じじぃの「黄色ブドウ球菌(MRSA)は悪魔・不死身の細菌?極限世界のいきものたち」


肺炎について 公立岩瀬病院
Q:肺炎の原因は?
A:肺炎(感染性)を起こす、病原微生物は主に以下の4種類に分けられます。
(1) 細菌(いわゆるバイキン)
  ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは違います)など
(2) ウイルス
  インフルエンザウイルス、アデノウイルス、麻疹(はしか)ウイルス、サイトメガロウイルスなど
(3) マイコプラズマ(細菌とウイルスの中間のような生物)
(4) 真菌(カビ)
http://www.iwase-hp.jp/area/iryo/haien.html
『極限世界のいきものたち』 横山雅司/著 彩図社 2013年発行
黄色ブドウ球菌 〜殺しても死なない! 不死身の一族〜 (一部抜粋しています)
黄色ブドウ球菌は、人間の体表面にいる細菌で、抵抗力が弱ると病原菌と化し、ひどい化膿を起こしたり肺炎の原因になったりする。この病原菌を駆逐するために、科学者たちは戦いを挑んだ。だが、黄色ブドウ球菌には恐るべき能力があった。進化の速度が異常に速いのである。
1929年、青カビから細菌だけを殺す抗生物質ペニシリンを発見。これで戦いの決着はついたかに思われたが、薬の乱用が変異種「ペニシリン耐性黄色ブドウ球菌」を生み出す。ペニシリンが」効かないこの敵に対し、科学者はメチシリンを開発し対抗。すると今度は「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」(MRSA)」が出現、病院内で暴れ回り、医療関係者を戦慄させた。
科学者は切り札として、細菌の増殖時に細胞膜を作る酵素の邪魔をする「バンコマイシン」を投入、MRSAを倒したかに見えた。しかしまたしても「バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌」(VRSA)が出現、薬剤耐性遺伝子を他の細菌からもらい、耐性を得たという。現在、VRSAには打つ手がない。薬の投与を最小限にし、変異を抑えることが重要視されている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
肺炎の原因について調べてみた。
肺炎は全死亡原因の第4位で、65歳以上の高齢者に限ってみると第1位だ。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSA)などは保菌していても、高齢者の場合は体力や抵抗力が劣っているので発病してしまう。MRSA肺炎と呼ばれるそうだ。
真菌(カビ)性肺炎というのもある。
よく睡眠をとって、抵抗力をつけるのがいいのかなあ。
年寄りは寝てばっかり。なるほどなあ。 (^^;;