じじぃの「人の死にざま_1522_ビクトリア(イギリス女王)」

Queen Victoria (1819-1901) - A Life in Images and on Film 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=o8wkASmSVPQ
ビクトリア女王


ビクトリア(イギリス女王) ウィキペディアWikipedia)より
ビクトリア(Victoria、1819年5月24日 - 1901年1月22日)は、イギリス・ハノーヴァー朝の第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)、初代インド女帝(在位:1877年1月1日 - 1901年1月22日)。世界各地を植民地化・半植民地化して繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られ、その治世はビクトリア(ヴィクトリア)朝と呼ばれる。在位は63年7ヵ月にも及び、歴代イギリス国王の中でも最長である。

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『世界を変えた100日 - 写真がとらえた歴史の瞬間』 ニック・ヤップ/著、村田綾子/訳 ナショナルジオグラフィック社 2008年発行
1897年6月22日 英国の女王、栄光の式典 (一部抜粋しています)
からりとよく晴れた1日になりそうだった。78歳なるふくよかなビクトリア女王(1819 - 1901)は、自身と国民に対する誇りに満ちあふれていた。在位60年、大英帝国は、かつてない繁栄を謳歌し、領土はカナダのツンドラ地帯からニュージーランドのサザンアルプス山脈に及び、リゾート地バミューダ諸島から北ボルネオ(現サバ)の熱帯雨林、ロンドンのスラム街からインド、コルカタのスラム街まで配下に治めていた。帝国内には無数の人種や宗教、公国や王国、氏族が存在し、環礁に万年氷原、灼熱の砂漠まであった。
この最高の日の朝、ビクトリア女王は波紋織りの黒いドレスを着た。ドレスには紫がかった灰色の細長い布が肩からかかり、銀糸でバラ、アザミ、シャムロック(クローバー)と、イングランドスコットランドアイルランドそれぞれの国花の刺繍がほどこされていた。それから、女王はバッキンガム宮殿内の電信室に向かうと広大な帝国の全国民にメッセージを伝えた。世界中からの無数の祝賀メッセージや贈り物に対する返信だ。「愛する我が国民の皆さんに心から感謝します。皆さんに神の祝福を」
ビクトリア女王ももっとも輝かしいひとときだった。羽根飾りがついた帽子をかぶり、シルクの白い日傘を手にした女王は、馬車でロンドンの街に向かった。5万人の衛兵とともに馬車は宮殿からセント・ポール大聖堂までの道のりを行進した。
足腰が弱っていた女王が建物の階段をあがれないため、記礼拝堂は大聖堂の外でおこなわれた。女王はいっそう喜びに満ち、ますます賑わう街中を抜け宮殿に戻ると、思いを日記に綴った。