じじぃの「神秘の数学・環境適応・恐竜は幸せだったのか?数字の雑学」

スザーナ・エルクラーノ=アウゼル: 人の脳は、何がそんなに特別なのでしょうか?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_7_XH1CBzGw&t=519s

物思いにふけるカンガルー?


カンガルーは2本足で歩き、両手が自由に使えるのに、なぜ人間のように賢く進化できないのか?カンガルーは将来、人間のように進化するのか?

2021年 Quora
カンガルー、2本足で歩いていませんよ?
歩く時は4本足で歩き、捕食者などから逃げる時にだけ2本足で跳ぶのです。
そして両手と言っている前脚はそんなに上手にものを掴むようにはできていません。
なのでカンガルーはたぶんあのままです。
人間のようにはならないでしょう。
https://jp.quora.com/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%AF2%E6%9C%AC%E8%B6%B3%E3%81%A7%E6%AD%A9%E3%81%8D-%E4%B8%A1%E6%89%8B%E3%81%8C%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AB-%E3%81%AA

『数字は武器になる 数の「超」活用法』

野口悠紀雄/著 新潮社 2014年発行

第7章 神秘の数学 より

人口爆発は克服できるか?

人類が直面する人口爆発
倍々ゲーム(あるいは、ネズミ算)での数の増大ぶりは、驚異的だ。
インフェルノ』では、人口問題の深刻さを示すために、この計算例が使われている。世界の人口は、19世紀初頭に10億人になった。ところが、20億人になったのは1920年代、そして1970年代に40億人になった。いま60歳の人が80歳まで生きるとすると、世界人口が3倍になるのを生涯のうちに目撃することになる。

人類は食物連鎖の頂点に立っているので、人口が倍々ゲームになってしまうのだ。では、人間は自然の摂理に反する存在か?

人口爆発は、昔から問題とされていた。「人口は倍々ゲームで増えるが、食料生産は等差でしか増えないから、いずれ限界が来る」という。マルサス人口論が有名だ。しかし。これは技術の進歩によって克服された。1960~70年代にはローマ・クラブが地球の有限性に基づく成長の限界を警告したが、それも杞憂に終わった。

今の日本では、人口減少が問題とされている。低い出生率少子高齢化、若年層の減少、社会保障費の増加などは、言うまでもなく深刻な問題だ。
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現生人類ホモサピエンスが誕生してから、まだ20万年程度した経っていない。それにもかかわらず、資源の枯渇、正常な水野不足、温暖化、食料不足など、自らが作り出した原因によって、人類は地球の有限性に行き当たりつつある。

それに対して、恐竜は、約2億5000万年前から約6500万年前までの約2億年の期間、繁栄した。10万年とは比べものにならないほど長い期間だ。過去2億5000万年の間に宇宙人が訪ねたとすれば、人間に出会う確率は、恐竜に会う確率の2000分の1でしたない。文明人ということで言えば、さらにその100分の1程度の確率だ。彼らは、母星に、「ここは、野蛮な生物で占拠された惑星だ」と書いたことだろう。

しかも、KT大絶滅と呼ばれる恐竜の絶滅は、彼ら自身が引き起こしたものではなく、大隕石の衝突という外的な原因で起こった。それがなければ、恐竜はいまだに地球を支配していることだろう。

しかし、彼らは知能を発達させなかった。何億年も生存を続けたのに、なぜ知能が進化しなかったのか? これは、私が長年抱いていた疑問だ。

先日、ある人から、つぎのような考えを聞いた。高い知能を持つ生物が高等だとは、人間の思い上りに過ぎない。恐竜は、知能を発達させて環境を変えたのではなく、環境に適応して変化することで何億年も存続できた。実際、恐竜は生息地によって異なるきわめて多様な進化を遂げていたことが分かっている。これこそが自然が要求する姿だ。

そうかもしれない。しかし、私はこの考えに100%は賛成できない。1日の大部分を食べ物あさりに費やす生活は、充実したものと言えるだろうか? 恐竜は「幸せ」という感情をもちえたのか? 夏の夕日が海に沈んでいくのを見て、感動したことがあるのか?

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じじぃの日記。

野口悠紀雄著『数字は武器になる 数の「超」活用法』という本に、「人類が直面する人口爆発」というのがあった。

「それに対して、恐竜は、約2億5000万年前から約6500万年前までの約2億年の期間、繁栄した。10万年とは比べものにならないほど長い期間だ」

恐竜時代の2億年は人類時代の10万年の2000倍だ。

恐竜といっても、草食から肉食まで、さらに空を飛ぶものまでいた。

なかには、カンガルーのように二足歩行するのもいた。

カンガルーが頭を腕枕に乗せて寝そべっている姿は、どこかのじじぃにそっくりだ。

この季節、温暖化といっても朝夕は寒い。

それでも、寒い夜空に太陽が昇るときとか、太陽が沈むときの夕焼けを見ると感動を覚える。

チコちゃんに叱られる!
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

カンガルーが夕焼けを見て、感動することはあるのだろうか。