じじぃの「未解決ファイル_230_トキソプラズマ」

自殺するコオロギ、ゾンビ化するゴキブリ、その他の寄生生物にまつわる話 動画 TED.com
http://www.ted.com/talks/ed_yong_suicidal_wasps_zombie_roaches_and_other_tales_of_parasites?language=ja#t-4709
がん診断で画期的な研究発表 線虫で、がんの有無を高確率で判定(15/03/12) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tWYqOiF5Nls
【発見】寄生虫トキソプラズマ」は免疫細胞を利用して感染を拡大する 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=YVmp2knM1a8
トキソプラズマ

先天性トキソプラズマ ばばじろう記事
妊婦さんが気をつけなければならない感染症はいくつかありますが、現在でもあまり知られていないものの一つがトキソプラズマ症です。
http://www.babajiro.com/babajiro/news/20130512toxoplasmosis/infection.htm
トキソプラズマが人の脳を操る仕組み January 24, 2013 ナショナルジオグラフィック
チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130124003
スーパープレゼンテーション 「自殺するコオロギ ゾンビ化するゴキブリ…寄生虫にまつわる物語」 2014年11月5日 NHK Eテレ
【プレゼンター】エド・ヨン(サイエンス・ライター)
●番組ナビゲータ 伊藤穰一 による解説
イギリスのサイエンス・ライター、エド・ヨンのプレゼンテーションは、今年開催されたTEDカンファレンスでいちばん面白かったプレゼンだと思います。
「自殺するコオロギ、ゾンビ化するゴキブリと、寄生虫にまつわる物語」というちょっと気持ち悪いタイトルですが、本当にびっくりするような、サイエンス・フィクションみたいな語でした。
プレゼンテーションの中で、マインドコントロールする寄生虫の話がありました。「ねずみに寄生し、猫から逃げるのではなく、猫に向かって行くように操る」など、すごく高度な効果を生み出しています。現在の科学技術ではなかなか再現できない効果です。
こうした寄生虫のマインドコントロールの科学を分析していくことで、いずれ、われわれの脳に役立つ、いろいろな薬の発見、開発が期待できるかも知れません。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/141105.html
どうでもいい、じじぃの日記。
11/5、NHK Eテレ スーパープレゼンテーション 「自殺するコオロギ ゾンビ化するゴキブリ…寄生虫にまつわる物語」を観た。
こんなことを言っていた。
寄生虫はどうやって宿主をコントロールするのでしょう? まだよくわかっていません。
トキソプラズマが作る酵素ドーパミンの元になります。ドーパミンはやる気や報酬に関わる物質です。
この物質はネズミの脳の特定の部位、性的興奮を感じる部分などを刺激します。でも、これらがどう組み合わさるかは今のところ明らかになっていません。
明らかなのは、この生物が単細胞であること、神経系もなければ、意識だってありません。体すらないんです。にもかかわらず、哺乳類を操れるんです。私たちも哺乳類です。ネズミよりはずっと賢いですが、でも脳の仕組みは基本的に同じです。
同じような細胞で構成され、同じ化学物質が働き、同じ寄生虫を持っています。推定値にバラツキがありますが、あるデータによると、世界の3人に1人は脳にトキソプラズマが寄生しているといわれます。
通常、これが明らかな病気を引き起こすわけではありません。寄生虫は不活性な状態で、長い間潜んでいます。
でも、こんな事も知られています。トキソプラズマ感染者はほんの僅かですが、性格検査の結果に違いがあるとか交通事故に遭うリスクが若干高いとか、統合失調症の患者の中には感染者が多い可能性も示唆されています。
しかし、トキソプラズマはネズミに寄生すると、本来ネコから逃げなくてはならないのに逆に近づいていってしまいます。
証拠はまだ決定的ではなく、トキソプラズマの専門家の間でも、この寄生虫が我々の行動にどう影響するかは意見の分かれるところですが、他の生物を操るものがそこら中にいること考えると、人間だけが影響されないとは考えられません。
じじぃの感想
トキソプラズマという寄生虫は目に見えないほどの大きさなんだそうだ。
トキソプラズマはネズミに寄生すると、本来ネコから逃げなくてはならないのに逆に近づいていってしまいます」
プレゼンターのエド・ヨンが、人間の思考がこんな寄生虫の影響を受けて行動しているのかもしれない、とか言っていた。
もしかしたら、じじぃの大人の発達障害トキソプラズマのせいかもしれない。