じじぃの「ロケットの再利用に成功・スペースX・こうのとり!NHK・NEXTWORLD」

スペースX、ロケット洋上着陸に初成功 SpaceX lands rocket on ocean platform for first time 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rEKSevYoDgM
SpaceX lands rocket on ocean platform


スペースX、再利用ロケット打ち上げに成功 宇宙飛行史上初 2017.03.31 CNN
ニューヨーク(CNNMoney) 米宇宙開発企業スペースXは30日、宇宙飛行史上初めて再利用ロケットの打ち上げを成功させた。ロケットが再利用できれば宇宙飛行のコストを大幅に引き下げることができ、スペースXにとっては大きな1歩となる。
現地時間の同日午後6時半ごろ打ち上げられた再利用ロケットは、地上約3万5000キロの軌道に衛星を送り込んで地球に帰還。打ち上げから8分後、大西洋上の無人ドローン船に着陸した。同社が海上に浮かべた基地へのロケット着陸を成功させたのはこれで6回目。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35099058.html
NHKスペシャル NEXT WORLD』 制作班 NHK出版 2015年発行
イーロン・マスク――宇宙に最も近い男 (一部抜粋しています)
アメリカのシリコンバレーで起業する人々の半数は、移民であるというデータがある。人類の火星移住を計画する男、イーロン・マスク氏もまたシリコンバレーで起業した移民の1人だった。
イーロンは南アフリカ共和国の出身だ。エンジニアの父とモデルをしていた母の間に1971年に生まれ、同世代の世界中の多くの子どもと同じく、アタリ社のゲーム機でコンピュータと出会った。見事にパソコン少年となった彼は、アフリカを飛び出してカナダの大学に入学する。
転機になったのは、ウィンドウズ95が世界を席巻した1995年だった。スタンフォード大学の大学院で物理学を学ぼうとしていたイーロンは、IT革命の熱気に当てられてしまう。大学入学後、すぐに休学届を提出したイーロンは、黎明期のインターネット業界に飛び込んだ。
その後の彼の人生については、よく知られている。最初に始めたメディア事業は、ヘラルド・トリビューンなどの大手メディアとの契約に成功。その売却で3億ドルの資金を元手に、1999年に再び新たな企業を立ち上げた。これがオンライン決済サービス、ペイパルの前身となったX.comである。イーロンはそれを3年後の2002年に、イーベイに15億ドルで売却した。
この時点で、イーロン・マスクシリコンバレーでも有数の資産家であり、歴史に名を残すであろう人物だった。しかし、この成功は彼の人生の序章にすぎなかった。イーロンは自らの資産を、人類の未来のために使おうと、新たな事業を始めたのだ。
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イーロン・マスクはペイパルを売却した2002年、宇宙開発を手がけるスペースX社を立ち上げた。彼がCEO兼会長を務める、バッテリー式の電気自動車で話題のステラ・モーターズも、元々はスペースXが出資していた。だが、そのステラ・モーターズのビジネスが軌道に乗り始めた2008年、スペースXは危機に瀕していたのだ。
 「1回めは燃料漏れによる火災でした。2回めは制御システムの不調です。3回めはロケットの切り離しの失敗でした。しかし、私はなにもやることがなくなるまであきらめないのです。当時、『どうして楽観的でいられるの?』と聞く人には、『楽観的だの悲観的だのどうでもいい。そんなことより早く軌道に乗せろ』と答えていました」
次の4度めの打ち上げで見事に成功、NASAと16億ドルの契約を終結してスペースX社は危機を乗り越えた。その後、イーロンはNASAの技術指導と支援を受けながら、民間宇宙開発の可能性を広げようとしている。彼はこの挑戦について、官民連携の最も理想的な姿だと話す。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2017年3月、スペースX社は打ち上げた再利用ロケットを海上に浮かべたロケット着陸地に着陸させることに無事成功させた。
日本でも、宇宙ステーション補給機こうのとり」を帰還用に改造させれは再利用可能になるといわれている。
ロケットが、打ち上げとは逆向きに地上に着陸する姿というのは見た目がいい。
有人飛行船計画ともなるとコストがかなりかかるらしい。
でも、「こうのとり」が地上に着陸するところを見てみたいです。