じじぃの「中国台頭の脅威・終戦の日に考える日本と世界の未来!日曜報道・THE PRIME」

終戦の日」と「米中冷戦」

動画 fnn.jp
https://www.fnn.jp/articles/-/224565

台湾です!日本ありがとう!『東京オリンピック

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XVb6Da0N3S0

終戦の日」と「米中冷戦」


   

バイデン大統領、民主主義サミットに「台湾総統を招待するか」?

2021.8.13 Yahoo!ニュース
中国の官営メディアは「ジョー・バイデン米大統領が、ことし12月に開催される “民主主義のための首脳会議(民主主義サミット)”に 台湾の蔡英文総統を招待する場合、台湾上空に中国人民解放軍(中国軍)の戦闘機が出撃するだろう」と強く警告した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f723154c0dda08ddb8b650c5fae3f7941cd5b4f

台湾併合と沖縄占領は2年以内。香港を潰した中国が危険な賭けに出る理由

2020.8.14 まぐまぐニュース!
国際社会の猛烈な反発を物ともせず、香港の自治権言論の自由を奪った中国。習近平中国共産党は、その先に何を見据えているのでしょうか?
メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』を発行する黄文雄さん(評論家・台湾出身)は「中国には台湾併合を急がねばならぬ事情がある」と分析し、「台湾の次に狙われるのは沖縄」として、日本に対しても注意を呼びかけています。
https://www.mag2.com/p/news/462162

日曜報道 THE PRIME

2021年8月15日 フジテレビ
【キャスター】松山俊行、梅津弥英子 【コメンテーター】橋下徹(元大阪市長・弁護士) 【ゲスト】新藤義孝自民党政務調会長代理)、河野克俊(前統合幕僚長)、櫻井よしこ(国家基本問題研究所理事長)
デモ隊が暴徒化もワクチン証明「義務化」の是非コロナ感染爆発に策は? 米中冷戦と台湾危機に巻き込まれる日本「終戦の日」に考える日本と世界の未来。

中国台頭の脅威 終戦の日に考える日本と世界の未来

●米ソ冷戦から米中冷戦へ
終戦から76年。
日本を取り巻く世界情勢は激変。
第二次世界大戦後、米国を中心とする西側諸国とソ連を中心とする東側諸国で世界は二分。
米ソ冷戦からソ連崩壊で東西の冷戦が終結
存在感を強めてきた中国は市場経済を取り入れ急成長。
米中新冷戦は国際ルールをめぐり米国と中国が対立。
貿易戦争やハイテク覇権争いなどに発展。
バイデン政権の基本戦略について上智大学・前嶋和弘教授は「強硬姿勢は維持しながら国際社会のルールに従わせる」と語った。
中国・習近平国家主席2020年11月の中央軍事委軍事訓練会議で演説し、「訓練は戦闘力向上の基本で最も直接的な軍事闘争の準備だ。戦争に備えた訓練の専門家を多数育成すべきだ」と語った。
橋下徹、「中国が、米国が国連海洋法条約に批准していないといったらどう反応したら良いのか。日本は中国にいうのと同時に米国にも批准するよういうべきではないか」
河野克俊、「みんなが守ってきた海洋のルールを中国が犯している」
終戦から76年 中国台頭の“脅威”
海洋進出の勢いを強めている中国について、いま焦点になっているのは台湾をめぐる情勢。
米国海軍幹部は「台湾有事はあるかないかの問題ではなく“いつか”の問題」と語った。
櫻井よしこ、「習近平体制にとって台湾問題は、第2の毛沢東になろうとする習近平自身の立場を担保するものとしてどうしても統合しなければいけないもの。政治的に決断するときがまもなく来る。こちら側は力を蓄えて抑止しなければいけない」
●“台湾有事”シナリオ 中国が離島奪取?
中国が海洋進出をしようとすると、奄美大島、沖縄、宮古島石垣島与那国島尖閣諸島、台湾などが塞ぐ形になっており、第一列島線に重なっているため、中国にとって台湾を抑えることが重要になってくる。
河野克俊、「中国は経済発展とともにいま海洋進出している。これは理解できる。しかし、問題は国際ルールに中国が従っていないということ。彼らの考え方は、第一列島線の内側は自分たちで排他的にコントロールするというのが彼らの海軍戦略になっている。いま一番自分たちでコントロールできていないのが台湾と尖閣だ。香港もそうだったのだが、もう抑え込んだ。毛沢東や鄧小平の時代であれば、海洋進出をそれほどしていなかったので、台湾をこのままに置いておいても、まあ、いいかなという時代があった。しかし、いまはそういう時代を通り過ぎて、海洋進出のために台湾は絶対不可欠になってきた。この台湾問題というのは毛沢東、鄧小平時代よりも解決しなければならない緊急性が中国にとっては高まっているということが言える。離島については、例えば、東沙島という中国側に近い島がある。実質的に主権を持っている。守備隊が250人ほどいるが、民間人はいない。例えば、この島を中国が占領するとなると、台湾にとっては完全なる主権侵害だから、台湾政府としては絶対反応せざるを得ない。しかし、離島(占領)でアメリカが出てくるかとなると、なかなか判断が分かれるところ。そうなった時、台湾内で、政府を支持して奪還だという勢力もあるだろうが、こんなことで大陸中国と本当に戦争するのか、という人たちも出てくる。こうなると国論が二分し、臨時革命政府のようなものが出てくるなど、さまざまなシナリオが考えられる。可能性としては離島奪還というのは考えておかなければいけない」
松山俊行、「台湾の中の世論も二分して、反撃に出るべきかどうかで混乱が生じる可能性があるということか」
河野克俊、「そうだ」
橋下徹、「今の日本の憲法では米国軍が動かないと日本は動けない。中国の横暴は止めなくてはいけないし、日本の価値観は守らなければいけない。しかし国会議員の論戦はあいまい」
新藤義孝、「台湾有事がいつ起きるかというと、中国がアメリカをしのぐ圧倒的な力を持ったときに必ず起きてしまう。だから、そうさせないことが重要。中国は一帯一路の世界戦略を組んでいるが、すべてバイ(個別)だ。中国と相手の国との2国間を強めようとしているだけだ。私たちはそうではなく、クワッド(日米豪印の協力関係)も含め、もっと大きなネットワークをつくり世界の秩序をつくろうとしている。そこに私たちに優位性がある。中国に自分たちにはそういった力があるのだと、間違った考えを持たせないことが重要だ。中国が国際社会のルールに従うのではなく、国際社会のルールは皆で作るのだと。なぜ台湾問題にあれほど固執するか、尖閣を狙っているかというと、国は海を使わないと経済を維持できない。中国が太平洋に出て行こうと思うと、現実に自由に動けるところは、沖縄と宮古の間しかない。あとは日本列島と台湾がかぶさっている。南シナ海も同じ。なぜ中国は自分のものにして我が物顔でそこを使おうとするのか、皆の海なのだから、ルールを守りながらお互いに使えばいいではないかと。できるのだということを彼らに思わせなければいけないのだが、彼らは自分たちでまず手に入れてからと思い込んでいる節がある。そんなに心配しなくても皆でルールを作ろうよと。あなたに従わせるのではなく、皆で一緒に平和をつくっていくのだと言い続けるしかない」
櫻井よしこ、「日本は外交上、中国が“台湾は中国の一部である”といっていることを理解するとしている。政治家に発してほしいメッセージは“台湾は独立国”であるということ。さらに台湾と日本の運命はほとんど重なっている。台湾を守ることは私たちの利益を守るということ。それが日米首脳会談の“台湾海峡の平和と安全を順守する”という言葉に象徴されている。今はその言葉を実施に移すべき時」
●“台湾有事”シナリオ その時日本は・・・
河野克俊、「日本の“一つの中国”に対する立場は曖昧にしておけば良い。日本の国益にとってどうかを考えれば良い」
新藤義孝、「中国が国際社会のルールに従うのではなく、ルールをみんなで作る。中国が海に出ようとすると現実に動けるところは宮古水道しかない。なぜ中国は自分のものにして我が物顔で使おうとするのか。みんなの海なんだからルールを守ってお互いに使えばいいのではないかと思わせなければいけない。しかし彼らは手に入れないと使えないと思い込んでいる節がある」
櫻井よしこ、「それに従わせるためには力を持たなければいけない。力の発言はだめ」
●「日本を核攻撃」・・・過激動画の波紋
台湾有事への懸念が高まる中、中国の民間軍事サイトの動画に波紋が広がっている。
動画では「我々が台湾を介抱するときもし日本が兵士1人でも武力介入するなら、日本が無条件降伏するまで全土へ核ミサイル攻撃を続ける。日本は世界唯一の被爆国。だからこそ日本への核攻撃は効果が倍増するだろう」としている。
動画は200万回以上再生された後サイトから削除されたが、その後地方の中国共産党委員会サイトに一時掲載された。
米国・ニュースウィークは「中国政府関係者が日本への原爆投下を呼びかける動画を共有した」と報じた。
米国・FOXニュースは「台湾をめぐり中国が日本を核攻撃すると共産党が認可するチャンネルで脅迫」と報じた。

中国が日本に対し核の先制攻撃を行うとする動画について。

笹川平和財団上席研究員・小原凡司は「日本が台湾防衛に関与するかのような発言をすることに対し中国は有効な手がない。そのため民間チャンネルを使って日本を威嚇し国内外の反応を見ている」と語った。
櫻井よしこ、「動画の背後には100%中国共産党がいる。中国では自由な発信は出来ないので全て中国共産党の意向だと思った方が良い。日本は戦う意思があるということをこの場面で見せることが大事」
河野克俊、「バイデン大統領は一緒にやろうといっている。米国に言われてからではなく日本は抑止力として自主的に中距離ミサイルを持つかどうかの議論を始めるべき。戦後日本は武力行使について“絶対にダメ”という意識があり、中国が台湾に侵攻するというリスクはやるはずがないと多くの日本人が思っている」
橋下徹、「日本での中距離ミサイル配備は絶対に必要だと思う。自国を守り、米国同盟国とのシェアリングは必要。国会で議論して欲しい」
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nichiyouhoudou_theprime/