【学べる】マイクロプラスチック海洋汚染(かいようおせん)のアニメ
海洋プラスチックごみの35%が洗濯由来の繊維くず?
マイクロプラスチックの海洋流出を防ぐ『環境にやさしい洗濯ネット』
2021-07-14 ラ・メール ~海からのプラスチックレポート~
今回は、マイクロプラスチックを含む繊維くずによる海洋汚染問題を解決のため、繊維くずの流出を抑制する洗濯ネットについて、アパレル大手の(株)アダストリアで開発され、今年の5月末にアダストリアグループから販売開始された『ファイバーホールドバッグ』とドイツで開発され、パタゴニアによる販売で世界的に認知が広まっている『グッピーフレンド・ウォシングバッグ』について紹介します。
https://ameblo.jp/lamer-1128/entry-12682843126.html
『暮らしのSDGs術 : 地球を救う実践版』
ライフ・エキスパート/編 KAWADE夢文庫 2022年発行
4章 環境にも人にもやさしいファッションの楽しみ方とは より
服から出るマイクロプラスチックを抑えるには?
服を買うときは、できるだけ天然素材を選びましょう。化学繊維はマイクロプラスチックを海に流出させる危険があります。
2021年にカナダの研究チームが公表した調査結果によれば、北極海の海水にはマイクロプラスチックが大量に存在していて、その約9割がポリエステルなどの化学繊維由来とのこと。
「家庭で衣類を洗濯した際の廃水が、海の汚染につながっている可能性がある」と警告しています。
また、イギリスの研究チームが、アクリル、ポリエステル、コットン-ポリエステル混合の3種の服を家庭用の洗濯機で洗って廃水を調べたところ、もっともマイクロプラスチックのファイバーが多かったのがアクリルで、1回の洗濯で約73万本の化学繊維を放出していたそうです。
これは、コットン-ポリエステル混合の約5倍、ポリエステルの1.5倍に相当します。
海をマイクロプラスチックで汚したくないなら、化学繊維は避けて、天然素材を着るのがいちばんです。
とはいうものの、いまある化学繊維をぜんぶ捨ててしまうわけにもいかないでしょう。そんなときに洗濯の仕方を工夫しましょう。
少量ずつではなく、まとめて洗濯することで、マイクロプラスチックの流出量を抑えることができます。洗濯物が多いほうが、衣類同士の摩擦が抑えられ、洗う時間を短くしたほうが、水も多く使わずにすむため、節約できます。結果としてマイクロプラスチックも抑えられるのです。
また、マイクロプラスチックを流出させない目の細かい洗濯バッグ「グッピーフレンド」や、衣類と一緒に入れるとマイクロプラスチックファイバーを絡め取ってくれる「コーラボール」などの商品も役に立つかもしれません。
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どうでもいい、じじぃの日記。
「プラスチックごみ」というと、川岸にペットボトルが浮かんでいるイメージだ。
目に捕えられるゴミよりも、目だけでは捕えられない「マイクロプラスチック」の方が環境に対して悪いのかもしれない。
合成繊維の服を洗濯すると、細かい糸くずがたくさん流れます。その数は、ある研究によれば、「1枚の洋服を1回洗うたびに1900個」!
今度から、洗濯するときはこんなことを思い出すのだろうなあ。
どうでもいい、ことではなさそうだ。