じじぃの「人の生きざま_426_せんだ・みつお」

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せんだみつお

せんだみつお ウィキペディアWikipedia)より
せんだ みつお(1947年(昭和22年)7月29日 - )は、日本のタレント、コメディアン。本名、中野 光雄(なかの みつお)。
樺太真岡郡真岡町生まれ、東京都育ち。
法政大学第一高等学校(現:法政大学高等学校)卒業、駒澤大学経済学部中退。中退後服部栄養専門学校に入学、調理師の免許を取得。
子役時代を経て、1970年代にラジオ番組・テレビ番組の人気司会者となった。「ナハッ」などのギャグで知られる。

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『逢えてよかった!』 永六輔/著 朝日新聞社 1995年発行
せんだみつおさん――自分を演出する”凄み” (一部抜粋しています)
芸能界には楽しいエピソードがいっぱい。
森繁久彌さんが近所に住むせんだみつおさんの坊やを連れて寿司屋に行った。
坊やが森繁さんに言う。
「どうしてここのお寿司はグルグル回らないの?」
この真相をせんださんに聞いた。
「私がジョークで言った言葉が、人を介して、森繁さんに伝わり、森繁さんが自分の話にして言ったり、書いたりしたんです」
これは森繁さんの話術の面白さであって、聞く人にも創作の方が説得力がある。
そのせんださん自身は典型的な軽薄タレントと言われているが、これが曲者(くせもの)。コメディアンは頭の回転が速く、教養が高いほど、バカを演じてニヤニヤしていると見ていい。的確な状況判断の上、どのように三枚目を演じるかにスリルを感じている人たちなのだ。
大河ドラマ花の乱』に登場したせんださんは、十分に演出意図を汲みとっているということがわかる。
ラジオでのゲストの場合、自分で自分を演出する彼の言動は、面白いを超えて「凄い」と思う。「うまい」のや「可愛い」のはたくさんいるが、「凄い」と思わせるタレントはめったにいない。
その腕を見抜く人たちには凄みが伝わるが、そうでないと、軽薄な悪ふざけにしかみえないという不幸がつきまとう。もとより当人は承知の上だから同情しなくてもいい。