じじぃの「そしてどれもいなくなった・人類の寿命は約300万年?おもしろくても理科」

NHKスペシャル 火星で暮らす未来がすぐそこに? | ヒューマン・エイジ 人間の時代 プロローグ さらなる繁栄か破滅か

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=FZZdKJwODY8

NHKスペシャル ヒューマン・エイジ 人間の時代 プロローグ さらなる繁栄か破滅か

2022年4月24日
【司会】鈴木亮平久保田祐佳 【ゲスト】山崎直子(宇宙飛行士)、河江肖剰(考古学者)、斎藤幸平(経済思想家)
今年、人類の火星移住計画を目指して、最新の巨大ロケットがまずは再び月を目指す。
30万年前にアフリカで誕生して以来、驚異的な速さで技術革新を繰り返し、繁栄を極めるに至った人間。しかしその強大な力は、人間同士が殺し合う戦争や地球環境の深刻な破壊をも招くという大きな矛盾を生んでいる。
人間とはいったい何者なのか? この先どこへ向かうのか? 答えを探して壮大な人間の歴史をさかのぼると、意外な真実が見えてくる!
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/p8Gj5rMD9Q/

『おもしろくても理科』

清水義範/著、西原理恵子/絵 講談社文庫 1994年発行

そしてどれもいなくなった より

そう遠くないかもしれない未来。
人間の科学文明は一度ピークを迎えたあと、だんだん下降線をたどっていた。かつては火星や金星にまで人間が行き、ちょっとした都市を作りかけたことさえあったのに、今ではすべて廃墟と化している。もう人間は、宇宙飛行の技術を失ってしまったのだ。
人間は大いに栄え、地球上に爆発的に増えたのだが、そのことが原因となって、環境を自分たちの住みにくいものに変えてしまった。地球はかなり温暖化し、大気中にはチッ素酸化物がかなりの濃度含まれていた。
もちろん、戦争はいたるところでおこった。まるでそれによって人工調節をしようと試みているかのように。だが、人間の退化は戦争によってもたらされたのではない。
大混乱と、大貧困の中で、教育が失われたのだ。子供たちは学校へ行くよりも、今日食うものを手に入れなければならなかったのだ。
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実は、今回この稿を書くために、私は大いに頼りになる専門家に取材をしているのである。そういうことをしないと、サイバラ西原理恵子)に、はんかくせえ、と言われてしまうから。
その専門家とは、動物学者で、『地球絶滅動物記』という著書もある、今泉忠明先生である。ここまで書いてきたことは、その先生の話をもとに、私の解釈を加えたものである。今泉先生は、地球に出現した全動物の種類数の計算にも、一部関与していらっしゃる。
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今泉先生の言うように、進化と絶滅はうらはらなのだ。それは地球上の生物の必然なのではないかと思えるぐらいのものなのである。
だけども、そんなことばっかり心配して、怯え、おののき、絶望的になり、小さくこせこせと生きることはない。それは過敏すぎるというものだ。
「かわいいお子さんですなあ。おいくつで」
「5歳です」
「そうですか。でもこの子も、いずれは年とって死んでしまいますよ」
バカこけ、である。その通りだけれど、そんなことはまだ心配しなくてもいい。
こんな数字はもちろん漠然とした予感にすぎないのだが、今泉先生の感じでは、人類が絶滅するのは300万年後あたりではないかということである。これは今地球にいる一番古い哺乳類が出現してから今までの長さだそうである。つまり、そいつらだって300万年生きてるんだから、という考え方ですね。種の寿命というわけだ。
ところで、人類の最初の1人は、20万年前のアフリカの女性にたどりつく、という説がある。クロマニヨン人のはじまりである。
ということは、人類が誕生してからまだ20万年。この先が300万年。
ね、とりあえず絶滅ノイローゼになることはないんですよ。
そういうふうに考えるのが、理科的な思考法というものです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、テレビで「NHKスペシャル ヒューマン・エイジ 人間の時代 プロローグ さらなる繁栄か破滅か」を観た。
地球には今まで5度の大きな絶滅期があったそうである。
誕生した生物の99%が絶滅しているのだそうだ。
「人類の最初の1人は、20万年前のアフリカの女性にたどりつく」
●繰り返される「滅亡の宿命」 人間の未来は繁栄か破滅か?
ローマ帝国は領土拡張に明け暮れ、国内経済が悪化して滅亡しました。
マヤ文明は農業で多くの人口を養いましたが、大規模な森林伐採が原因で滅亡しました。
「人類が絶滅するのは300万年後あたりではないか」
私はあと、0.0000001万年あたりに絶滅します。