じじぃの「科学夜話・夏バテ予防・旨味成分の多い濃口しょうゆを使う?理系の疑問」

夏バテに 「冷ややっこ」

『理系の素朴な大疑問』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

しょうゆの薄口と濃口、塩分が多いのは? より

日本の食文化には、しょうゆが欠かせない。
しょうゆといえば、薄口派と濃口派に分かれる。地域で見れば、薄口が主流の関西、濃口が主流の関東に分かれるだろうか。
薄口派のなかには、「濃口は塩分が多そうだ」と。健康を考えて酒ている人がいるかもしれない。
たしかに見た目からすると、そう考えてしまうのもムリはない。
しかし実際は逆である。
塩分濃度を比べると、なんと薄口は19~20パーセント、濃口は17~18パーセントで、薄口のほうが塩分は多いのだ。
塩分が多いのに薄口というのはまぎらわしい気がするが、いったいどういうことなのか。そもそも薄口と濃口は色と香り、そして旨味成分によって分類されている。
色が濃いほど旨味成分が多く、そのぶん、塩分が少ないのである。
色の濃さは塩分の量を表わしていないのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
しょうゆの薄口と濃口で、塩分が多いのはどっち?

色が濃いほど旨味成分が多く、そのぶん、塩分が少ないのである。

冷蔵庫に入っているペットボトル「昆布つゆ」の表示を見ると、原材料名:しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、食塩、昆布エキス、かつお節エキス、昆布、しいたけエキス、酵母エキス……等がずらっと書かれている。
このくそ暑い日、夏バテに、「冷ややっこ」に「昆布つゆ」は最適な組合せのように思える。
「冷ややっこ」に「きざみ青じそ」というのもいいな。