じじぃの「人の死にざま_1420_スタンレー・ミルグラム」

Stanley Milgram - Obedience 動画 Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Jqr5-dWk6Gw
権威づけの道具 「王冠」

実はナチスアイヒマンが実験のヒントだった? 〜恐怖の心理学実験「スタンフォード監獄実験」が始まった日  謎カレンダー
映画「es」の元になったとしても有名なこの実験は、ナチス強制収容所の責任者であったアイヒマンにヒントを得て行われた実験だった。
http://enigma-calender.blogspot.jp/2014/03/stanford-prison.html
スタンレー・ミルグラム ウィキペディアWikipedia)より
スタンレー・ミルグラム(Stanley Milgram、1933年8月15日 - 1984年12月20日)は、アメリカ合衆国の心理学者。イェール大学とペンシルベニア大学で教鞭をとった。
イェール大学在職中に、スモール・ワールド現象(六次の隔たりの元になった概念)や権威に対する服従についてのミルグラム実験を行った事で知られている。

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必ず役立つ! 「(○○)の法則」事典 烏賀陽正弘/著 PHP文庫 2012年発行
人は権威に盲従する ミルグラムの法則 (一部抜粋しています)
これはアメリカ・イェール大学の心理学者、スタンレー・ミルグラムが「人は権威に盲従する」と唱えた法則である。ユダヤ人の彼が、1961年にこの法則を打ち出したのは、当時行われた、アドルフ・アイヒマンの裁判に大きく影響されたからだ。
アドルフ・アイヒマンは、ユダヤ人虐殺(ホロコースト)の主導的役割を果したかどで、逃亡先のアルゼンチンでモサッド(イスラエルの情報帰還)に逮捕され、イスラエルで裁判にかけられて絞首刑に処せられた。その裁判の際、彼は抗弁として、自分が主導したのではなく、上からの命令に従ったに過ぎないと主張した。
そこでミルグラム氏は、アイヒマンがいうように、果たして権威に対して、美化が言いなりに服従するのかどうかを試す、有名な「ミルグラムの実験」、別称「アイヒマンの実験」を行なったのである。
この実験は、被験者を「教師」と「生徒」の2つに分けて、「教師」の被験者がどういう反応を示すかを試した。そこで、権威ある博士が「教師」に語句とその答えを4つ用意して、「生徒」に選ばせ、答えが間違っているなら、「教師」は罰として「生徒」に、間違いの数に伴い電気ショックを段階的に強く流すようにと指示した。
しかし、実は「生徒」はサクラの役者たちで、実際に電圧は加えられていないにもかかわらず、電圧が強まるごとに「生徒」には大げさに痛みを訴えさせて「教師」の被験者がどう反応を示すかを見たのである。
その結果、「生徒」が演技で痛みを誇張したので、教師の中にはたまりかねて実験を中止する者も出たが、驚いたことに「教師」の65%(40人中26人)までが、最大電圧となる450ボルトを、博士に指示されるままに、「生徒」に加えていた。
「教師」の被験者は、権威ある博士に言葉で指示されただけで、彼に盲従していたのである。