じじぃの「未解決ファイル_270_インクレチン製剤(糖尿病)」

糖尿病〜いよいよ始まった新しい治療〜 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=E78fA5GZLs0
血糖値を下げたい人へ 効果最速の秘策SP : 「ためしてガッテン 2010年12月8日 NHK
12月8日のためしてガッテンでは糖尿病の新薬「インクレチン関連薬」の開発のきっかけとなった爬虫類について紹介していました。その爬虫類とは、アメリカのアリゾナ州の砂漠にすむ「アメリカドクトカゲ」です。名前の通り毒を持っていますが、インクレチン関連薬にはその毒は関係ありません。関係があるのは、アメリカドクトカゲの血糖値を一定に保つ身体の機能です。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20101208.html
『ぜんぶわかる最先端医療』 菊地眞/監修 成美堂出版 2013年発行
DPP-4阻害薬 インクレチン製剤 (一部抜粋しています)
2型糖尿病薬物療法ではインスリンの分泌を増やす薬、インスリンの感受性を高める薬、食後の血糖値を改善する薬の3種類の薬を組み合わせて使用します。しかし、これらの薬が効きすぎたり、激しい運動をしたときには、血糖値が下がりすぎる低血糖を招くことがありました。
2009年に新しく登場したインクレチン製剤は、小腸から分泌されたインスリンの分泌を促進するホルモン、インクレチン(GIPとGLP-1)を利用した薬剤で、インスリンの分泌を促し、血糖値を適切に調整することができます。
食事などによって摂取された栄養が小腸へ届くと、小腸からインクレチンが分泌され、膵細胞を刺激してインスリンを放出させます。ただし、インクレチンのGLP-1は放出されるとすぐにDPP-4という酵素に分解されてしまいます。
このことから、インクレチン製剤にはGLP-1のはたらきを高めるGLP-1受容体作道薬と、DPP-4のはたらきを抑えるDPP-4阻害薬の2種類があります。
GLP-1受容体作道薬はGLP-1に似た構造で、DPP-4によって分解されにくいたんぱく質でできています。GLP-1のように、膵細胞からインスリンを分泌させることができます。
またDPP-4阻害薬は、DPP-4と結合して、そのはたらきを抑え、GLP-1の分解を防ぎます。
インクレチン製剤には血糖をコントロールするはたらきのほかに、食欲を抑えて体重増加を防ぐ、膵細胞を促進するというはたらきもあり、注目されています。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『ぜんぶわかる最先端医療』という本に「DPP-4阻害薬 インクレチン製剤」が載っていた。
私は20年前から糖尿病で、一時血糖値が330もあった。
5年ぐらい前まで、インスリン注射を打っていた。
その頃、NHKためしてガッテン」で「血糖値を下げたい人へ 効果最速の秘策SP」をやっていた。
アメリカ毒トカゲというのがエサを食べても全く血糖値が上がらないのだそうだ。砂漠に棲んでいて、エサにありつく機会が少ない。急にエサを食べたら血糖値がすぐ上がりそうなものだが。エサを食べたとき、内蔵からインクレチンというホルモンが分泌され、このインクレチンがインスリンの分泌を促すのだそうだ。
こんな情報があったので、病院で自分の膵臓からインスリンが分泌されているのか、調べてもらった。膵臓からは健常人ほどではないがインスリンが分泌されていることが分かった。
インスリンの分泌があるのでインスリン注射でなくて、この分泌を促す薬でもいいわけだ。
この薬がアメリカで開発され、日本では製品名ジャヌビアという名前で発売されている。まあ、インスリン注射を打つのから飲み薬に変ったのだから、楽になった。血糖値も大体250前後に落ち着いている。