じじぃの「マインド・ワンダリング(こころの迷走)・ストレスは有害?キラーストレス」

NHKスペシャル キラーストレス 第2回 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rD2lR-4StLQ

注意散漫? 創造的? さまよう思考が果たす役割 2014.11.22  CNN.co.jp
会議中、つい洗濯物のことを考えてしまって上司の言葉が耳に入らない。書類を読んでいる間、気がつけば何分も同じ文章を眺めていた――。近年の研究で、こうした思考のさまよい、認知科学で「マインドワンダリング」と呼ばれる現象の重要性が指摘されている。
まず、普段の私たちの意識が思いのほか長い間、マインドワンダリング状態にあることがわかってきた。米ニューヨーク大学の非常勤准教授で心理学が専門のスコット・バリー・カウフマン氏は、「日常的な認知の50%は、自然発生的な認知、つまり白昼夢やマインドワンダリングによって占められている」という。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35056928.html
NHKスペシャル 「キラーストレス第2回 ストレスから脳を守れ 〜最新科学で迫る対処法〜」 2016年6月19日
【ゲスト】林修小島瑠璃子高須光聖放送作家)、古川聡(宇宙飛行士) 【専門家】熊野宏昭(早稲田大学教授)
子どもの頃に受けたストレスが強いほど、大人になって脳の扁桃体が大きくなる傾向があることがわかりました。
ストレスを受けると副腎からストレスホルモンが分泌され、脳にあふれたストレスホルモン(コルチゾール)が原因となり、脳の海馬の神経細胞にダメージを与えていたのです。
さらに、もう一つの仕組みが状況を悪化させています。上司に怒られたりしたことが時間が経ても過去の記憶や、未来を想像してしまうのです。
マインド・ワンダリング(こころの迷走)と呼ばれています。マインド・ワンダリングが生活時間の多くを占めることが分かってきました。
生活時間の内、目の前のことを考えていないマインド・ワンダリングが47%を占めるようになっているのです。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160619
『読むだけで健康でいられる家庭の新医学』 東茂由/著 KAWADE夢文庫 2015年発行
「ストレスは有害」と思う人ほどストレスにやられる より
ストレス社会と言われるこんにち、ストレスは健康を害する大きな要因となっていると考えられます。慢性的に過剰なストレスにさらされると、心身のさまざまな病気を引き起こすことになります。
実はストレスについて、アメリカの健康心理学者ケリー・マクゴニガル氏は、新しい知見を示しています。彼女の著書に「スタンフォードの自分を変える教室」(大和書房)がありますが、これは2012年に日本で翻訳され、ベストセラーになりました。
ストレスについての講演がEテレNHK)の番組で取り上げられましたが、そのタイトルが「ストレスと仲良くする方法」でした。その中でマクゴニガル氏は、驚くべきことを述べています。
「この10年間、健康心理学者として指導し続けたことは、人の健康を改善するどころか、害を及ぼしたということです。それはストレスに関することで、ストレスは病気の遠因になると何年も言ってきました」
彼女はストレスを敵視してきたそうですが、今までストレスに対する考え方が変わったと言います。そのきっかけは、アメリカの成人3万人に対して8年間行われた、ストレスに対する調査でした。
この研究では、まず全員に、過去1年間のストレスの度合いと、ストレスが健康に害になると考えているか否かを聞きました。そしてその後、参加者の誰が亡くなったかを調べました。
その結果、前年いひどいストレスを経験した人たちは、死亡するリスクが43&も高かったことがわかりました。だだし、それは、「ストレスが健康に害を及ぼす」と信じていた人たちだけに言えることでした。
ひどいストレスを経験しても、ストレスが無害だと思う人たちの死亡リスクは上がるどころか、ストレスがほとんどなかったグループと比較しても、参加者の中でもっとも低いものだったそうです。
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ストレスが原因で死にたくなかったら、ストレスは悪いものという心(考え方)の癖を直したほうがいいようです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6/19、NHKスペシャル 「キラーストレス第2回 ストレスから脳を守れ 〜最新科学で迫る対処法〜」を観た。
こんなことを言っていた。
ストレスに強い人、弱い人がいる
頑張るストレス ・・・アドレナリンというホルモンを分泌する
我慢するストレス・・・落ち込み・不安など心の反応が起きる
我々の生活で、意外にボケっとしている(無駄な)時間が多い。マインド・ワンダリング(こころの迷走)と言われている。
過去を振り返ったり、未来のことを考えたりするのは、不安を抱えていることがあるからだ。
アメリカやヨーロッパで広がっているストレスを減らすトレーニング(マインドフルネス)がある。
ただ座って目を閉じているだけに見えるが、大企業や学校でも刑務所でも取り入れられている。
日本には剣道や茶道など心を集中させる文化がある。これらはストレス対策に有効なのだ。