じじぃの「不思議な南半球・宇宙から見た地球はどっちが上?サイエンス言誤学」

Apollo 11 Lunar Landing: HBO From the Earth to the Moon 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=u1ssw5aJyrk
月面から見た地球

油井さん「日の丸誇らしい」 こうのとりドッキング成功 信頼性の高さ証明 2015年8月25日 産経ニュース
こうのとりは24日夜、高度約400キロの軌道を回るISSに到着。長期滞在中の油井亀美也さん(45)がロボットアームでつかんだ。ISSへ引き寄せられた後、金具で固定。電源や通信の接続を確認し、25日午前2時28分にドッキング作業を完了した。
ISSへの物資補給機は昨年以降、米国とロシアが打ち上げに相次ぎ失敗しており、こうのとりへの期待が国際的に高まっていた。こうのとりのドッキング成功は5回連続となり、信頼性の高さを世界に示した。
http://www.sankei.com/life/news/150825/lif1508250001-n1.html
それでも火星へ行きたい──日本人候補者が語る「マーズ・ワン」の魅力 2015年2月6日 ライブドアニュース
オランダのNPO法人が、一般から希望者を公募し、2025年に火星移住を実現させるプロジェクト「マーズ・ワン」計画をスタートさせた。
火星にたどり着いたあと地球に戻ってこられない“片道切符”にもかかわらず、多くの応募者が集まった。NHKスペシャル「NEXT WORLD」取材班は、マーズ・ワンのCEOおよび選考に残っている日本人の候補者にインタビューを行った。
http://news.livedoor.com/article/detail/9758454/
『サイエンス言誤学』 清水義範/著 朝日新聞社 2001年発行
南半球 (一部抜粋しています)
私の姪が5歳ぐらいの時、話していてオーストラリアのことが話題になった。その時は夏だった。
「オーストラリアは今、冬なんだよ」
と私は言った。誰かに教わっているらしく、姪はそのことを知っていた。そして、ちょっと考えてからこう言った。
「じゃあ、オーストラリアでは今頃クリスマスをやってるの」
「いや、クリスマスは日本と同じ日だよ。でもそのクリスマスは、海水浴がしたいくらいに暑い夏なのさ」
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東海林さだおさんがアフリカへ行った旅行記の中に、この渦巻きについての楽しいエピソードが出ていた。
赤道がここを通っている、という国で、そのアフリカ人のおじさんは渦巻きショーをやるのだ。バケツの底に穴をあけて水を抜く。その時、ほら赤道の北だと渦巻きがこっち向きだ。南へ来ると逆になるじゃろう、とやって見せてお金をもらうのだ。
で、実はそのおじさんのバケツの持ち方のコツで、渦はどうにでもなるのだそうだ。それってとても愛嬌のあるインチキで、いいでしょう。
とにかく南半球は、そこはかとなく不思議である。
学生の頃、小松左京さんの本に書かれていて、読んでギョッとしたのが、こういう指摘だった。
「世界地図を逆さにしても、その地図は何ら変ではない。宇宙空間にどっちが上ということはないのだから、北極が地球の上側だということはないのである」
すごく意表を突かれた思いがしませんか。我々はなんとなく、北が上、だと思いこんでいますよね。
たとえば、スペース・シャトルから撮った写真があって、地球が写っていて、南極大陸が上になっている写真だったとしましょう。
その写真を雑誌にレイアウトする時、編集者はおそらくこう言う。
「あっ、写真が天地逆になってるじゃないか」
そんなことはないのである。南極が上だろうが、横向きだろうがかまわないのだ。皆さんも一度世界地図を逆さにして見てください。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ちょっと古い本だが、清水義範著 『サイエンス言誤学』を読んでいたら「南半球」というのがあった。
「宇宙空間にどっちが上ということはないのだから、北極が地球の上側だということはないのである」
月や火星表面から見た地球の北極って、上側になってないの? (^^;;