じじぃの「神話伝説_61_フレデリック・マイヤース(死後の世界)」

霊界動画 (第一章) ~死と旅立ち~ 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=QQaoBn-Ek7U
本当にある天国と地獄の証 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=l0y6ipKca_k
2. マイヤースと「太陽人」
マイヤースは、死後の世界を次の如く7段階に分けています。
  ①地上界
  ②中間境(冥府)
  ③夢幻界(死の直後の世界)
  ④色彩界(エイドスの世界)
  ⑤光焔界(ヘリオスの世界)
  ⑥光明界(純粋理性の世界)
  ⑦超越界(無時の世界)
 西洋人は何でも七つに分ける傾向がありますが、マイヤースもむりやり7段階にした形跡があります。①の「地上界」はこの世のことですから、死後の世界に入れるのはおかしいと言わざるを得ませ ん。そして②の「中間境」も、仏教で言う「中有」と同じで、一時的な滞在場所に過ぎません。スウェデンボルグが言う「精霊界」と同じものです。そうすると、③の「夢幻界」からが本当の霊界ということ になります。
http://homepage2.nifty.com/nihonshingaku/page020.html
フレデリック・ウィリアム・ヘンリー・マイヤース ウィキペディアWikipedia)より
フレデリック・ウィリアム・ヘンリー・マイヤース(Frederick William Henry Myers, 1843年2月6日 - 1901年1月17日)は、古典文学者、詩人。
SPR創立の主要メンバーのひとり。精力的に調査を続けた結果死後存続を確信し、大部「人間個性とその死後存続」を発表し、後の心霊学者に多大な影響を与えた。彼の人柄は、モーゼスが「霊訓」の基になったノートをマイヤースに遺託したことで推察できる。

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『眠れないほど面白い死後の世界: 前世、臨死体験、輪廻転生……の謎に迫る!』 並木伸一郎/著 王様文庫 2014年発行
「霊界マップ」が存在する!? (一部抜粋しています)
霊界については、なんと「地図」の存在がしばしば語られる。
といっても、イスラム教やユダヤ教ヒンドゥー教、そして仏教においても、天国と地獄の界層が、しばしばわかりやすく図式化されている。
また、誰に、どこで見せてもらったのか、遠い過去の記憶で失念してしまったが、「輪廻転生は”ある一定の法則”にのっとって起こる。転生する場所や時代はその法則によって決められている」として、前世や来世の出生地が導き出せる計算式と地図を見せられたこともある。
霊界における地図の形はさまざまだ。
これらの中でも”霊界の構造”として、筆者が最も信頼をしているのが、19世紀に活躍した霊界の研究者フレデリック・マイヤースが主張するものだ。というのもマイヤースの”霊界地図”には、宗教を超えた世界が広がるからだ。
C・カミングス著の『世界心霊宝典<第2巻> 不滅への道』『世界心霊宝典<第5巻> 人間個性を超えて』(国書刊行会刊)に詳しいので、この2つの書から抜粋しながら紹介しよう。
彼は「霊的世界は7つの界層に分けられる」とし、同時に「遍歴する魂の旅程表でもある」と語っている。
ちなみに、霊界を自由に出入りしたという、エマヌエル・スウェデンボルグもこの”7つの界層”説を支持しておりマイヤースの発言との共通点も多い。マイヤースは「すべての霊は、その進化にあわせて上昇していく」と語るが、一番下にあたる第1界が「地上の世界」だ。肉体という形で経験するすべてを含む物資界を指す。
第2界にあたるのは「冥府」だ。ここでは、地上の記憶を点検する。いわば、現世と霊界の中間だ。
第3界は「精霊界」といってもいいかもしれない。地上世界の思い出と反省のために過ごす世界で、ここでは地上での欲望はすべて満たされる。
第4界は「色彩界」だ。霊界はここから始まる。この第4界においても霊魂は地上に似た形態をしている。とはいえ、物質界にあった肉体より、はるかに精妙な体をしているのだという。
第5界をマイヤースは「火焔界(かえんかい)」と呼ぶ。この世界では、霊魂は革命的な飛躍を遂げるのだという。実は、霊媒たちが霊視によって具体的な情報を得られるのは第4界までで、この第5界以上になると、その世界もかたちもまったく変貌してしまうのだそうだ。
その高次元の世界の様子は、我々の想像の範疇を超えており、その世界を実現するボキャブラリーは我々の世界にはないのだという。つまり、我々が頭で理解できるのは第4界まで。そもそも霊魂の再生が、第4界までで止まっているのだという。
とはいえ、「第7界まである」というのだから、気にはなるだろう。
先ほど紹介した第5界だが、この「火焔界」に入るとき、霊魂はそれまでの形態のすべてを捨て去ることになる。そして、地上とはまったく異なった時間やリズムに行き、一種の流動状態で存在するようになる。それは”太陽意識のシンボルである炎を身につけるようなもの”ともいえる。そして、その転生の先は、なんと銀河系の巨星なのだという。