じじぃの「地下生菌・トリュフ(イボセイヨウショウロ)!地下で進化したキノコの仲間たち」

Tuber Melanosporum (2012) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1mVKc7o61-0
トリュフ

中国産イボセイヨウショウロ

北形青果 近江町本店 近江町市場
今日の八百屋さんのおススメ。拳骨のようにゴツゴツした風貌、11月から取れはじめる中国産イボセイヨウショウロが入荷してきました。イボセイヨウショウロって何やねん?いわゆるトリュフってやつです。高級そうでしょ。料理に艶のあるセクシーな香りをつけてくれる魅惑のキノコ。
中国産 トリュフ 100gあたり 1200円で販売中。市場初入荷で、思ってたよりも高かったですが、本場イタリア産などに比べれば10分の1以下の価格。鮮度がよく、よい香りが漂っています。パスタやリゾットに香りをまとわせてワインがお供なら、ここはまるで・・・
http://ohmicho-ichiba.com/portal/servlet/ohmicho.shop;jsessionid=DB38D9252BF4C1829DFE3CA7A72C20FC?tm=084529088&pShopCode=000056&pInfoCode=00000399
地球イチバン 「世界一高価なキノコの秘密」 2014年11月20日 NHK
【旅人】黒川芽以 【ナレーター】役所広司
1個3,800万円!? 白いダイヤと呼ばれ、神をもとりこにする魔性のキノコとは?
今回のイチバンは、世界で最も高価なキノコとして世界記録に認定された白トリュフを徹底取材! キャビア、フォアグラと並ぶ世界3大高級食材のひとつ。トリュフ。
収穫地として世界中のグルメの憧憬を集める産地のピエモンテ州アルバ。
トリュフは、媚薬。白トリュフには、多くのアロマ成分が含まれている。イタリアの大地や花々の香りがする。男女カップルや家族に幸福をもたらす媚薬効果がある。
取材スタッフが街の人に聞いた。
取材スタッフ、「トリュフは媚薬だと思いますか?」
若い女性1、「あると思うわ。カップルがおいしそうにトリュフを食べていたの。食べ終わったら急いで帰っていったのよ」
若い女性2、「トリュフは媚薬効果があるわよ」
取材スタッフ、「その時の話を聞かせてください」
若い女性2、「だめよ。プライベートな話だから。フフフッ」
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20141120-21-10679
『地下生菌識別図鑑 日本のトリュフ。地下で進化したキノコの仲間たち』 佐々木廣海、 木下晃彦、 奈良一秀/著 誠文堂新光社 2016年発行
トリュフの起源 (一部抜粋しています)
トリュフはいつ誕生したのだろうか。
動物や植物のように化石を見つけられれば、その化石の埋まっている地質の年代からおよその見当をつけることができる。しかしトリュフをはじめきのこの場合、発生している期間が短く、発生後も速やかに溶解するため、化石として残ることがほとんどない。このため、トリュフの謎を調べるためには、現生する種のDNA情報から推定する方法がとられる。分子時計とよばれる手法だ。
アメリカの菌学者、ボニート博士が中心となり、世界中のトリュフ研究者が集まって、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどで自生するトリュフ種を対象に、4つの遺伝子領域の塩基配列を解読し、分子時計解析によってトリュフの発生起源を推定した。
解析によるとトリュフの共通祖先(セイヨウショウロ科)は、恐竜が繁栄した時期にあたるジュラ紀後期(1億5600万年前)に、すでに菌類との共生を営んでいた被子植物から誕生したと推定された。その後、白亜紀から古第三紀にかけ(6600〜2300万年前)、共生相手の被子植物の拡散とともに各大陸へ拡がったと推定された。さらに、トリュフは地域ごとの固有性が強いことも明らかになった。たとえば日本や中国といったアジアで発生するトリュフは、ヨーロッパやアメリカで発生する種とは遠縁であることが示されたのである。この理由は、トリュフだけでなく他の地下生菌の仲間にもあてはまることだが、地上生のきのこのように風による胞子散布ではなく、哺乳類や昆虫による摂食に胞子散布を依存するため、これらの動物が移動できる近距離でしか分布範囲を広げることができないためだと考えられる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
トリュフといえば、フランス、イタリアが有名だが、トリュフの栽培も行なわれているとか。
共生相手となる樹木の根にトリュフの菌糸や胞子を接種して、根菌を形成させた感染苗をつくる。
この頃、急に涼しくなった。
クリご飯に、マツタケご飯。
スーパーで、どれにしようかな。フフフッ。