じじぃの「人の死にざま_1666_ドミトリー・イワノフスキー(微生物学者)」

ウイルスの構造

ウイルスの形態

ウイルス性肺炎とはどんな病気か gooヘルスケア
ウイルスによる肺の病気は「かぜ症候群」として広く知られています。その多くは自然に治癒しますが、なかには下気道へと進展し肺炎を合併することがあります。
肺炎の原因には、(1)ウイルスそのものが肺炎を起こす場合、(2)ウイルスと細菌が混合感染し肺炎を起こす場合、(3)ウイルスが先行感染し、これに続いて細菌が二次的に肺炎を起こす場合、の3つがあります。一般的には、ウイルス単独による肺炎よりも細菌感染を合併症した肺炎が多く、純ウイルス肺炎をみることは少ないです。
http://health.goo.ne.jp/medical/10721400
イワノフスキーとは コトバンク より
タバコモザイク病は,タバコの葉の表面に緑色の斑が現れ,葉の形がいびつになる病気として,古くから知られていたが,ながらく原因不明であった。
1892年にイワノフスキーDmitri Alexevitch Iwanowsky(1864 ‐1920)は,タバコモザイク病のタバコの葉の汁液を細菌ろ過器でろ過して,そのろ過液に病原性があることを見いだした。これが,ろ過性病原体すなわちウイルスの存在を示した最初の実験である。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC,D.A.-1271681
『医療の歴史 穿孔開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』 スティーブ・パーカー/著、千葉喜久枝/訳 創元社 2016年発行
活動中のウイルス (一部抜粋しています)
ウイルスはごく小さな感染粒子――細菌のおよそ1000分の1の大きさ――で、電子顕微鏡を使わないと見ることができない。各粒子には、自身を何千倍も増殖させる方法について一連の指示がおさめられている。何百万種類のウイルスが存在し、普通の風やインフルエンザから、AIDSやポリオ、肝炎などの致死的な病気まで、強度もそれぞれ異なる各種の病気を引き起こす。
ウイルスは環境内に存在し、最近、植物、動物に侵入しようと待ち構えており、空気や液体、あるいは昆虫を介して広まることができる。
抗生物質はウイルスには効かないが、ワクチン接種はある種のウイルスに対する免疫をもたらすのに役立つことがある。
1890年、ロシアの生物学者ドミトリー・イワノフスキーはタバコに発生していた病気を調査しにクリミア半島へ行った。彼は感染したタバコの葉をつぶし、その抽出液を、細菌を取り除く微細な穴の開いたフィルターに通した。しかし濾した液体の中にはまだ感染源が存在していた。彼は細菌よりもはるかに小さい感染物質を発見したのであった――それがウイルスであった。
イワノフスキーはウイルス学の父の一人と見なされている。
1931年、電子顕微鏡がドイツで発明され、30年代の末までにはドイツの医師ヘルムート・ルスカがそれを使ってウイルスを調べた。すぐに科学者たちはウイルスの基本構造を明らかにした。ウイルスは形も構造も非常に多様で、それによりそれぞれのウイルスは適切な宿主細胞にねらいを定めて侵入でき、さらに宿主生物の免疫系からの攻撃に耐えられるようになっていた。4つの主なウイルスの形が明らかにされている。