じじぃの「冒険遺伝子・ベーリング海峡を渡った人々!こんなことまでゲノムで決まる」

Bering Land Bridge Migration Theory 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=K3kmVZGGaHg
  アメリカ大陸先住民の遺伝子 地図

世界人口の20%がかかっている「病気」- ワンダーラストとは? Compathy Magazine
●ワンダーラスト遺伝子の真相
心理学の情報サイトPsychologyblogaimeeによると、ワンダーラストは「DRD4-7R」という遺伝子に左右されるそうです。DRD4-7Rは中枢神経系に存在する神経伝達物質ドーパミンと関係しているため、この遺伝子を持っている人は平均より好奇心が強く、常にそわそわする傾向があるのだとか。
では、どのぐらいの人がこのDRD4-7Rを持っているのでしょうか? 研究によると、世界人口の20%程度と言われています。そして、移民・移住の歴史をもっている国民ほど、この遺伝子を持っている確率が高いと1999年の心理学研究で発表されました。地球上のヒトの祖先はアフリカで誕生し、その後世界中に伝播していったと考えられていますが、チェン・チャウシン博士によるとアフリカから遠く伝播していった民族のほうがDRD4-7Rを持っている傾向が強いそうです。
https://www.compathy.net/magazine/2015/08/02/a-desease-called-wanderlust/
『こんなことまでゲノムで決まる―人生をあやつる30億文字の暗号』 中込弥男/著 講談社 2005年発行
冒険に誘う遺伝子 より
みなさんの中には、中南米の先住民は好奇心が強いことを示す遺伝子の特徴をもっている、というニュースをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。中南米の先住民は、1万年ほど前に終った最後の氷河期に、当時は陸続きだったベーリング海峡を渡って、シベリアの南部から新大陸へ移住したごく少数の人たちの子孫です。移動に成功して子孫を残した人がごくわずかであったことは、中南米の先住民のABO式血液型が全員O型であることからも明らかです。何十人もいたのなら、全員がO型ということは、まずありえません。
氷河期の最盛期には、海面は現在より100メートルほども下がっていました。現在のベーリング海峡は、深いところで42メートルほどで、海底にはなだらかな地形が広がっています。氷河期には、そのあたりが広大な草原が広がっていたのです。当時はシベリアからアラスカまで、歩いていくことができました。
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このような中南米の先住民を調べると、ほぼ全員に好奇心が強いことを示す遺伝子の特徴が見られたというのです。一方、現在のアジアの住民を調べると、そのような遺伝子の特徴をもつ住民の割合は、ずっと少ないのです。
考えてみると、シベリア南部の故郷を出て、水没しかけたベーリング海峡を越え、氷河のすき間のような地形をたどってカナダを抜けて現在のアメリカにまでたどりつき、さらに南へ進んで、一部は南米大陸の南端にまで進出したのです。文字どおり命をかけた冒険で、ものごとを無難にこなすなどという発想の人には、まったく考えられない行動です。故郷のシベリアに残った人たちに比べ、好奇心が強く冒険に向かわせる遺伝子がもつ人が多いというのも、納得できる話ではないでしょうか。
この遺伝子をもつ人の割合は、日本人ではきわめて低く、白人はそれより多く、中南米の先住民がもっとも高いという順序になるようです。古代からの日本の風土では、冒険心をもつ人が必ずしも有利ではなかったので、そのような遺伝子をもつ人の割合が増える機会がなかったのでしょう。これからは、好奇心をもち、冒険をいとわない人たちを大事にしたいですね、
ところで、カナダやアラスカなどのイヌイットエスキモー)は、中南米の先住民のグループより数千年ほど遅れて、アジアから新大陸へ進出しました。ベーリング海峡はすでに水没していましたが、彼らが寒さを苦にせず、船を操って移動できたことは、明らかでしょう。彼らのABO式血液型は、O型だけではありません。

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どうでもいい、じじぃの日記。
血液型と性格の関係はどうなんだろうか?
冒険遺伝子というのがあるのだそうだ。
シベリアからベーリング海峡を通ってアメリカ大陸に渡った人たちは全員血液型がO型だった、という説がある。
そういえば、脳科学者の中野信子さんが、何かの本に「ベーリング海峡を通ってアメリカ大陸に渡った人たちはサイコパスの持主だった」とか書かれていた。
しかし、冒険家 植村直己の血液型はA型だ。