じじぃの「お笑いロボット・感動する能力をAIが持てるか?キリンに雷が落ちてどうする」

笑いで癒しを 漫才ロボット・・・大阪国際がんセンター

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HulhDJUQ1dA

コミュニケーションロボット


高齢者用コミュニケーションロボットを提供するまでの流れ 認知症の方にもおすすめ!福祉製品として介護現場でも活躍のロボット

人間とのコミュニケーションを目的として開発されたコミュニケーションロボットは、一般家庭のみならず、介護や医療の現場でも福祉製品として活躍しています。
人間の動作に反応するコミュニケーションロボットは、高齢者の方にとって癒しの存在になります。認知症やうつ症状のある方にもおすすめです。
https://trendmaster.co.jp/column/benefits-can-be-obtained-by-using-communication-robots-communication-robot-for-the-elderly/

『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』

品田遊/著 朝日新聞出版 2022年発行

AI より

これまでは人間にしかできないと思われていた仕事もAIがやってくれる時代が来ているという。たとえば「お笑い」のような分野にもAIは進出している。「大喜利β」は、お題に対して答えを返してくれるAIだ。

  お題:いい加減な弁護士が一言
  答え:いい方の死刑です。

  お題:可愛い子には○○をさせよ
  答え:空中戦

当たり外れはあるものの、たまに人間並みかそれ以上に面白い回答を出してくれる。人を笑わせるエンターテイナーとしてのロボットはしでに存在するわけだ。

ここで発想を転換する。エンターテインメントを享受する、「笑うロボット」はいつできるのだろう。単に笑うだけなら簡単なプログラムだけで済むが、能動的に笑いどころを見つけるAIは可能だろうか。コメディ作品と、それを観ている観客の反応を紐づけて覚えさせれば作れそうではある。だけど、なんだか物足りない。それじゃ顔色を窺っているだけではないか。

「本来なら笑いどころではないのだが、なんか笑ってしまうAI」は作れるだろうか。
美術家の赤瀬川源平は「超芸術トマソン」という概念を作った。建物に付属しているが、まるで用途のない構造物――フロアが取り壊されどこにも接続していない螺旋(らせん)階段など――に面白さを見出したのだ。漫画家の蛭子能収(えびすよしかず)は、葬式のように皆が真面目な顔をしている場に居ると可笑(おか)しくて仕方がなくなり、思わず笑ってしまうという。こういう芸当はAIにも可能なのか。

笑うAIを実現するのは何が必要だろう。笑わせるAIは、人が笑う表現パターンを学習することにより実現できる。しかし「笑う」ためには、それだけでは足りない。パターンからの逸脱を見出して、そこに、孤独な価値を見出す必要がある。つながりではなく、断絶を見なくてはいけない。言い換えればこれは「感動する能力」でもある。

適切に感動する能力をAIが持てるだろうか。いや、むしろ、その判断を適切に行えるほど、人間の感性は優秀だろうか。

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どうでもいい、じじぃの日記。

品田遊著『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』という本に、「AI」というエッセイが書かれていた。

最近の人工知能(AI)は、「雑談」にも応じてくれるらしい。
ネットで、「絶対になくならない仕事」をキーに検索してみた。
精神科医・作業療養士・・・盲・ろう・養護学校教員。
スポーツ選手なんかもそうだ。

老人施設で、
お年寄りがトイレを使ったあと、水で流さずにいると、
介護ロボット、「ちゃんと水を流してください」
お年寄り、「紙をのせておいたから」
介護ロボット、「私は気になりませんけど、人が気にするからね」
お年寄り、「そういえば、このひと月 手を洗わなかったわ」
介護ロボット、「私は気になりませんけど、ちゃんと洗ってください。とくに大のときは」

とか。
笑うか笑わないかは、あなた次第です!