生まれつき正義感が！？赤ちゃんへの実験で明らかになった人間の"本性"【AbemaTV】 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=QK6HxgqpxpU
幼児は正義の味方？
時空を超えて 「悪は根絶できるのか？」 2017年6月8日 NHK Eテレ
【案内人】モーガン・フリーマン
ある神経科学者は、人が他者の痛みに共感したとき、脳がどのように反応するかを調べている。共感する能力に、個人差はあるのだろうか。いまの裁判の問題を指摘する法律学者は、罪を裁くときの意思決定の仕組みを探る。赤ちゃんを対象に、人間の本質を調査する心理学者もいる。善や悪は、生まれつき備わった資質なのだろうか。人類は悪を根絶することができるのか、さまざまな考察を繰り広げる。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2017-06-08/31/23244/1988026/
6月8日、NHK Eテレ モーガン・フリーマン 『時空を超えて』 より
●悪は根絶できるのか？
人間は歴史が始まって以来自らの内なる暗黒面と闘ってきました。
ごく普通に見える人たちまでが、時には残虐な行為や暴力に駆り立てられます。
「サイコパス」と呼ばれる人々は、他人に共感する能力に欠けそのため人に苦痛を与えたり殺したりといったことができるのだと一般的には思われています。
カレン・ウィンはイェール大学の心理学者です。
ウィンは赤ん坊でさえ善悪を判断し、善を好むことを明らかにしました。
しかし、別の実験では人間性のネガティブな面を暴き出しています。自分をある集団と結び付け、その集団に属さない者を差別する傾向は非常に幼いうちから芽生えるというのです。
赤ちゃんに選択肢として2つの食べ物を与えます。
例えば、クラッカーとインゲンです。次に2つのぬいぐるみの犬を用意します。
試験者がぬいぐるみの犬を抱いて、「僕、このクラッカー大好きだ」
もう一方のぬいぐるみの犬を抱いて、「僕、このクラッカー大嫌い」
赤ちゃんはかなりの確率で、自分が好きなクラッカーを好きだと言った方のぬいぐるみの犬を選びます。
赤ちゃんは自分と意見が合うぬいぐるみの犬を好むだけでなく、意見が合わないぬいぐるみの犬が罰を受けるのを見たがりました。
クラッカーが嫌いなぬいぐるみの犬はその赤ちゃんにとって、「よそ者」と認定されたのです。
スティーヴン・ピンカーはハーバード大学の実験心理学者です。
残虐行為の多くはある集団が別の集団を非人間的なものと見なした時に生じます。相手の集団を害虫と変わらない存在だと思ってしまうんです。
ピンカー、「大切なのはそんなものの見方を変えることです。人を特定の集団に分けるのではなく人類を１つの集団として見ることができれば道徳的な進歩が期待できます」
小さな集団ではなくより分け隔てのない大きな集団に帰属しようとする意識の変化は、徐々に進んでいるとピンカーは考えています。
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『サイコパス』 中野信子／著 文春新書 2016年発行
脳科学が明らかにする「あなたの脳のサイコパス」 より
もともとサイコパス（psychopathy）とは、連続殺人犯などの反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念であり、日本語では「精神病質」と訳されてきました。
しかし、この字面を見ただけでサイコパスとは具体的にどのようなものか、イメージを把握できる方は少ないでしょう。サイコパスには、その実態を指し示す適切な訳語がいまだにありません。また、今日の精神医学において世界標準とされる『精神障害の診断と統計マニュアル』の最新版（DSM5）には、サイコパスという記述がありません。精神医学ではサイコパスというカテゴリーではなく、「反社会的パーソナリティ障害」という診断基準になります。そのため、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布しているのは、仕方がない面もあります。
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どうでもいい、じじぃの日記。
サイコパスとは、反社会的な人格者のことをいう。
集団から外されたサイコパスはどのように生きていけばいいのだろうか。
それでも生きていくため「ウソ」をついて、集団に少しでも認められようとしてきた。
まあ、心の犯罪はともかく、見える犯罪に手を染めないでこれたのは不思議な感じがする。
