じじぃの「がん(癌)は昔からあったのか・新手の敵か?私たちは今でも進化しているのか」

中国の大気汚染とPM2.5の現状と原因を美人女性キャスターが暴露した情報がヤバ過ぎる!消された動画で逮捕され死刑にならない理由とは? 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=jKGbmpdWd1U
【衝撃】中国に“がん村”と呼ばれる深刻な地域が存在した! 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=q-6yws_agQw
中国 泡をふくスイカ

  海を汚す国

クローズアップ現代 「海に漂う“見えないゴミ” 〜マイクロプラスチックの脅威〜」 (追加) 2015年10月29日 NHK
【司会】国谷裕子 【ゲスト】高田秀重(東京農工大学 教授)
一見、ゴミも浮いていない海。しかし、その中にある微細な物質が大量に漂っている。大きさ5㎜以下のプラスチック=“マイクロプラスチック”だ。
世界中から海に流れ出るプラスチックの量は、推計最大1300万トン。それが砕け目に見えないほど小さくなり、海に漂っているのだ。“マイクロプラスチック”は、海水中の油に溶けやすい有害物質を吸着させる特徴を持っていて、100万倍に濃縮させるという研究結果も出ていて、生態系への影響が懸念され始めている。今年のG7でも、マイクロプラスチックの問題が、世界的課題だと指摘され、日本の環境省も大規模調査を開始している。世界の海で何がおきているのか。
マイクロプラスチックの海への流出量 (2010年)
1.中国      353万t
2.インドネシア 129
3.フィリピン    75
4.ベトナム    73
5.スリランカ   64
20.アメリカ    11
30.日本       3.6
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3725.html
『私たちは今でも進化しているのか?』 マーリーン・ズック/著、渡会圭子/訳 文藝春秋 2015年発行
病気と健康の進化論 (一部抜粋しています)
これだけは、はっきりしておこう。原始人の食事をまねたり、裸足で運動したりしようとする人たちは、それがかっこいいから(あるいはおいしいから、気持ちいいから)しているわけではない。健康で、もしかしたら長く生きられるからだ。たとえば”マークス・デイリー・アップル”のブログで、ある人が「免疫機能を高める食事――動物性脂肪が多く、低糖質のパレオ式、あるいは伝統的な自然食品など――は体を強くするから、すべての癌を防いでくれる」と楽観的な書き込みをしていた。さらに大胆なコメントもあるが、なぜか結末はしんみりしている。「健康は自分で完全にコントロールするものだと認識する必要がある。そうでなければ、自分の遺伝子で病気になる運命が決まるなんて、どんな人生なんだ」
本当に、どんな人生なのだろう。私たちの遺伝子と現代のライフスタイルが重なると、必ず病気になるというのだろうか。それとも病気にかかりやすくする可能性がある遺伝子も、進化にともなって変り、常にまわりを取り巻いている病気と闘えるようになったのだろうか。
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しかし最後に笑うのは結核ではない。イアン・バーンズ率いるイギリスとスウェーデンの科学者グループが、それぞれ違った期間、人が多い都会的環境で生活していた17の集団のDNAサンプルで、結核耐性に関わる遺伝子変異の出現頻度を調べた。たとえばトルコのアナトリア人は、紀元前6000年から定住生活をしていたが、あるスーダンの民族が都会化したのは1919年以降だ。バーンズらは、近接して定住していた機関が長いほど、耐性遺伝子が一般的に見られると予測した。それは正しかった。都会化した集団ほど抵抗力が高く、ほんの数世代で進化した反応が現れた。
なぜ誰もが(少なくとも都市において)同じ耐性を示さないのだろうか。ここでもやはり、そうそうおいしい話はないということだ。結核耐性の遺伝子を持つ人は、免疫系が敏感すぎて、自分自身を攻撃して傷つけてしまう”自己免疫疾患”になりやすいらしい。それでもこの場合(そしておそらく他の多くの場合も)、私たちの祖先の遺伝子に執着する。あるいは昔の遺伝子のほうが環境に適応していたとするのは、よい考えではなかっただろう。
癌は恐ろしい病気である。自分が経験している、あるいは親しい友人や親戚に癌と診断された人も多いだろう。米国癌協会によると、癌はアメリカにおける死因の第2位であり、アメリカの全男性の半分、全女性の3分の1が、一生の間に癌になるという。癌の発見と治療にはあらゆる高度な技術が関わっているためか、癌が多くなったのは最近の現象であり、昔は今ほど癌に苦しむ人はいなかったと思われがちだ。2007年にやはり米国癌協会が行った調査では、70パーセント近くのアメリカ人が、アメリカでは癌で死ぬリスクが高まっていると信じているという。このような研究が始まったころ、狩猟採集民と生活をともにした人類学者が、狩猟や採集で生活している人々がとても健康で、癌という病気はないように見えるということについて、意見を述べていた。
少なくともパレオ式の食事や生活習慣の熱心な実践者の一部は、予想通り、農業開始以降の環境と、穀物や他の加工食品を食べるようになったことに原因があると主張している。これは目新しい意見ではない。
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2010年にエジプトの学者のロザリー・ディヴィッドとマイケル・ジマーマンが、有史以前に生きていた人々の癌に関する本の論評を発表したとき、癌を文明(少なくとも近代的な都市の生活)がもたらした災いとする考えへの関心が復活した。彼らがとりあげた本の中には、ミイラ化した人体の調査や、古代の文書なども含まれていた。それらに癌と思われる事例がほとんど見られなかったため、彼らは「昔は癌がほとんどなかった」という結論に至った。その論文でディヴィッドとジマーマンは、近代における癌の増加と食事を結びつけていないが「現代社会に発癌性物質が増えていることと関わりがあるかもしれない」とは推測している。ディヴィッドはさらに「自然の環境には癌の原因となるものはない。大気汚染から食生活、生活習慣の変化まで、癌は人間がつくりだした病気なのだ」と述べたと伝えられている。
この主張は大きな注目を集め、メディアには『ミイラは嘘をつかない:癌は人間がつくった現代病』、『現代人が引き起こした癌』など、刺激的な見出しが現れた。人間が農業を始め、都市に定住するようになったのが間違いだったという、最悪の恐怖を確認するかのようだった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『私たちは今でも進化しているのか?』という本を読んでいたら、「ミイラは嘘をつかない」があった。
「昔は癌がほとんどなかった」
そういえば、旧約聖書に出てくるアブラハムなんかは175歳で亡くなったとか書かれている。
平均すれば現代人の方が医学が進んでいるから長寿なんだろうが、古代メソポタミア文明を築いたシュメール人は長生きだったらしい。
先日、テレビで中国の「がん村」というのをやっていた。
中国で汚染された水がどこにいくのか。黄海を通って、主に日本海らしい。
ネットで「中国の汚染水 日本海」をキーに検索すると、中国からの汚染物質が流れ込んでいるのがわかる。