じじぃの「人間はなんで夕日や星空を見て感動するのか?僕がロボットをつくる理由」

Glow Worm Caves of New Zealand in 360° | National Geographic 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QjqGlLVIAtg
満点の星空

夕焼け

ワイトモ・グロウワーム鍾乳洞

『僕がロボットをつくる理由-未来の生き方を日常からデザインする』 石黒浩/著 世界思想社 2018年発行
現実を解き放つ力 より
――ロボットは将来、想像力を持つようになりますか?
 先ほど話したとおり、想像することは、すごく人間らしい部分で、今のところロボットとの大きな違いなのかもしれないと考えています。
 たとえば、星空とか夕日とか、初めて見たときからきれいで、誰もが無条件に感動するものってありますよね。それを連想させるものも、やっぱりきれいだと思うですよね。ゴールドコーストの洞窟にグロウワームっていう発光する虫が棲んでいて、むちゃくちゃきれいなんです。洞窟にびっしりいて、ネオンライトみたいに光って、満点の星以上の……なんていうのかな、急に目の前に天の川が落ちてきたようなかんじになるんですよね。あれは見たほうがいいです。感動しますよ。あの美しさは世界一じゃないかな。
 でも、なんで夕日や星空を見て感動するのか、それがいちばんわからないことなんですよ。どうやって再現すればいいのかまだわからない。恋愛も、肉体的な部分はロボットで簡単に解決できるんですけど、本当の意味で、ロボットが人に恋い焦がれるなんていうことを、どうつくればいいのかはまだわかっていません。恋愛だけじゃなくて、信頼関係を築くとかも。でもそういうことが人間社会を人間社会たらしめていることは、間違いないと思います。

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どうでもいい、じじぃの日記。
満点の星空、夕焼け、やっぱり生きていると実感します。
オーロラとか、グロウワームというのも見てみたいです。