じじぃの「人の生きざま_604_朱・鎔基(中国・政治家)」

十三五之歌 The 13 WHAT - A song about China's 13th 5-year-plan 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LhLrHCKMqyM
朱鎔基

第20話 朱鎔基前首相のWTO加盟交渉秘話の示唆 社長セミナー/日本経営合理化協会
中国の加盟交渉は15年の歳月を費やし、首席代表は4人も変わりそれぞれの役割を果たしたが、最大の功労者は実は当時の首相朱鎔基氏である。彼の決断力とリーダーシップがなければ、中国のWTO加盟は大幅に遅れることになるのは間違いない。
当時の中国首席交渉代表、貿易省(現商務省)副大臣竜永図氏は数年後、ある講演で交渉の難しさを語ったが、そのうち最も注目されるのは朱鎔基前首相の対米直接交渉の秘話である。
http://jmcasemi.jp/column/article.php?article=1138
朱鎔基 ウィキペディアWikipedia)より
朱 鎔基(しゅ ようき、ヂュー・ロンチー、1928年10月1日 - )は中華人民共和国の政治家。第5代国務院総理(首相)、第14期・第15期中国共産党中央政治局常務委員などを務めた。
【経歴】
湖南省長沙市に生まれる。明王朝の開祖朱元璋19世の子孫で堂坡朱氏。
1997年9月の第15期党中央委員会第1回全体会議(第15期1中全会)で政治局常務委員に再任され、1998年3月17日、国務院総理に就任した。
朱鎔基は前年の全国金融工作会議と中央経済工作会議で表明した国有企業改革・金融改革・政府機構改革を、「2000年までに実現すべき三大改革」と位置づけて、経済改革と国務院改革に着手した。朱は経済の開放政策をさらに加速させることで外資を取り込み、また「外圧」を利用して改革を推進しようと考えた。2001年11月には、中国の世界貿易機関WTO)加盟を実現させた。

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プライムニュース 「中国全人代を読み解く 6.5%成長は可能か 金美齢・朱建栄の着眼」 2016年3月8日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】佐藤正久自由民主党参議院議員 参議院外交防衛委員長)、金美齢(評論家)、朱建栄(東洋学園大学教授)
5日に開幕した中国の全人代全国人民代表大会)。
今回の注目は、2020年までの経済・社会の発展目標を含む、第13次5ヵ年計画が正式に決定されることだ。去年11月に公表された草案では、「中高速成長の維持」を目標に、習近平国家主席は年平均6.5%の経済成長率の必要性を説いていたが、今の中国にそれを維持する体力はあるのか? また、就任から3年となる習主席の求心力は健在なのか?
李克強首相はこれからの5年間の経済政策を盛り込んだ「第13次5ヵ年計画」を発表。
李首相は2020年までにGDPと所得を倍増させる目標と同時に、GDP成長目標を前回の7%から引き下げ6.5%を維持する方針を示した。
かつて国有企業が重工業を牽引することで目覚ましい発展を遂げてきた中国。
しかし、今や国有企業の存在自体が中国経済構造改革を阻む要因になっている。
人員整理で生じた大量の失業者への対処を誤れば社会不安が広がる懸念がある。
その一方で、改革を先送りにすれば経済の失速を招きかねない。
●中国全人代開幕・国有企業改革の行方
具体的に「整理、撤退」とはどういうことを指すのか。
中央政府が管理している国営企業100社があり、地方政府が管理している会社がもっとたくさんある。
反町理、「共産主義国家における解雇は変ではないか」
朱建榮、「中国の鉄鋼産業は8億トン、日本は1億トン。明らかに過剰で環境汚染などいろいろな問題をもたらす。李克強首相が紙に書いた報告は9000万トンの生産能力縮小だが読み上げたのは900万トンと読み上げた。反発、地方の利権など簡単ではない。かつては社会主義国家は全員雇用。経済改革の中では出来ない。朱鎔基が大量に人員整理をして10年後に競争力を持った。中国経済がハードランディングすることはないが、成功を確保する確証はない。株価問題、不動産は最近は価格が高騰している。朱鎔基のおかげでWTO加盟できた」
金美齢、「不動産の高騰は上海など大都会で、ゴーストタウンは厳然としてある。朱鎔基は賢明なリーダーだったがそれ故に失墜した」
佐藤正久、「中国がゾンビ企業にどう立ち向かうかを見ておかないと中国経済が世界経済のリスク要因と言われるゆえんだ。鉄鋼、セメント、造船、自動車など600万人とも言われている。日本に影響が出る」
提言 「今後の中国をどう見るか」
金美齢 「七つの中国」
 中国は大きすぎる。人口にしても領土にしても適当なサイズというものがある。異質なものが無理矢理くっついているのは無理。7つくらいに連邦制度で分けるのがいいのではないか。前に7つの中国という本を出したが、台湾で出たものを李登輝に日本で翻訳して出して欲しいと言われた。モンゴル、チベットウイグル、東北地方、満州、北京、南と7つくらいに分けて連邦制をとるとうまくいく。
朱建榮 「十年スパン」
 中国を見る上でも日中関係でも長いスパンで考える。中国の趨勢は変らない。日本は世界最大の相手国。もっと利益を求める。これからの10年間を真剣に考えることが重要だ。
佐藤正久 「核心、改革、膨張」
 習近平国家主席がどれだけ核心としての存在感を国内で強めていくか。毛沢東訒小平江沢民につづいての核心。国有企業改革がどこまで行くか。同時に覇権的膨張主義の動きがどこまで広がるのか、という3つの視点で見ることが大事だ。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d160308_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d160308_1