じじぃの「知的障害・時代とともに変化する正常と異常!ヒトはなぜ病むのか」

画像解析で神経細胞の発火パターンが明らかに 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SALBAZ9dQUU

神経の構造 2016年09月14日 看護roo!
神経細胞ニューロン
神経細胞は基本的に核をもつ神経細胞体とそこから細長く伸びた刺激受容性の樹状突起と、刺激伝達性の軸索(神経突起)、軸索終末(神経終末)からなります。そして、次の神経細胞シナプス神経細胞同士の結合)を形成します。
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/3282
『ヒトはなぜ病み、老いるのか―寿命の生物学』 若原正己/著 新日本出版社 2017年発行
時代とともに変化する「正常と異常」 より
心の病を考えるときには何が正常で何が異常であるかが問題となるが、これは時代とともに変化する概念だ。たとえば、昔は同性愛は異常で、犯罪であるとすら考えられた歴史がある。イギリスでは1967年までは同性愛は犯罪であり法律で罰せられた。小説家のオスカー・ワイルドは19世紀末に同性愛がとがめられ投獄されている。新しいところでは、第二次世界大戦中に解読不可能と言われたナチス・ドイツの暗号機「エニグマ」の解読に成功し、戦争終結を早めたとされる天才数学者で、コンピューターの原理を開発したとされるアラン・チューリングも同性愛で有罪になった。投獄か化学的去勢を条件とした保護観察かの選択を迫られ、結局女性ホルモン注射を受け入れたが、2年後に自殺に追い込まれている。
しかし、近年は同性愛も異常ではなく多様な性のありかたの1つとして認められるようになってきた。LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダー)と総称される性的マイノリティーの人権も人格も守られる時代となってきた。このように、心の病の定義も時代とともに変化している。
統合失調症は、昔は「精神分析」病と呼ばれていたが、現在ではこの差別的な用語は使われずに、統合失調症と呼ばれている。同じように「白痴」という用語も使用されなくなり、重度知的障害となり、痴呆症も認知症と呼ばれるようになった。このように用語も概念も時代によって変わってきている。
心の病にはさまざまな分類がある。統合失調症うつ病双極性障害といった気分障害、高所や閉所などへの不安障害(パニック障害)、性的機能障害や小児性愛フェティシズムなどの性倒錯、薬物依存症、知的障害、パーソナリティー障害などさまざまな症状が知られている。
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このように普通の生活にはそれほど困らない程度の軽度の「障害」から社会生活に困難が伴う重度の「障害」まで連続しているのが特徴で、どこまでが正常、どこからが異常という線引きができない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
健常者と知的障害者はどう違うのか?
ある本に、知的障害者は脳の神経細胞樹状突起の形状が健常者と比べて「雑」なのだとか書かれていた。
正規分布曲線で見た場合、約95%に収まっているのが健常者で、はみ出している約5%が異常者だ。
何となく、健常者は器用な人たちで、知的障害者は不器用な人たちのようなイメージがある。
もちろん、私は不器用な人たちの仲間だ。