じじぃの「人の生きざま_468_菅原・文太」

菅原文太さんが死去 高倉健さんに続き大物俳優がまた… 2014年12月1日 日刊ゲンダイ
俳優の菅原文太さんが死亡していたことが1日、分かった。享年81。高倉健さんに続く“大物俳優”の訃報だ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/155391
トラック野郎 熱風5000キロ(予告編) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tv0k4CkHWxM
菅原文太氏のスペシャルゲストあいさつ 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8PFTMiaHXAc
菅原文太

菅原文太 ウィキペディアWikipedia)より
菅原 文太(すがわら ぶんた、1933年〈昭和8年〉8月16日 - 2014年〈平成26年〉11月28日)は、日本の俳優、声優、ラジオパーソナリティ・農業従事者。宮城県仙台市出身。愛称は文ちゃん・文太兄い。
代表作は映画『仁義なき戦い』シリーズ、『トラック野郎』シリーズ。どちらも日本映画史に残る配給収入を上げた。父は洋画家、詩人の狭間二郎(元新聞記者)。妻は菅原のマネージャーを務めており、長男は菅原加織。他に娘が2人いる。
【死亡】
2014年11月13日に定期健診で病院を訪れてそのまま入院、入院中に高倉健(2014年11月10日没)の死去を知り、『健さん東映、映画のことは時間を置いて自分で(思いを)書きます』と関係者に伝えていたという。しかし11月28日午前3時、転移性肝がんによる肝不全により東京都内の病院で死去した。81歳没。晩年は山梨県北杜市に住んでおり、11月30日に福岡県太宰府市太宰府天満宮祖霊殿で家族葬を行った。

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新報道2001 2015年1月18日 フジテレビ
【レギュラー出演】須田哲夫、平井文夫、吉田恵 【コメンテーター】アグネス・チャン、佐藤B作、川嶋朗、長尾和宏、武見敬三高橋進
▽がん治療
がんと闘った患者たちの選択を特集。菅原文太さんは肝臓がんで去年11月死去。
菅原文太さんは、8年前に膀胱がんで余命半年と宣告された。がんを治療するためには膀胱の摘出が必要と告げられたが拒否し、鎌田實医師を頼って他の治療法を探した。その後、筑波大学病院で陽子線治療を受けた。
がんを摘出しないことを選択し、その後の講演では自分の生き方は自分で選択すべきと語った。
菅原文太さんの肝臓がんについて、赤座英之医師は腕の良い医師なら取れる程度の転移だった、手術を受けない選択は本人の尊厳としてときに必要などと話した。
http://www.fujitv.co.jp/shin2001/index.html
週刊現代 2014年12.20日
追悼グラフ 菅原文太とその仲間たちより
ひらめきで生まれたトラック野郎コンビ 【執筆者】俳優 愛川欽也
'70年ごろ、たまたまつけたテレビで「近頃、東名高速で派手なトラックが走っている」というニュースが流れていました。
一緒に映画を撮ろうと話していた文ちゃんの顔がすぐに浮かび、2人で東映に企画を持ち込んだんです。当時、青年2人がスポーツカーで旅をするアメリカのドラマ『ルート66』が好きでしたが、トラックというのがなんとも僕たちらしい。最高のコンビだったと思っています。
知性を表に出さない、品があった 【執筆者】脚本家・映画監督 山田太一
最後にお会いしたのは今年の春。文太さんのラジオ番組に呼んで頂き、対談をしました。『獅子の時代』以来の再会でした。
文太さんも僕も、終戦と同時に大人たちの言い分が百八十度変わるのを経験した世代。晩年、ラジオなどで反権力的な発言を繰り返されたのは、「お上の言うことは信じられない」という思いがあったからかもしれません。
知的で聡明な人でしたが、「トラック野郎」など、演じるのは知性を表に出さない役が多かった。それでも、「本当の俺は違う」などと決して言わず、いつでも役柄を全うされていた。品のある、立派な役者さんでした。