じじぃの「いかに生きるか・持続可能な社会・賞味期限切れ・もったいない!倫風」

「世界一貧しい大統領」ムヒカ氏 政界引退を表明(2020年10月21日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ktBhXPc8lw4

サンデーモーニング

2020年10月25日 TBS
【司会】関口宏 【サブキャスター】橋谷能理子 【パネリスト】姜尚中田中優子高橋純子、薮中三十二、青木理
サンデーモーニング スタッフノート note

風をよむ 「元大統領のメッセージ」

ウルグアイ ホセ・ムヒカ元大統領「シャワーを浴び、ヒゲを剃りスーツを着る。大統領になった日に着たのと同じ服だ。クリーニングに出せば新品と変わらない」
彼を一躍有名にしたのが、2012年に開かれた国連主催の環境サミットで行った、この演説… 
ウルグアイ ムヒカ元大統領のスピーチ(2012年)「環境危機が問題なのではなく、我々が作り出した文明モデルが問題だ。我々が振り返るべきは、私たちのライフスタイルなのです」
この演説で世界的注目を集めたのは、ホセ・ムヒカ氏。「持続可能な社会」のありようについて世界に問いかけたのです。
青木理、「このような人がいることは、人類の希望みたいなものを感じます」
https://note.com/tbsnews_sunday/n/n12d5e3b5dafb

『倫風』 2020年11月号

実践倫理宏正会

鎌田實の「人生を味わい尽くせ!」 コロナ後は、価値大転換の時代になる より

「もっとゆっくり生きていいんだ」

コロナとの闘いは長期戦です。
次の波は確実に襲ってくるでしょう。でもいずれは収束するはず。首尾よくコロナに打ち勝ったとして、ぼくはそこで大きな価値観の大転換が起こると考えています。
最大のポイントは、僕たちの「時間の間隔」が変わること。これまで僕たちは、「時間を無駄にしてはいけない」と、いつも時間に縛られてきました。
でも、コロナによる自粛生活で、「そんなに慌てなくてもいいんだ」と気づき、「ゆったりと生きよう」という意識を持ち出したのです。
コロナを乗り越えた先の「ビヨンドコロナ」の時代には、自粛前の”せわしさ”に戻ることはないでしょう。「ゆったりと生きる」ことを知ってしまったら、新しい時間間隔で生きようと望むはずだからです。
「ゆったりと生きる」意識は、毎日の過ごし方の変化だけでなく、「モノ離れ」も加速させます。
ファッションを例にとれば、毎日、外出しなくてすみ、お洒落して外食する機会も少なくなり小奇麗な洋服も必要ではなくなりました。必然的に「もう買わなくてもいいや」と思うようになります。
もちろん、大事なものや必要なものは買います。しかし地球環境問題などを考えて、「できればサスティナブル(持続可能性)なモノを買いたい」という意識が強くなってくると予想します。
「サスティナブル」とは、地球の自然環境に配慮した活動や製品、企業活動のこと、特にファッション業界は、ファストファッションが主流になったこともあって、衣類の年間消費量も、一人当たりの洋服の廃棄量も増えてきていました。衣服を作る過程で生じる汚染水や温室効果ガス、毛や皮を使うために起こる動物の大量処分も問題です。
しかし、これまでのような流行のファッションやグッズを買う傾向は影を潜めるでしょう。「自分の好みに合わせたサスティナブル」が、これからの主流になっていくはずです。

「もったいない」の意識が再び強まる

スーパーへの買い出しの回数も減ってくるでしょう。一時期、「もったいない」という言葉が流行りましたが、先日「もったいないキッチン」というドキュメンタリー映画を観ました・映画では、賞味期限切れの材料を集めて、とても美味しそうな料理を作っています。
そこで僕は「賞味期限切れなんて、そんなに気にすることはない」ということがわかりました。コロナ後は「もったいない」の意識がもっと強くなるのではと、期待しています。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「ピンポーン!」
「また、雑誌持ってきました」
小太りのおばちゃんが、今年になって毎月やってくるようになった。
「今日は、うちの庭でとれた柿を持ってきました」
パラパラと『倫風』 11月号を読んでみた。
「コロナ後は、価値大転換の時代になる」
「ゆったりと生きる」意識は、毎日の過ごし方の変化だけでなく、「モノ離れ」も加速させます。
とっくに実践しています。
トホホのホ。