じじぃの「日本人に多いバクテロイデスとは・腸内細菌は万病を解く鍵?あっと驚く科学の数字」

昆布水の作り方と「UMAMI」ポット 昆布革命編 動画 YouTube
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世界が大注目 日本食の「うま味」 動画 YouTube
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日本人特有の腸内細菌って何? 2015.01.22 マイナビウーマン
では、日本人特有の腸内環境はどんなものか紹介するわね。
日本人特有の腸内細菌は、「バクテロイデス・プレビウス」というもの。フランスの生物学者によって発見された菌で、海藻などの細胞を分解する腸内細菌よ。
この腸内細菌は、日本独特の海の幸を食べる食環境によって、日本人の腸に住みついたと言われているわ。海藻を消化させる働きがあるの。
http://woman.mynavi.jp/article/150122-39/
『あっと驚く科学の数字 最新宇宙論から生命の不思議まで』 数から科学を読む研究会/編 ブルーバックス) 2015年発行
腸内細菌は万病を解く鍵? (一部抜粋しています)
大人や乳児以外の子供には、食物に含まれる植物性多糖類を分解する酵素を作り出す腸内細菌が多く見られる。人間の持つ消化酵素では分解しにくい植物繊維も、腸内細菌によって発酵分解されて短鎖脂肪酸になり、エネルギー源になるほか、その代謝物が生命に欠かせないビタミンKやビタミンB類を供給してくれる。
最近、日本人の腸内に、海苔(のり)など海藻類の細胞壁を分解する酵素をつくり出す細菌「バクテロイデス・プレビウス」がいることが判明した。この細菌がつくる酵素は、海洋細菌が持っている酵素と同じものだ。その遺伝子は、欧米人の腸内細菌を調べても見つからない日本人独特のものだという。私たちの祖先が海岸で生の海苔をとって食べるうちに、海苔を餌にする細菌も取り込み、いつしか腸内細菌としてともに暮らすようになったのだろう。この細菌のおかげで、日本人は海藻の多糖類を消化する能力を身につけ、海苔、昆布、わかめなど、和食独特の食材のうま味を知るようになった。
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研究が進んで、この食物をとればこんな腸内細菌が増え、その結果この病気になりにくくなる、あるいはこの病気を治療できる、というようになったら、ずいぶん便利に違いない。
大昔から人間と持ちつ持たれつの関係を保ってきた腸内細菌。人間の身体は人間自身の持っている細胞や遺伝子だけを観察してもわからないことが多い。その謎を解く鍵の一端を担っているのが腸内細菌だとしたら、人体は1個の独立した有機体というよりは、細菌たちを抱き込んだ超有機体と表現するほうが適切なのではないだろうか。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『あっと驚く科学の数字 最新宇宙論から生命の不思議まで』という本を読んでいたら、「腸内細菌は万病を解く鍵?」というのがあった。
「最近、日本人の腸内に、海苔(のり)など海藻類の細胞壁を分解する酵素をつくり出す細菌『バクテロイデス・プレビウス』がいることが判明した。この細菌がつくる酵素は、海洋細菌が持っている酵素と同じものだ。その遺伝子は、欧米人の腸内細菌を調べても見つからない日本人独特のものだという」
そういえば、旨み成分の1つである 「グルタミン酸ナトリウム」を発見したのは日本の菊田早苗博士だった。
海苔には、昆布の旨み成分であるグルタミン酸、鰹節の旨み成分であるイノシン酸、しいたけの旨み成分であるグアニル酸などがたくさん含まれているらしい。
少し、日本人独特というのがひっかかるが、よいことには変わりはない。
ネットで「こんぶをたべるいぎりすじん」をキーに検索してみた。
コンブはイギリス人も食べるらしい。