
この40数年のあいだに海藻の養殖が大々的な規模で進められた結果、世界の海藻の生産量は魚さえ上回る勢いで増加した。1969年には、世界の海で収穫されて市場に出回る海藻は200万トン弱だったが、いまでは2500万トンに迫る。ただし、寿司は世界的に人気が高いが、それでも全消費量のわずかな部分を占める程度だ。
海藻の年間収穫量のうちの900万トン以上、すなわちせかいの生産量のほぼ半分は、人間が食べるわけではない。乾燥してからすりつぶされ、畑の作物の肥料として使われる場合もあれば、動物の餌となる場合もある。残りは化学添加物に加工され、化粧品、保湿液、シャンプー、歯磨き粉、潤滑油、ばんそうこうなど、驚くほど多彩な製品に使われる。残りの半分は人間が食べるが、海藻と認識できる形をとどめてはいない。
海藻は、「ハイドロコロイド」[訳注/疎水性ポリマー(水と馴染みにくい化合物)のなかに、親水性(水と結合しやすい性質)の物質の粒子が分散している]の原料としても使われる。ハイドロコロイドは非常に大きな分子で、水に溶けると粘着性の溶液が出来上がる。アルギン酸塩、寒天、カラギーナンの主に3つのタイプがあり、どれも低カロリーの炭水化物で、ほぼすべての溶液を濃くするために使用できる。今日では、アイスクリームやホイップクリームやサラダドレッシングを購入すると、ミルクや卵やクリームの属性に近づけるため、大豆や海藻のエキスを利用したレシピが使われているケースが非常に多い。
海藻のエキスは、ミルクや卵由来の増粘剤と違って悪臭がしない。そのため、フロスティング、フィリング(製菓・製パン材料)、ゼリー、ジャムなど、かつては腐敗を防ぐために動物性の製品に頼っていた食品で、粘り気と安定性を増すために広く採用されるようになった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
日本人だけが海藻を消化できる?
海苔(ノリ)や海藻にはアミノ酸やミネラルなどが多く含まれているのだそうです。
日本人の腸内には、バクテロイデス・プレビウスという腸内細菌が常在しているのだとか。
こんな海苔や海藻を食べる日本人が長生きというのも分かる気がします。