じじぃの「火星に生命は存在するのか・走り回るキュリオシティ!地球外生命」

Twelve Months in Two Minutes; Curiosity's First Year on Mars 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8Alq08Poqb0
Go! Hayabusa2! 通常版 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=YNeSVGRAM5U
キュリオシティ

はやぶさ2

火星に生命は存在するのか  Google 検索
https://www.google.co.jp/search?q=%E7%81%AB%E6%98%9F%E3%81%AB%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AF%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B&sa=N&rlz=1C1CHPO_jaJP580JP580&espv=210&es_sm=93&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ei=NLY0U4jiF8iHkAWZqIHgDg&ved=0CEcQsAQ4Cg&biw=1034&bih=600
はやぶさ2」完成 12月ごろ打ち上げへ (追加) 2014年8月31日 NHKニュース
4年前、数々のトラブルを乗り越えて地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」の機体が完成し、31日、報道関係者に公開されました。打ち上げはことし12月ごろの予定です。
はやぶさ2」は、小惑星で採取した石や砂を地球に持ち帰り太陽系が誕生した当時の姿や生命の起源に迫る予定で、初代の「はやぶさ」とは異なる水や有機物を含むタイプの小惑星を目指します。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140831/k10014229541000.html
火星で淡水湖跡を発見、微生物がいた可能性も 2013.12.11 WIRED.jp
米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「キュリオシティ」が、数十億年前にあったと見られる淡水湖の形跡を発見した。微生物が生息できる環境があったことを裏付けるものだ。
http://wired.jp/2013/12/11/curiosity-mars-lake/
『地球外生命 われわれは孤独か』 井田茂、長沼毅/著 岩波新書 2014年発行
火星の太古の渚 (一部抜粋しています)
火星は地球に比べて直径で半分くらい、重さで約10分の1の小さい惑星です。大気の主成分は二酸化炭素ですが、気圧は低くて、地球大気の0.007〜0.009倍しかありません。表面重力は地球の3分の1ほどと小さいので、もともとあった大気がだんだんと宇宙空間に逃げていき、ここまで減ってしまったのだろうと考えられています。
     ・
1990年代後半から、火星探査が再び始まります。アメリカのマーズ・グローバル・サーベイヤー、マーズ・パスファインダー、2001マーズ・オデッセイ、マーズ・エクスプロレーション・ローバー、ヨッロッパのマーズ・エクスプレスといった探査機が次々と火星に打ち込まれました。
ここで驚きの発見がありました。古い表層(35億年以上前)が露出している地域で、水が流れたような地形がたくさん見つかったのです。さらに、水が関与しないとできないような岩石や鉱物も発見されました。これらのことから、火星の誕生後10億年くらいまでの間に、表面に液体の水があったと考えられるのです。初期の火星は十分な量の大気を持っていて、それによる温室効果で温暖で液体の水も存在したのが、火星が小型で重力が弱いゆえに、だんだん大気を失って、それがしたがって水も消えたと考えれば、つじつまは合っています。
では、その当時、火星には生命が誕生していたのでしょうか?
火星の地形などの証拠は、水はあっても火星の全面を覆うものではなく、湖沼とか小規模の海のようなものだったということを示唆します。浅瀬のようなところがいっぱいあって、乾いたり水がかぶったりという冠水と干出を繰り返したのではないかと思われます(火星には大きな衛星はありませんが、太陽による潮汐があります)。水の量の条件で言えば、35億年以上前の火星は生命誕生にうってつけの場所だったということになります。生命の火星起源説が生れるひとつの根拠です。
これらの結果を受け、もう一度、火星生命探査ミッションをやってみようというのが、アメリカの「マーズ・サイエンス。ラボラトリー」です。着陸して火星を動き回る探査ローバーの「キュリオシティ」という愛称のほうが、聞き覚えがあるかもしれません。キュリオシティとは好奇心という意味です。
2012年、キュリオシティは火星の大地に降り立ちました。火星表面を動き回り、水が関与してできた蒸発岩や礫岩などといった岩石を発見し、「かって火星には水があった」という証拠を豊富に集めました。土壌を採取して分析し、水分が含まれていることも発見しました。
キュリオシティが生命の証拠として探し求めた物質に、メタンガスがあります。少し前の2009年、地上の望遠鏡からの観測で、火星大気にメタンを発見したという発表があり、注目されました。キュリオシティはそれを確かめようとしたのです。
地球の大気にもメタンはあります。その大半は、動物の消火器や海底堆積物に住んでいるメタン生成菌(アーキア)が吐き出したものです。メタンという分子は、太陽の紫外線があたると、すぐに壊れてしまいます。そんな不安定な分子が大気に一定量存在しているのは、メタン生成菌がせっせと作り出しているからです。
また、酸素分子も壊れやすい分子です。それが地球大気に大量に存在しているのは、光合成生物(植物やシアノバクテリアなど)が猛烈な量の酸素を絶えず吐き出しているからです。
いろいろな成分の気体を混ぜておいて化学反応をさせていくと、そのときの条件に応じて、ある一定の組成になっていきます。これを「平衡組成」と言います。平衡組成は化学反応式からきちっと計算できます。地球大気は、生物起源のメタンや酸素が多く存在して、平衡大気組成から大きく外れています。逆に言うと、平衡組成から外れた大気があれば、そこに生命がいる可能性が高いということになります。
そのようなわけで、火星大気にメタン発見かというニュースは注目されたのです。ところが、2013年に発表されたキュリオシティの測定結果は、「メタンは検出できず」。またまた空振りでした。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
先日、図書館のなかで新刊書コーナーを覗いてみたら、『地球外生命 われわれは孤独か』という本があった。
著者はあの科学界でインディ・ジョーンズと言われている長沼毅さんだ。
「2012年、キュリオシティは火星の大地に降り立ちました。火星表面を動き回り、水が関与してできた蒸発岩や礫岩などといった岩石を発見し、『かって火星には水があった』という証拠を豊富に集めました。土壌を採取して分析し、水分が含まれていることも発見しました」
かって火星には水があった、か。
「2013年に発表されたキュリオシティの測定結果は、『メタンは検出できず』。またまた空振りでした」
キュリオシティは今現在、火星表面をうろうろしているらしい。
はやぶさ2」よ、火星に降り立って、地中に穴を開け、火星生物を採取して持ち帰ってこい。
なんか、できそうな感じがするんだが。