じじぃの「科学夜話・インフルエンザ予防法・うがいは効果がない?月刊WILL」

のどにはウイルスがべったりと付着している

感染症予防のためのうがい 長崎大学
●「のど」は病原細菌の最初のターゲット
健康成人の「のど」には、病原細菌がつっついて増えるのを防ぐ働きがあります。
しかし、風邪をひいて「のど」がダメージを受けてしまうと、その働きは弱まり、病原細菌がくっつきやすくなります。
特に、子どもやお年寄り、あるいは糖尿病、心臓や肺に慢性の病気を持っている人では、細菌が下気道で増えて気管支炎や肺炎を引き起こしやすいので注意が必要です。
http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/2002/135.htm
『月刊 WiLL』 2019年3月号
インフルエンザ予防法 岡田明三(鍼灸師・明鍼会会長) より
冬といえばインフルエンザ。今年も大流行しているようです。そこで今回は、東洋医学の観点から、インフルエンザ予防について考えてみたいと思います。
実は、インフルエンザは中国生まれのウイルスです。中国では豚と鶏を放し飼いにしている地域があり、そこで豚と鶏のウイルスが混じり、人間にも移るウイルスができてしまいました。
ちなみに、15年ほど前に大流行したSARS重症急性呼吸器症候群)も中国生まれです。
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インフルエンザは、今でこそ「ウイルス」が原因であることが分かっていますが、昔は脳卒中や顔面麻痺などと同様に「中風(ちゅうふう)」と呼ばれ、恐れられていました。
さて、風病を防ぐには、次の4つを心掛けることが重要です。
1つ目は免疫力を高めること。免疫力は、睡眠と食事によって高めることができます。睡眠不足と食生活の乱れには気を付けましょう。
2つ目は、手荒い、うがい、水補給を徹底すること。意外と知られていませんが、ウイルスが喉の粘膜に付着していても、3時間程度であれば体内に取り込まれることはありません。うがいや水分補給を行って、喉に付着しているウイルスを流してしまえば、ほとんどの感染を防ぐことができるのです。また、扉の取っ手や手すり、電車のつり革などには、ウイルスが付着しています。そして、人間は普段から無意識に顔、特に口元や顎を触っている。だからこそ、手を洗うことが大切なのです。しっかりと免疫力を付けていれば、手荒いとうがいを徹底するだけで、相当な効果がありますよ。
3つ目は、人ごみに行くときは必ずマスクを着用すること。飛沫感染を防ぐことができます。
4つ目は、部屋を乾燥させないこと。朝、太陽の光に照らされると、埃などが舞っていることが分かりますよね。このように、ウイルスも空気中に舞っているのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
歳も70を超えると一番気になるのは肺炎だろうか。
唾が若いときと比べて出にくくなり、喉に異物が詰まっているのを意識するようになった。
だいたい、年寄りの死因では肺炎が圧倒的に高い。
テレビで、インフルエンザ予防に「うがい」は効果がないとか言っていた。
ウソだろう。
私の喉にはウイルスがべったりと付着している。
「2つ目は、手荒い、うがい、水補給を徹底すること。意外と知られていませんが、ウイルスが喉の粘膜に付着していても、3時間程度であれば体内に取り込まれることはありません。うがいや水分補給を行って、喉に付着しているウイルスを流してしまえば、ほとんどの感染を防ぐことができるのです」
だそうだ。