じじぃの「脳科学・五感+α・脳に届くのは信号だけ!面白い雑学」

化学が好きになる手引き(26.ブドウ糖と脳)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JJE0t7O8pBA

脳とブドウ糖


脳の栄養~ブドウ糖(砂糖)とトリプトファンを中心として~

2015年4月 農畜産業振興機構

2. 脳とブドウ糖

 脳の主なエネルギー源はブドウ糖であるため、脳の血管には非常に多くのブドウ糖の輸送体(GLUT1,3:グルコーストランスポーター1,3)が存在する。また、ブドウ糖の利用が多いところには輸送体も多いことが示されている(Duelli,R and Kuschinsky,W. News Physiol. Sci. 16;71,2001)。
ブドウ糖は血管壁の周囲に存在するグリア細胞(星状細胞)に取り込まれ、解糖により分解される。その際にグリア細胞は、産生されたATP(アデノニン3リン酸)を用いナトリウム・カリウムポンプを動かし、グルタミン酸と共役に取り込まれたナトリウムを排出する。グルタミン酸と乳酸が神経細胞に取り込まれると、最も重要な神経であるグルタミン酸神経が活動する。つまり、ブドウ糖を取り込まないとグルタミン酸神経が動かないのだ(図1)。
https://www.alic.go.jp/joho-d/joho08_000503.html

『面白くて眠れなくなる脳科学

毛内拡/著 PHP研究所 2022年発行

PartⅠ もっと知りたい!脳のはなし――【脳の機能①五感+α】色や音も脳が作った幻想? より

脳に届くのは信号だけ

みなさんが見ている色や聞いている音は、みなさんの脳が作り出した幻想で、実際は存在しないといったら、「そんなまさか」と思うのでしょうか。
実際、色は電磁波の波長の1つですし、音は空気の振動に過ぎません。それを私たちの目や耳が受け取って、脳に送ることで、脳がそれを解釈した結果、色や音が見えたり聞こえたりするのです。
ものが見える、音が聞こえる、味がする、匂いがする、触っているといった体で感じる感覚のことを一般的に五感といいます。より専門的には、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚と呼びます。
これらは、目や耳、舌、鼻、皮膚といった専門の器官で受容され、その信号を電気信号に変換して脳に送っています。
脳は、送られてきた信号を元に、世界を再構築しているといわれています。しかし、見えているものがすべて見えているわけではありません。たとえば、目には盲点と呼ばれる、視神経を脳に送るという構造上、どうしても光を感じられない部分があります。しかし私たちの視野には一切欠けた感じはしません。これはどういうことでしょうか。
じつは脳は、見えていない部分を勝手に補っているのです。また、私たちが色を感じられるのは、もっともピントがあっている視野の中心だけであることもわかっています。
この部位には赤、緑、青のそれぞれに感受性の高い視細胞が存在しているため、色が見えていますが、いわゆる周辺視野と呼ばれる部分では、単に光の明暗を感じる細胞だけが存在し、色を感じることはできません。しかし視野の周囲でも同様に、色を感じているのは私だけではないはずです。これも脳が勝手に補っているからに他なりません。
このように、脳は、与えられた情報から、憶測によって世界を作り上げているのです。つまり脳の数だけ現実があるといっても過言ではないでしょう。

いちいち足元を見なくても歩けるワケ

五感の他にも大事な感覚があります。たとえば、平衡感覚は、私たちの体がどれくらい傾いているかを検知する重要な感覚で、これが失われてしまうと私たちは姿勢を維持することができなくなります。「めまい」など、カラダがフラフラしてしまう時はこの平衡感覚に不具合があるためです。平衡感覚は、耳の奥に存在する三半規管というところが担っています。
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最後に、内臓感覚も重要です。今自分の胃や腸がどんな感じであるかも常に脳に送られています。不安などを感じるとお腹の調子が悪くなるのも、この内臓感覚が関係していると考えられています。
脳ではすべての情報が均等に処理されているわけではなく、精密な役割分担がなされています。五感などの感覚情報を処理し、運動や言語を担当するのは、大脳皮質と呼ばれる部位です。また、運動を学習するのは、小脳の役割です。入ってきた情報を元に快・不快や恐怖などを制御しているのは大脳辺縁系と呼ばれる部位が担っています。
適切な運動を選択し、認知機能の調節に関わることは大脳基底核と呼ばれる部位が担っています。また、呼吸や内臓の動きなど生存に必要な動きをしている部位は脳幹と呼ばれています。
このように脳の仕事は多岐にわたっていますが、脳がいろいろな仕事をこなしてくれているおかげで私たちは、この世界で生きていけるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
私たちの脳は、40%がタンパク質、60%が脂質でできています。脂質のうち50%は神経細胞を保護するコレステロール、残り50%は神経組織を活性化させ、情報伝達をスムーズにするリン脂質やDHAです。
通常、脳はブドウ糖をエネルギー源としてはたらきます。
とか。

脳に届くのは信号だけ

脳を動かしているのは、ほとんど電気信号なのだそうです。
まあ、色は光の波長の違いなのだが、微妙な波長を判別して明暗や、赤、緑、青など色として組み立てているのは不思議な感じがします。