じじぃの「免疫の不思議・オートファジーとアレルギー!現代免疫物語」

サイエンスZERO 『オートファジー』解説 (大隅良典&水島 昇) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CBBrOPZ1pxI
アレルギー性皮膚炎

オートファジー機能修飾により食物アレルギーを抑制する
オートファジーとは細胞質内構成成分を食胞に閉じ込めてライソゾームへ運搬し分解する機能で、細胞の恒常性維持に重要であるが、オートファジー関連遺伝子の変異と炎症性腸疾患、気管支喘息との関連など、免疫・アレルギー疾患のリスク因子としての関与が報告されてきている。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25461584/
現代免疫物語―花粉症や移植が教える生命の不思議 岸本忠三・中嶋彰/著 ブルーバックス 2007年発行
花粉症物語 (一部抜粋しています)
素朴な疑問がある。アレルギーを引き起こすIgEはいったい何のために免疫の一員に加わったのだろう。現代人はIgEに迷惑を受けるばかりだ。だが発想を転換すればIgEについても効用は見えてくるかもしれない。それはIgEが引き起こす花粉症など一連のアレルギーを「警報」と解釈することだ。
免疫は一種の情報システムだ。T細胞やB細胞、さらにさまざまな免疫細胞は、微量のたんぱく質でできた情報伝達分子を出し合い、受け合って、情報を頻繁に交換し合っている。その姿はさながら、現代の高度情報社会だ。
免疫は外界との接触で成り立っているネットワークでもある。外部から抗原と呼ばれる病原体が侵入してくる。それを抗体がつかまえ免疫の営みが始まる。その様子は、まさに外の世界との会話のようにも思える。
だからこそ外部の環境が変化すると、人間の体は敏感に反応する。大量の杉花粉が日本の空を飛散するようになると、IgEはその変化を捉えて体にアレルギーを起こす。アレルギー特有の炎症反応が起こると、人間は、目のかゆみや、花づまりなどの不快さを訴え、ひどい場合は発熱、痛みさえ伴う。
だが、そうした不快さや痛みは外部に変化が起きたことを知らせるメッセージだ。もし免疫細胞が発する警報がなければ人間は、外界で起きた異変を知らぬままついに破局を迎えるかもしれない。
花粉症の急激な拡大を目にした私たち日本人は、それを「現代の文明病」と呼び始めた。私たちは花粉症やアレルギーの向こうに、現代の文明社会の、何かしらあやしげなものを感じ始めているのかもしれない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
暇なもので、病気に関する本をよく見ている。
とうとうなりたくもない70歳になってしまった。
免疫力がなくなってきたのか、手足の皮膚にやたらと痣ができている。アレルギー性皮膚炎なのだろうか。
花粉症もアレルギーの症状の1つだ。
骨 → 骨髄幹細胞 → 血液 → 白血球 → 免疫 → オートファジー(2016年 ノーベル医学生理学受賞の大隅良典氏) → アレルギー反応
みんなつながっているみたいです。