じじぃの「コロナと闘う・サイトカインストーム・あるコメディアンの死!夕刊フジ」

大村智博士と抗寄生虫薬 「イベルメクチン」

夕刊フジ』 2020年4月14日発行

コロナウイルス制圧に“新薬”! ノーベル賞大村氏開発「イベルメクチン」、投与後48時間以内に増殖抑制効果か

世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルス世界保健機関(WHO)は「致死性が新型インフルエンザの10倍」としており、終息まで長期戦が予想される。
国内外の機関が治療薬やワクチンの開発を急ぐなか、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授が共同開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」がウイルス抑制に効果があったという研究結果も出ている。新薬実用化への道筋や課題はどこにあるのか。
新型コロナウイルス感染症への活用が注目される既存薬は、抗インフルエンザ薬「ファビピラビル(商品名アビガン)」やエボラ出血熱の治療薬候補「レムデシビル」、気管支ぜんそく治療薬「シクレソニド(オルベスコ)」、膵(すい)炎治療薬「ナファモスタット(フサン)」、

関節リウマチ治療薬「アクテムラ」など。

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サイトカインストーム

実験医学online
感染症や薬剤投与などの原因により,血中サイトカイン(IL-1,IL-6,TNF-αなど)の異常上昇が起こり,その作用が全身に及ぶ結果,好中球の活性化,血液凝固機構活性化,血管拡張などを介して,ショック・播種性血管内凝固症候群(DIC)・多臓器不全にまで進行する。
この状態をサイトカインストーム(cytokine storm)という。
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/keyword/2744.html

志村けんはサイトカイン・ストームに襲われた?

2020年04月04日 科学と現実のはざまから
コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため他界しました。志村さんの死は彼の才能の豊かさとコロナウイルスの恐ろしさを同時に社会に知らしめる結果となりました。70歳でした。
志村さんの病状悪化は急速で、発症からたった2週間ほどで亡くなりました。彼はヘビースモーカーでした。長年の喫煙で彼の肺はかなりダメージを受けていました。そのためさほど高齢でもないにもかかわらず容態が急速に悪化した、といわれます。
しかし喫煙に目を奪われてはいけません。ほとんど誰も指摘していないようですが、私は容態が急速に悪化したのは、彼の体の中でサイトカイン・ストーム(サイトカイン放出症候群)と呼ばれる免疫の過剰反応が進行していた、と推測します。
http://blog.livedoor.jp/akinaka0629/archives/54490926.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2018年のノーベル化学賞は、米カリフォルニア工科大のフランシス・アーノルド教授、米ミズーリ大のジョージ・スミス名誉教授、英医学研究会議のグレゴリー・ウインター博士の3人が受賞した。
ウインター博士は遺伝子組み換えによる生物学的製剤「アダリムマブ(ヒュミラ Humira)」を開発した。この薬は2002年に米国で承認され、関節リウマチやクローン病などの治療に使われている。
2010年10月、「ヒュミラ」が日本で認可された。ヒュミラはインスリン注射のように皮下に注射する薬だ。
私は40歳代になって、クローン病と診断された。
60歳代になってこのヒュミラを注射してから、下痢状のうんこが形のあるうんことして出るようになった。
先日、テレビの情報番組で「新型コロナウイルス」を見ていたら、「サイトカイン・ストーム」という言葉が出てきた。
そういえば、コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスで亡くなったが、一説によると発症から急速に悪化したのはサイトカイン・ストームではないか、と言われている。
私が2週間おきに皮下注射しているヒュミラはこの自己免疫の過剰反応を抑える薬だ。
先日、1.5ヵ月毎に通院している佐倉にあるT病院の担当医とこんな会話をした。
じじぃ、「テレビで新型コロナウイルスを見ていたら、サイトカインがどうだとか言っていましたよ」
先生、「もしかしたら、ウイルスを防いでくれるかもしれない。でも油断するなよ」
だって。