じじぃの「人の生きざま_578_森田・健作(政治家)」

' さらば涙と言おう ' 森田健作「おれは男だ!」主題歌 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=es40AmeAIuU
森田健作

森田健作 ウィキペディアWikipedia)より
森田 健作(本名:鈴木 栄治(すずき えいじ)1949年12月16日 - )は、日本の政治家。2009年4月5日より千葉県知事に就任。知事業務上、法的効果が必要な文章には本名を使用している。かつては、俳優、歌手、司会者、タレントとして活動。俳優・タレントとしてはサンミュージックに所属。同社所属タレント第1号。
1971年、日本テレビ系の青春ドラマ『おれは男だ!』に主演する。劇中で「剣道に打ち込む実直かつ純朴な青年」を演じ、青春スターとして若い女性から人気を得た。以来、青春映画・テレビドラマに多数出演し、後々「青春の巨匠」と呼ばれるようになる。プロマイドも爆発的に売れ、1971年、1972年、1974年の年間売上実績が男性部門で1位となった。

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『主婦と演芸』 清水ミチコ/著 幻冬舎 2013年発行
森田健作さんのまぶしさのせいで京本政樹さんが…… (一部抜粋しています)
〇月×日
私が中高生だった頃、熱血学園もののドラマブームがありました。若くて熱い生徒や教師をたくさん見てきましたが、彼らも時代とともに、そういったシリーズから卒業して行きました。しかし、どの役者さんも熱血を一生懸命演じていたのに比べ、森田健作さんだけは、どこか(演じてなさそう)という、妙に自然な活力が全身にみなぎっているのがわかりました。声が高いのも災いしていたのかもしれません。知事に当選した彼を見て、やはりそれは間違いじゃなかった、と確信しました。他の政治家に比べて、当選初日から、気張り方や発声など、ガッツ精神の密度がぜんぜん違うのです。内側から熱い。アジア映画のよう。
しかし、政治家なら熱いままでもまだぜんぜん大丈夫。その横で、応援に駆け付けた京本政樹さんが、夜なのにサングラスをかけていたという心理がつかめませんでしたが、おそらく外面からも輝いた森田さんが、よほどまぶしかったのではと想像します。さて、武田鉄矢さんもそうですが、お芝居に必要なのは、実は役者のひたむきな努力や演技力ではなく、「主人公に最初から向いていた」にあるのでは? ついでに言うとよくあるエッチなシーンで、ヒヒヒと野卑な顔で行為に及ぼうとする男の役にも、(おや、これは芝居じゃないだろ、野生の笑みでは?)といぶかってしまう時があります。