じじぃの「免疫の暴走(サイトカインストーム)・新型コロナ肺炎の脅威度!プライムニュース」

新型コロナ 薬開発は

動画 YouTube
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免疫の暴走(サイトカインストーム)

プライムニュース 「感染症の専門家に聞く 若者の感染増の原因は ワクチン&新薬の期待」

2020年4月2日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】新藤義孝自由民主党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部本部長代理 政務調査会長代理 衆議院議員)、増田道明(獨協医科大学微生物学講座教授 日本環境感染学会評議員)、松本哲哉(国際医療福祉大学医学部主任教授 日本環境感染学会副理事長)
1都4県の知事が連携して「移動・外出の自粛」を求めた週末が明けた直後の30日、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった。本人が体調に異変を感じてから、わずか14日後の訃報に、日本中は深い悲しみと驚きに包まれた。
これまで国内では、感染者の状態については「8割が軽症」という情報が前面に出て、残り2割の重症化した患者がどういう状況なのかは、詳細には語られない傾向があったが、志村さんのケースで、この感染症は「急激な悪化」と「最悪の場合、死に至る病」であることが、改めて浮き彫りになった形だ。
1都4県連携の「外出自粛要請」も、これまでとは異なるフェーズの警戒感を表したものだった筈だが、その一方で、依然として繁華街に繰り出す人々や自身が感染している可能性をよそに催しに参加したりする人が後を絶たない。
感染の爆発的拡大のリスクと、その先に考えられる日本の状態を改めて周知し、「感染爆発」を防ぐために、今、すべきこととは何か?そして、ビジネスや社会活動の停滞による損害を軽減し、国家の機能を維持していくために、どんな覚悟と施策が必要なのか?
●「感染拡大」を阻止できるのか? “新型コロナ肺炎”の脅威度
先月25日の小池都知事の記者会見に同席した国立国際医療研究センター・大曲春夫センター長は新型コロナウイルスの症状について「悪くなるときのスピードはものすごく早い」等と説明した。
増田道明、「この新型コロナウイルス感染症は2段階からなっているのではないかと分かってきている。ウイルスが増えて体内で悪さをするステップ。ウイルスに対する我々の免疫が過剰に起こることで肺炎や呼吸困難が酷くなるステップがあるのではないかと分かってきている。もともとの遺伝素因なのか、新型コロナウイルスに感染する前にどういうものに感染した既往があるかなど個人的な違いがもしかしたら分かれ道になっているのかもしれない」

免疫の暴走(サイトカインストーム)について説明。

新型コロナ20代患者が相次いで重症化。専門家はこれを、「十分に免疫反応がある方が、逆に過剰に反応してしまう”サイトカインストーム”が起こっている」と説明している。
白血球などの免疫細胞は、ウイルスに感染した細胞を攻撃する時に”サイトカイン”を放出するが、新型ウイルスなどに対しては免疫細胞が過剰に反応してしまうこともあり、サイトカインが出すぎて正常な細胞まで攻撃してしまう。これを「サイトカインストーム」といい、高熱や意識障害で死亡するケースもある。2003年のSARS流行時にも、若い人たちが大勢サイトカインストームで死亡した。
松本哲哉、「炎症が波及して肺が真っ白になってしまう、呼吸機能が保たれなくなり急激に悪化する。サイトカインストームも十分そこに関わっていると思う。IL-6(インターロイキン-6)というサイトカインに対する抗体があり、今はリウマチなどに対し使われている薬だがそれがもしかしたら急激に悪化するようなコロナウイルス感染症に治療として使えるのではという外国のトライアルはある」
https://www.fnn.jp/subcategory/BS%E3%83%95%E3%82%B8LIVE%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9