じじぃの「新型コロナウイルス・ワクチン開発最前線!プライムニュース」

新型コロナ治療薬 早ければ「半年で開発」か(20/03/05)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=F3ap8tXtQrE

「DNAワクチン」の有効性

<新型コロナ>「大村智氏開発薬 コロナ抑制」 イベルメクチン 豪州の大学発表

2020年4月7日 TOKYO Web
オーストラリアにあるモナシュ大の研究チームは六日までに、二〇一五年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智(おおむらさとし)・北里大特別栄誉教授が開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」が新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表した。
チームは、試験管内のウイルスにイベルメクチンを投与したところ、四十八時間以内にウイルスが増殖しなくなったとしている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202004/CK2020040702000135.html

日本発「コロナワクチン」開発は成功するか 阪大・森下教授とアンジェスコンビの成否

2020/03/12 東洋経済オンライン
大阪大学大学院医学系研究科の森下竜一教授と阪大発バイオベンチャーアンジェスは3月5日、新型コロナウイルスの予防用ワクチンなどで共同開発に乗り出すと発表した。
通常のワクチンは病原体(ウイルス)を使用するため、開発、製造、治療の各段階で一定の感染リスクは避けられないが、DNAワクチンではウイルスそのものではなく、遺伝子の設計図を使うため、感染の心配がない。さらに、大腸菌で大量培養できるため製造コストが安く、製造に要する期間も通常ワクチンに比べ短くて済む。通常のワクチンは製造・供給までに5~7ヵ月かかるが、プラスミドDNAを使うと2ヵ月程度で済むと森下教授は説明する。
今後は日本医療研究開発機構(AMED)などを活用した研究資金の支援、治験の迅速化など、国による実効的なウイルス薬の開発支援が求められる。世界に先駆けて日本発のDNAワクチン開発が成功すれば、将来、新型感染症が発生したときの備えにもなる。
https://toyokeizai.net/articles/-/335256

プライムニュース 「感染者急増…最新情報 ワクチン開発の現状&既存治療薬の有効性は」

2020年4月6日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、反町理 【ゲスト】武見敬三自由民主党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部顧問 参議院議員)、森下竜一(大阪大学大学院臨床遺伝子治療学寄付講座教授)、鳥集徹(医療ジャーナリスト)
世界の感染者が100万人、死者が5万人を超え感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルス。国内でも大都市を中心に感染が急速に広がっている。
 一刻の猶予も許されない事態に、安倍首相は「治療薬やワクチンの研究開発を政府の最優先課題」と発言。また、各国の研究機関や製薬会社は一定の安全性が確認されている既存の治療薬について臨床試験を開始する一方で、ワクチン開発を急ピッチで進めている。
パンデミック終息のカギと言える治療薬やワクチン開発。その現状はどうなっているのか?研究開発から実用化までのプロセスでどのような障壁があり、日本政府はどう後押しすべきなのか?
日本で“新型コロナワクチン”の研究開発を手掛ける森下竜一氏と、自民党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部顧問の武見敬三氏を迎え、ワクチン開発の最前線と早期実用化に向けた課題を聞く。
●「ワクチン開発」 最前線は
新型コロナウイルスのワクチン開発の現状と課題について。
・米国の国立衛生研究所とモテルナ社
 先月から臨床試験を開始 → 実用化まで1年以上。
・米国のジョンソンエンドジョンソン社
 9月までに臨床試験を開始すると発表 → 来年初めにワクチン供給へ。
・米国のピッツバーグ大学医学部
 数ヵ月で臨床試験を開始へ。
・ドイツのキュアバック社
 6月までに臨床試験を開始。
・英国のオックスフォード大学と米国のイノビオ社
 非臨床試験を今月から3ヵ月実施 → 臨床試験を開始。
・中国の軍事医学研究員
 先月からワクチンの臨床試験を開始。
武見敬三、「2月の段階で感染症が拡大した時に基金を国際社会で主要国中心に作っていた。2月2日から14日までに16週以内で人の臨床試験を始められること。大規模な生産ができることの2つを条件として公募した。その結果世界で8つの申請が認められ、これから資金が配分されていく。我が国も100億円拠出している。同時に国内でも重要なワクチン開発をしている方々に資金を集めて開発を促進する枠組みができている」
●「DNAワクチン」の有効性と課題
新型コロナウイルスのワクチン開発について。
森下竜一、「DNAワクチンは今までに臨床試験はいっぱいしているが、実際承認されるまでに病気が終わっている。途中の段階で止まっていた。流行が始まってすぐにやっても最低16週はかかる。ウイルスを不活化する危険性はない。すでに1400人以上の方で臨床試験を行っている。同じDNAを使った医薬品を発売している。日本でも承認されている。安全性に対する懸念は非常に少ない。普通のワクチンは有精卵。普通の卵は無精卵。卵の数が足りない。非常に作りにくい。DNAワクチンのメリットとして、病原性を持たないため患者にとって安全であること、変異率の高いウイルスでもすぐに最適化したワクチンを製造できること、過去の臨床試験では1400人以上に投与され、安全性の懸念は一度もなかったこと、一度に大量培養できるため製造コストが安く、6~8週という短期間で製造・供給できること」
●「日本発ワクチン」の現状は
大阪大学アンジェス
 「DNAワクチン」の開発 → 6ヵ月以内の臨床試験開始を発表。
田辺三菱
 新型コロナウイルスを模した植物由来粒子の開発に成功 → 8月までに臨床試験を開始2021年までに終了の意向。
アイロムグループ IDファーマ
 7月にも非臨床試験を開始。
第一三共日本医療研究開発機構(AMED)
 DNAワクチン開発への参画を発表。
https://www.fnn.jp/subcategory/BS%E3%83%95%E3%82%B8LIVE%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9