じじぃの「植物に学ぶ生存戦略・チューリップは球根を植えるが、タネはあるのか?世にも驚異な植物たち」

4K- Beautiful Tulip Flower Field And Festival

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WoKH9sseSYY

植物に学ぶ生存戦略2

2019年5月2日 NHK Eテレ
【聞き手】林田理沙 【解説】山田孝之
美しき植物の謎の生態を独自の解釈で読み解く。
ヒエラルキーにおいて、チューリップはイルミナティの上をいくのか?
●ピラミッドで見る地球の支配者のヒエラルキー
チューリップ
イルミナティ
アメリ
人間
動植物・ウイルスや菌

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『世にも驚異な植物たち』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2017年発行

チューリップは球根を植えるが、タネはある? より

「チューリップ」の花を咲かせようと思ったら、球根か苗を植えるのが普通だが、そこでふと疑問に思ったことはないだろうか。
「チューリップはなぜタネから育てないのか」「そもそもチューリップにタネはあるのか」と。
本題に入る前に、まずは「球根」について説明しておこう。
球根とは、地下の部分(根、茎、地下茎、葉など)が肥大化した器官で、そこに水分や、光合成でつくった栄養を蓄えておくことができる。また、球根には休眠期と生育期があり、生育が困難な環境にされされると休眠し、環境が整うと生育・繁殖を開始する。
ただし、どんな環境がよくてもすべての球根が花を咲かせるとは限らない。花のつぼみや葉っぱは球根の中につくられるのだが、つぼみをつくるだけの栄養が蓄えられていない球根は、まずは葉っぱだけを地上に出して、光合成をおこなう。そうやって少しずつ栄養をため込み、つぼみをつくれるような立派な球根に成長には、チューリップの場合5~6年ほどかかるといわれている。つまり、園芸店などで買ってきた球根は、何年もかけて栽培し、じゅうぶんに栄養を蓄え立派に成長した球根なのである。
では本題。
「そもそも、チューリップにタネはあるのか」という疑問の答えは「イエス」。
チューリップもその花の中にはオシベもあればメシベもある。花粉もあれば密も出る(栽培品種では、密腺が退化しているものも多いが)。昆虫に手伝ってもらいながら受粉が完了すれば、しっかりタネをつくるのである。
しかし、チューリップをタネから育てようとすると、花を咲かせるまでにあまりにも時間がかかりすぎる。球根の中につぼみができるのは、5年も6年も先のことなのだから。
例えば、小学1年生の生活科の授業でチューリップのタネを植えたとしよう。その花を観察できるのは、それから数年後、植えた本人は、すでに小学校を卒業してしまっているかもしれない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
チューリップの種類は、品種改良されて現在世界には約 5000種もあると言われている。
生産地のオランダでは1630年代にチューリップが投機の対象となり、球根が結婚の持参金になったとか。
5月2日、NHK Eテレ 「植物に学ぶ生存戦略2」で解説の山田孝之氏が、「チューリップは地球の支配者ヒエラルキーの頂点に位置している」とか言っていた。