じじぃの「全体主義を推し進める中国・中華帝国の野望!経済成長という呪い」

【都市伝説】中国か描く2050年の世界地図...これは怖い 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=D48Isese19c
中国の野望 太平洋東西分割案
中国の野望 2050年 太平洋地図
米中首脳会談 動かぬ習主席に失望した 2017.11.10 産経ニュース
核・ミサイル開発に突き進む北朝鮮への対処をめぐる溝は埋まらなかったようだ。
習氏は「太平洋には中国と米国を受け入れる十分な空間がある」とも語った。中国は大国であると強調したつもりだろう。
それを口にしたいなら、北朝鮮の核・ミサイル開発放棄へ影響力を行使すべきだった。責任ある大国などとは程遠い。
http://www.sankei.com/world/news/171110/wor1711100007-n1.html
ワイドスクランブル 2017年11月14日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎大下容子 【コメンテーター】遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)、水谷修(教育評論家)、牛窪恵(世代・トレンド評論家)
●日中首脳会談 習近平国家主席異例の“笑み”に思惑
安倍首相とは日中首脳会談の席で今まで、習近平の笑顔がなかった。今回、6回目の首脳会談では笑顔があった。
橋本大二郎、「習近平さんが絶対的な権力を持ったので、日本と仲良くしても反対することがなくなったからですかね」
遠藤誉、「まったくそんなことはない。『一帯一路』で日本を取り込めば、アメリカを取り込むのは容易になる。習主席の思惑が見て取れる。アメリカ、日本を取り込めば中国が世界の中心になるということ。中華民族の偉大なる復興、中国の夢を叶えることができる。日本にとっては危険なこと」
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/cast.html
『経済成長という呪い 欲望と進歩の人類史』 ダニエル・コーエン/著、林昌宏/訳 東洋経済新報社 2017年発行
全体主義個人主義 より
農業革命以前の狩猟採集民の時代は平等社会だったが、農業により、王、領主、分益小作人、農民という序列社会が誕生した。そして工業社会の出現とともに、新たな変化が生じた。この変化をどう解釈すればよいのか。人類学者ルイ・デュモンは、ありきたりな比較だが、現代の個人主義を伝統的社会の「全体主義」と対比させた。社会の実力者がその他大勢の人びとの行動に指示を出すのが全体主義だ。それとは逆に、各自の要求や行動から演繹されるのが個人主義だ。社会秩序の厳正な遵守が決定的な社会では、人々が称賛せずにはいられない『イーリアス』の主人公たちのように、個人が曲がりくねった悪路を自力で歩まなければならなかった。だが今日、誰もが自分たちの暮らしを最優先することの多い世の中では、社会的つながりは希薄になる。
ルース・ベネディクトは、デュモンの理論を明快にしながら日本社会の「全体主義」的な特徴を叙述した。ベネディクトの本はアメリカ軍の注文に応じて執筆された。というのは、アメリカは日本という得体のしれない敵の心理を把握したかったからだ。ベネディクトは調査を終えると、『菊と刀』を出版した。この本は、生け花を楽しむ繊細な心がある一方で戦時中の数々の残虐さが存在するという、一見すると相容れない日本社会の2つの側面の根本原因をわかりやすく説明している。この本は日本人読者の間で、トクヴィルの本がアメリカで出版されたときと似たような関心を呼び起こした。日本人読者は、外国人によって書かれたこの本の中に、自分たちの社会に浸透する驚くべき叙述を目の当たりにした。
日本は、「些細な振る舞いにまで決まりがあり、身分が固定された社会」と紹介された。男女は、とくに自分たちの家族や社会全体に対する借りを返すためにこの世に生まれる。この返済義務を少しでも怠り、これを償うことができなければ、身の破滅か自殺にいたる罰に処される。道徳、美意識、名誉に関する過ちは、個人を耐え難い孤独に追いつける。そうした個人は自らの命を絶つしかない。このようにしてルース・ベネディクトは、自己の義務を怠るのを一切許さない社会で暮らす日本人が、なぜ重圧と怒りの間で心が揺れ動くのかを説明した。
日本社会は、ルイ・デュモンのいう全体主義的な価値観の原型例だ。しかしながら、デュモンは、現代の個人主義のために全体主義的な価値観を完全に捨て去るべくではないという。なぜなら、個人主義だけでは息苦しい社会になるからだ。これがデュモンの分析の最も鋭敏なところだ。私益が横行するなかでの序列社会から個人主義社会への移行は、全体主義的な信頼関係が維持されない限り不可能である。デュモンは、1991年に出版した著書『ドイツ・イデオロギー』のなかで「個人主義はわれわれの基本的な価値であり、それは今後も変わらないだろう。だが、個人主義がまるで一枚岩のようにいたる所で支配的になると考えるのは大きな誤りだろう。個人主義は、それが誕生したときから、その輪郭には、いくぶん反対の観念、価値観、体制が組み合わさっていた。(……)個人主義が社会全体を支配するのは無理なのだ。個人主義は、全体主義が人々の暮らしに目につかない形でひそかに寄与しなければ決して機能しないのである」。

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どうでもいい、じじぃの日記。
11月11日、テレビ朝日池上彰のニュースそうだったのか!!』を観た。
こんなことを言っていた。
習近平氏の独裁は良い独裁?
池上彰、「習近平氏が権力を持つことは、逆に言うと習氏が日本と仲良くしようと思えば邪魔されずに出来るということです」
トランプ氏の中国訪問で、
習近平氏は「太平洋には中国と米国を受け入れる十分な空間がある」とも語った。
習近平氏はバリバリのマルクス主義者だそうです。
国民を豊かにするという「新全体主義、それはそれでいいんですが、「太平洋2分割」がひっかかります。