じじぃの「未解決ファイル_291_脳内麻薬物質」

脳内麻薬geocities.jp/todo_1091 HPより)

脳内麻薬βーエンドルフィンと依存症
βーエンドルフィンはオピオイド受容体(モルヒネ様物質の作用発現に関与する細胞表面受容体タンパク質)のμ受容体に作用し、モルヒネ様作用を発揮する。ストレスなどの侵害刺激により産生されて、鎮痛・鎮静に働く。鎮痛作用はモルヒネの6.5倍。中脳腹側被蓋野のμ受容体に作動し、GABAニューロンを抑制する事で、中脳腹側被蓋野から出ているA10神経ドーパミン遊離を促進させ、それが多幸感をもたらす。パンクセップにより社会的安心感に関与する事が発見された。幼弱イヌとモルモットにモルヒネを与えると、母親から隔離された時に泣く事が少なくなる傾向が見られ、別離の苦痛の症状が緩和される事が分かった。また、βーエンドルフィンはかゆみを増強させる事も知られている。エンドルフィンにはアルファ(α)・ベータ(β)・ガンマ(γ)の3つがあり、β−エンドルフィンはその中でも苦痛を取り除く時に最も多く分泌される。
http://www.geocities.jp/todo_1091/short-story/027.htm
脳内麻薬 ウィキペディアWikipedia)より
脳内麻薬とは、モルヒネなどの麻薬と似た作用を示す物質で、脳内に自然状態で分布しているものを指す。脳内麻薬様物質とも呼ばれ、これまでに約20種類の物質が見つかっており、β-エンドルフィン、ドーパミンなどが代表的とされる。
また、鎮痛剤として使われるモルヒネを代表とするオピオイド製剤とも密接に関係しており、肉体的苦痛に際して脳内で生成されるβ-エンドルフィンの鎮痛効果はモルヒネの6.5倍と言われており、また脳内麻薬の呼称は多幸感をもたらすことから来ている。

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『大雑学〈1〉 数字で知る人体』 日本推学研究会 毎日新聞社 2004年発行
脳のなかには20種以上の麻薬がある 脳自身が麻薬を作っている より
日本では、麻薬を使用することは法律で禁じられている。ところが人間は誰でも体のなかに麻薬をもっている。麻薬があるのは脳のなかで、その麻薬を製造しているのは脳自身である。モルヒネなどの麻薬を注射すると、痛みをしずめ、快感や多幸感をもたらす。麻薬がそうした作用をするのは、脳のなかに麻薬と結合する受容体(レセプター)があるからだということが分かった。そして脳が麻薬と結合する受容体を持っているということは、脳内にはもともと麻薬に似た物質があるに違いないとの考えが出てきて、ついにその物質が発見された。
アミノ酸がつながってできる物質をペプチドという。脳内麻薬物質はこれまで20種ほど見つかっているが、いずれもペプチドで、エンドルフィン類、エンケファリン類、ダイノルフィン類に分類されている。それらの脳内麻薬は、モルヒネと同じような働きをする。マラソンやジョギングなどのランニングに伴う快感、あるいはダンスや水泳などの運動による心地よさは、脳内麻薬の作用による。

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どうでもいい、じじぃの日記。
一昔前、脳の神経伝達物質の種類は50種類あるといわれていたが、現在では100種類以上といわれている。
神経伝達物質は、大別すると、「小分子伝達物質」と「神経ペプチド伝達物質」に分かれる。小分子伝達物質は小さな有機分子からなり、神経ペプチド伝達物質はアミノ酸が連なった大きな分子からなる。
小分子伝達物質には、アセチルコリンドーパミンノルアドレナリンセロトニングルタミン酸、γーアミノ酸(GABA)、グリシンヒスタミンなどがある。
神経ペプチド伝達物質には、β-エンドルフィン、オキシトシンなどがある。
γーアミノ酸(GABA)は海馬、小脳、大脳基底核にあり、グルタミン酸から作られる。不安を静めたり、睡眠を促したりする重要な抑制性の神経伝達物質である。
「麻薬があるのは脳のなかで、その麻薬を製造しているのは脳自身である」
脳のなかで、β-エンドルフィン、ドーパミンなどの麻薬物質が作られているのだそうだ。
脳の構成成分は、水分を除くと脂質が60%といわれている。
脂ぎった糖尿病患者の脳は、脳内麻薬物質で満たされているのだ?