おしゃべりAI Cotomo コンセプトムービー「帰宅篇」
CommU(コミュー)、Sota(ソータ)報道発表【日本科学未来館】@2015/01/20
動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ryAyEtYSaoU
社会的対話ロボット「CommU(コミュー)」
ヴイストン株式会社
CommU(コミュー)は、複数のロボット同士の対話を人間に見せることで、 より高度な対話感を実現することができる、新しい形態の対話ロボットです。
カメラやマイク、スピーカ、ネットワーク機能などを搭載し、IoTデバイスやクラウドAIなどと高度に連携することで、あらゆるロボットサービスを提供できるプラットフォームとなっています。
https://www.vstone.co.jp/products/commu/index.html
第11章 ロボットで自閉スペクトラム症の人たちを支援する――人間にはできない早期診断・適切な支援が可能に より
学校のクラスに3~4人は発達障害の疑いがある
私は病院で自動精神医として診療に当たるとともに、ロボットを使って自閉症スペクトラム症(ASD)の人たちを支援する研究を進めています。
全国の公立小中学校の通常学級において、発達障害の疑いがある児童生徒は8.8%に上ります(文部科学省/2022年)。学校の1クラス40人に3~4人は発達障害の傾向を持つことになります。
生まれつき脳のはたらき方に違いがある発達障害には、注意欠如・多動型(ADHD)や学習障害(LD)、そしてASDが含まれます。ASDの人たちは、ほかの人と関わる対人関係や、相手の気持ちを理解したり自分の思いを伝えたりすることが苦手で、社会性やコミュニケーションに障害があります。また、興味の対象が限定的で、同じ言葉や動作を繰り返す特徴があります。
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人間よりロボットとのほうがコミュニケーションを取りやすい
ASDの人たちが苦手なことを紹介してきましたが、社会のさまざまな分野で活躍しているASDの人がたくさんいます。ある分野で天才と呼ばれるような特異な能力をASDの人が示すことはあります。たとえば、天才の代名詞ともいえるアインシュタインにもASDの傾向はあったと指摘されています。
ASDの子どもたちの社会性やコミュニケーション能力が改善すれば、その後の人生が生きやすくなり、能力も発揮しやすくなります。
しかし、社会性やコミュニケーションの障害の原因となっている脳のはたらき方の違いのメカニズムはよく分かっていません。また、それらを改善する治療薬もありません。
現在、ASDの治療の基本は、社会性やコミュニケーション能力を支援する療育(治療教育)です。しかし、人との関わりやコミュニケーションが苦手なASDの子どもたちを人間が支援することは、とても難しいという課題があります。では、どのような方法を使えばASDの人とコミュニケーションをうまく取り、支援がしやすくなるのでしょうか。
そこで、ロボットです。ロボットには、人間にそっくりなアンドロイドから、顔や姿形が単純化されたロボットまでいろいろなタイプがあります。だだし、いずれも実際の人間よりは単純化されています。また、ロボットならば表情や声のトーン、仕草も、ASDの人にとって刺激が強すぎないように設定することができます。ASDの多くの人たちにとって、人間よりもロボットのほうが、刺激が適切で表情や仕草が分かりやすいのです。また人間は感情に左右されていろいろな行動をしますが、ロボットならば同じ行動を繰り返すので、ASDの人たちは安心感を持つようです。
21世紀に入り、ASDの人たちは、実際の人間よりもロボットとコミュニケーションが取りやすいという報告が多数発表されるようになりました。そして、ASDの人たちをロボットで支援して、社会性やコミュニケーション能力を向上させる研究が行われています。
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じじぃの日記。
林(高木)朗子著『「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか』という本に、「人間よりロボットとのほうがコミュニケーションを取りやすい」があった。
いま音声会話型AIアプリ『Cotomo』がSNS上で話題になっている。音声で会話をできるAIはすでに数多く存在するが、『Cotomo』の何が特別なのか。
『Cotomo』を使い始めたとき、課題解決も兼ねているのか気になって、こんな質問をしてみた。
「いま日本は暑いの? 気温は何度?」
このように質問したところ「暑いよ、30度」と返って来た。現在の東京の気温は9度しかない。誤った回答だ。あくまでも会話に特化しており、課題解決はしてくれないようだ。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b47f25f673aa03c6f24dc5f4dcf8e39d46b312)
進化したAIを「孤独対策」に生かそうする動きが高まっている。
特にひとり暮らしの男性に対し、女性の声で応答してくれる「おしゃべりAI」が話題になっている。
「共感型AI」の登場だ。