じじぃの「上昇気流・キノコにカサがあるのはなぜ?チコちゃんに叱られる」

きのこを科学する/東京農業大学 江口 文陽 先生【夢ナビTALK

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sntwXrgRyVc&feature=emb_title

キノコが大量の胞子を飛ばす瞬間

きのこを科学する

東京農業大学教授 江口文陽先生 夢ナビTALK
●きのこを活用した健康増進から環境修復まで
きのこを科学で解き明かす最前線の研究を紹介します。
きのこは、食品、新規医薬品、化粧品の原材料として活用されるばかりではなく、森林生態系の維持、環境修復や新産業創出のための切り札ともいえる天然物です。
きのこのことをもっと知りたくありませんか?
https://talk.yumenavi.info/archives/2122?site=p

チコちゃんに叱られる!

2021年2月6日 NHK
【出演者】チコちゃん(声:木村祐一)、岡村隆史塚原愛関根勤若槻千夏 【解説】江口文陽教授(東京農業大学
▽キノコのかたちには神秘的なある秘密が ▽あの火星人の姿はどうやって誕生したのか、歴史の偶然が ▽冠婚葬祭の文字で何か気になることはありませんか?
ゲストは関根勤さんと若槻千夏さん。

キノコにカサがあるのはなぜ?

チコちゃんの答え。
上昇気流を生み出すため。
キノコにカサがあるのは上昇気流を生み出すためということが考えられます。
カサの裏側そこにヒダがあって、一般的にはたくさんの胞子がついています。
お借りした映像は2009年10月18日放送 NHK Eテレアインシュタインの眼 森の恵みキノコ」。
キノコの下で煙のようにゆらゆらと揺れている胞子が出ていました。
カサを離れた胞子は下に落ちて行かず空気中を漂っています。
そしてカサの下から出ると舞い上がっています。
この原理は飛行機の翼を使った実験を見ればわかります。
気圧の高いところから低いところへ働く力、これが揚力です。
この揚力によって飛行機の翼は上に上がり飛ぶことができるのです。
キノコも同じように風が当たったとき、カサの下と上とでは気圧に差が生じて胞子は舞い上がり風に乗って遠くに飛んでいくのです。
https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/

あなたの知らない、世界最大の生物

キノコが最大の生物?と思われた方も多いでしょう。そんなに大きなキノコなんて見たことがないですよね。
しかし、一般にキノコと呼ばれているカサ&イシヅキの部分は植物で言えば花や果実にあたり、幹や根にあたる本体は、地中にある菌糸の集団となり、かなりの大きさになるようです。
1998年にアメリカ、オレゴン州の東部で発見されたオニナラタケの菌床は、総面積は約10平方km。なんと東京ドーム206個分、鹿児島県に匹敵する大きさです。推定重量約600t、推定年齢は約2400歳の超巨大キノコです。