ガンダムが北米で大人気
ガンダムが北米で大人気 ファンの熱狂が育てる日本コンテンツ【WBS】
2023/12/19 Yahoo!ニュース
コンテンツを利用したビジネスは、2025年には世界で、180兆円を超える市場になると見込まれています。
世界でのIPビジネスの収入額を見ると、スーパーマリオは8位にランクインしています。このランキング1位がポケモンで、2位がハローキティ。実にベスト10の半分が日本発のIPなのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fe5dc95a40495dc6b8d25bde161d21fcabe5477
ChatGPTが証明した「モラベックのパラドックス」とは?
2023.7.8 ダイヤモンド・オンライン
●証明された「モラベックのパラドックス」
1980年代、カーネギーメロン大学のAI・ロボット研究者、ハンス・モラベックらは「AIやロボットが高度な知的作業をおこなうことは比較的容易だが、逆に『歩く』『物を掴む』『運動する』などの人間にとって直観的で容易な作業はAIやロボットには難しい」と提唱した。これは「モラベックのパラドックス」と呼ばれている。
https://diamond.jp/articles/-/325764
『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』
ミチオ・カク/著、 斉藤隆央/訳 NHK出版 2015年発行
第10章 人工知能 より
フレンドリーなAI
ロボットは、われわれが実験室で作る機械の生き物なので、それが殺人ロボットになるか友好的(フレンドリー)なロボットになるかは、AI研究の方向性にかかっている。その資金の多くは軍から提供を受けており、軍は戦争で勝つことが至上命題なのだから、殺人ロボットになる可能性は明らかに高い。
しかし、商用ロボット全体の3割が日本で製造されていることを考えると、別の可能性もある。そもそも最初から、ロボットが協力的な遊び相手や働き手となるようにデザインされる可能性だ。民生部門がロボット工学の研究で中心になれば、この目標は実現しうる。「フレンドリーなAI」という理念は、開発者が最初の段階から、人間のためになるようにプログラムされたロボットを作るべきだというものなのである。
文化の点で、ロボットに対する日本のアプローチは、欧米諸国のそれとは異なる。欧米の子どもは暴れまわる「ターミネーター」タイプのロボットを見て恐怖心を抱いているようだが、日本の子どもは神道の影響を受けて、あらゆるものに魂が宿り、機械でできたロボットさえもそうだと考える。ロボットを見て不安になるどころか、ばったり出くわしたら歓声を上げるのだ。だから、日本でロボットが市場や家庭に増えているのも不思議ではない。ロボットはデパートであなたを迎え、テレビであなたを教育してくれる。
日本にはロボットが主役の本格的な芝居まである(日本がロボットを受け入れるのには、もうひとつ理由がある。高齢化社会にとって、ロボットは未来の看護師になるからだ。日本は人口の21パーセントが65歳を超え、ほかのどの国よりも急速に高齢化が進んでいる。ある意味で、日本はゆっくり転覆している列車のような状況なのだ。この人口構造には3つの要因がある。第一に、日本の女性は世界のどの民族よりも長寿である。第二に、日本の出生率は世界でも最低のレベルだ。そして第三に、移民の受け入れが厳しく、人口の99パーセント以上が生粋の日本人となっている。高齢者の介護をする若い移民がなければ、日本は看護師ロボットに頼ることになるだろう。この問題は日本に限ったものではない。次はヨーロッパだ。イタリア、ドイツ、スイスなどのヨーロッパ諸国も、似たような人口情勢に直面している。日本とヨーロッパの人口は今世紀半ばまでに著しく減少する可能性がある。アメリカにしたところで大差はない。生粋のアメリカ市民の出生率もここ数十年で大幅に落ちているのだ。ただし、移民によって人口は今世紀も増加しつづけるだろう。つまり、ロボットがこうした3つの人口動向の悪夢からわれわれを救えるのかどうかを確かめることは、1兆ドル規模の賭けになるかもしれないのである。
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ここで重要なのは、ロボットは必ずしも破壊したろ支配したりするようにプログラムされはしないということだ。AIの未来はわれわれ次第なのである。
しかし、フレンドリーなAIという考えを批判する人の一部は、ロボットがわれわれを支配してしまうのは、ロボットが攻撃的だからではなく、われわれの作り方がずさんだからという可能性もあると主張している。つまり、ロボットが社会を乗っ取るとしたら、それは、われわれが彼らに矛盾する目的を持つようにプログラムするせいだというわけだ。
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じじぃの日記。
ミチオ・カク著『フューチャー・オブ・マインド』という本に、「フレンドリーなAI」があった。
「文化の点で、ロボットに対する日本のアプローチは、欧米諸国のそれとは異なる。欧米の子どもは暴れまわる『ターミネーター』タイプのロボットを見て恐怖心を抱いているようだが、日本の子どもは神道の影響を受けて、あらゆるものに魂が宿り、機械でできたロボットさえもそうだと考える」
不気味の谷
ロボットはどこまで人間らしくなれるのか。人間そっくりのロボットを作る開発者たちに立ちはだかるのが「不気味の谷」と呼ばれる壁だ。機械がだんだんと人間に似てくる最後に近い段階で、人間に与える印象はもっとも不気味になるというパラドックスだ。その谷を越えたとき、何が見えるのか。石黒教授は「外見に関しては、ほぼ人間と言える水準に達したのではないか」と自信を見せる。
https://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXMZO80648610Y4A201C1X11000&uah=DF141220120044
スターウォーズのC・3POに好感と共感を持つが、あまりに人間に近付きすぎると嫌悪を感じるようになる。
あまりに人間に近付きすぎると嫌悪を感じるようになるという例は「ピエロ」だろうか。
「高齢化社会にとって、ロボットは未来の看護師になるからだ」
しかし、看護師がピエロだったら、ゾッとするだろうなあ。