じじぃの「油田・アラビア半島は有機的堆積岩からできている?雑学に強くなる本」

Formation Of Reservoir Rock | Oil & Gas Animations 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_PDOD_FEnNk
 中東のガス/油田地帯

『「雑学」に強くなる本―読んでびっくり!知って得する!』 A・レオクム/著、竹内均/訳 三笠書房 1998年発行
なぜ油田は砂漠地帯に多いの? より
石油は太古の生物の死骸からできたと考えられている。何千万年も前、今の陸地の多くは海の下だった。太陽が海と海の中の生物を照らしていた。
海中の植物と動物は、この太陽のエネルギーを体の中にたくわえた。これらが死んでその死骸が海の底に沈み、上に堆積物(岩石と土の微粒子)が積もった。
動物や植物などの有機物質の体が沈み、その上に砂や泥の層が積もっている間に、化学物質やバクテリアが盛んに活動した。化学物質や細菌がどのようにして、実際に海中の生物の脂肪や油分からガスや石油をつくったのかははっきりわかっていない。けれども、長い間に小さな油の粒ができ、今、われわれが「石油」と呼ぶものがつくられていったのだ。
後に、泥や土の層は砂岩や石灰岩のような岩石になった。このような岩は「堆積岩」と呼ばれている。堆積物からできたからだ。長い間に小さな油滴がこのような多孔質の岩の層にしみ込み、ちょうどスポンジが水をふくむように、岩の中にとどまった。
その間、地殻は何百万、何千万もかかって移動していた。海の底だったところが、中に含んだ油滴とともに陸地になったところもあった。さらに海の奥深くに沈んだところもあった。大地は移動し、大陸は形を変えていった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
石油埋蔵量の多い国を見てみると、あまり起伏がない国に集中しているようだ。
中東のクウェート一帯、ロシア、アメリカとほとんど大平原地帯だ。
ここら辺は大昔、平らな海底だったんだろうな。
スポンジ状の堆積岩に油が浸み込んでいるような感じだ。
しかし、中東って戦争ばかりしていますね。また殺し方も残酷で首を切ったりしている。