じじぃの「ゴリラとチンパンジーはどう違う・自我意識はあるの?雑学の本」

Orangutan Washes Face With Wash Cloth (Evolution) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=QUM2anIYf4I&feature=related
ゾウのスダーちゃんが描いた宮迫の顔

鏡を見て、自分だと認識できるのは、人間以外ではなんでしょうか。 2014/3/3 Yahoo!知恵袋
回答
鏡に映った自分の姿を見て「自分だ」と認識するのは、「(自己)鏡像認知(鏡像認識)」と呼ばれていて、発達心理学の古くからの研究テーマの一つだそうです。人間の場合にはだいたい2歳くらいから、この能力を獲得すると言われているということです。(一度「鏡像認知」などをキーワードに検索を掛けてみて下さい。)
ただこれが他種の動物となるとかなり特殊な能力だそうで、これまでに厳密なテスト(「マークテスト」と言います)をパスした動物は、チンパンジーボノボ、オランウータン、バンドウ(ハンドウ)イルカ、アジアゾウカササギだそうです。この他、ヨウム(オウムの一種)、ブタ、イカで、鏡像認知の能力があるのでは?とする研究結果が発表されているようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11121903716
チンパンジーオラウータン、ゴリラ、猿、一番頭が良い順に並べて下さい。 2013/2/18 Yahoo!知恵袋
回答
何を持って頭がいいとするかはありますが、一般的には オランウータン>チンパンジー>ゴリラ>猿 とされています。
(オランウータンとチンパンジーは逆とされる事もあります)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12102257022
チンパンジー ウィキペディアWikipedia)より
チンパンジー(Pan troglodytes)は、哺乳綱サル目(霊長目)ヒト科チンパンジー属に分類される類人猿である。
チンパンジーの特筆すべき習性として「子殺し」がある。オス達が他の集団の赤ん坊を襲う、オスが同じ集団の赤ん坊を殺す、さらに、メスが同じ集団の赤ん坊を殺す、など様々なパターンが観察されている。いずれの場合でも、殺した赤ん坊を食べてしまうことがある。子殺しによって、他のオスの血統を減らし、自らの遺伝子をより多く残す繁殖戦略であるという説もあるが、ライオンなどの子殺しと違ってどの子が自分の血を引いていないか明確でなく、この習性がチンパンジーの社会でどのような役割を果しているのかはよく分かっていない。

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NHKドキュメンタリー 時空を超えて 「“私”は何者なのか?」 (追加)  2016年7月8日 NHK Eテレ
【語り】モーガン・フリーマン
カリフォルニア大学 児童心理学者のアリソン・ゴプニックは、人間が初めて自分を認識するのはいつなのかを解明しようとしています。
自分が何者であるのか。最も重要な部分は人生のかなり初期の段階で学びます。
人間の場合、鏡に映った自分を自分と認識するのは生後6ヵ月経ってからです。
ゴプニックはクッキーのラベルが付いた箱で、3歳のジェニーヴァがどこまで認識しているかテストをします。
ゴプニック、「箱の中には何が入ってると思う?」
ジェニーヴァ、「クッキー」
中身を取り出し、それがマーカーペンだと知ったジェニーヴァはクッキーが入っていると思ったこととうまく折り合いがつけられません。
4歳のジムにも同じテストをしてみました。
ゴプニック、「箱の中には何が入ってると思う?」
ジム、「クッキー」
中身を取り出し、それがマーカーペンだと知ったジム。
ゴプニック、「最初は箱が閉まってたよね? 開ける前は何が入っていると思った?」
ジム、「クッキー」
ゴプニック、「本当は何が入ってた?」
ジム、「マーカー」
自分を自分と認識するのは生後6ヵ月ごろからなのに対して、他人の心を読み取り始めるのは、4歳児ごろからなのです。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/
100分 de 名著 名著46 種の起源 第4回 進化論の「今」と「未来」 2015年8月26日 NHK Eテレ
【司会】伊集院光武内陶子 【ゲスト講師】長谷川眞理子総合研究大学院大学教授)
種の起源」の中でダーウィンは、一つの巨大な生命観を提示する。全ての生物は「生命の樹」といわれる一つの巨大な連鎖でつながっており、人間もその一部にすぎないと説く。人間には他の生物を意のままに操る権利などはなく、互いに尊重し共存していかなければならないというのがダーウィンのメッセージだった。そして「種の起源」以降、ダーウィンは、その研究の対象を人間へと広げていく。それは現代の人間観にも大きな影響を与えている。一方で、「進化論」は「人種差別」「強者の論理」などを肯定するイデオロギーだという誤解も絶えない。果たして「進化論」が生み出した人間観とは何だったのか?第4回は、「進化論」にまつわる数々の誤解を解くとともに、現代の人間観にとって「進化論」がどのような意味をもっているかを解き明かしていく。
類人猿(ゴリラ、チンパンジー)のマキャベリ知性仮説(集団社会生活を営む中で、同種他個体に対する戦略的欺きによって脳の進化が促されたとする)について紹介している。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/46_kigen/index.html
『時間を忘れるほど面白い雑学の本』 竹内均/編集 知的生きかた文庫 2011年発行
ゴリラとチンパンジー、どちらが「やさしい性格」? より
昔、東京の多摩自然動物公園で実際にあった話です。
ゴリラを見ていた子どもが、塀から体を乗り出しすぎて堀に落ちてしまいました。すると、それを見たゴリラが自分も堀に下り、泣いている子どものそばに行ったのです。
「あっ、襲われる」と、見ていた人たちは大騒ぎ。
通報を受けて駆けつけた飼育係が、刺激しないように恐る恐る近づいていくと、ゴリラは幼児を抱きかかえてギロリと彼を睨みつけました。みんな、そのとき「ああ、もう駄目だ」と思ったそうです。
さて、このあとゴリラはどうしたと思いますか。
何と、抱いていた子どもを、そうっと飼育係に差し出したのです。そのゴリラは子どもを助けにいったのでした。
ゴリラというと、体が大きくて怖そうな顔つきをしているためか、獰猛な動物だと思っている人が少なくないようです。ところが、それは全くの誤解で、本当は暴力など好まない、やさしくて頭のいい動物だということがこの話でよくわかかります。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『時間を忘れるほど面白い雑学の本』を見ていたら、「ゴリラとチンパンジー、どちらが『やさしい性格』?」があった。
ゴリラとチンパンジーとで、どこが違うか?
最近、大きな脳を持つ動物は自分を認識できることが明らかになってきた。
たとえば、自分を映せる鏡を目の前に置けば、ゾウやイルカ、チンパンジーなどは自己認識ができる。さらには、他者と自分を区別する能力をも持っているのだそうだ。
動物に意識があるかは、常識的に考えると上記のような動物は人間に近い意識があるのではないか。
私は大人の発達障害者だ。昔は発達障害は母親などからの愛情などが関係していると思われていたが、最近は、脳科学の発達で先天的な脳障害ということが分かってきた。
チンパンジーの「子殺し」というのがある。
ゴリラやオランウータンにはないらしい。
人間は自分の欠点を客観的に捉えられる点では、チンパンジーよりマシなのかもしれない。